理不尽なことを言われてイライラが引きずる時に試して欲しいイライラを止める改善法と考え方

学校や家庭、会社に勤めて他人と一緒に仕事をすると腹が立つことは日常茶飯事です。

 

そのイラついている時間も気持ちも無駄だとは分かっているし、気にしないのが一番だとも分かっているが怒りとはなかなか静まらないことが多い。

一度気になるとそれに集中してしまう。

 

人に相談すれば気にしないのが一番、割り切るしかないというアドバイスにもならない言葉が返ってきます。

 

こんな時どうしたらそのイライラを緩和できるのかの考え方とおすすめ方法を書いていきたいと思います。




イライラを実況する

イライラしている気持を心の中で実況してみましょう。

余計腹立たしい感情が根付くのではないかと思われるかもしれませんが、やり方があります。

 

例えば上司にお願いされた仕事を時間通りにこなし提出したが、お願いされた内容が途中で変わってしまい、その仕事が無駄になってしまった。

もっと早くに教えることもできた上司は詫びることもせずもう一度仕事をし直して欲しいと要求。

変更したならその時に言え!この時間返せ!せめて謝れとイライラしていたとします。

 

この一連を思うと余計苛ついてしまうので、私が勧めたいのはイライラしている内容ではなく『イライラのタイプの分析』です。

 

【怒りの症状の分析方法】

 

  • 私は今イライラしている。
  • そのイライラで体が熱くなってくる。
  • 心の奥底でザラザラした感じがする。
  • そのざらざらの色はきっと黒に近い緑色だ。
  • 脇や背中に汗がかくほどだ。
  • 喉が渇く。
  • 少し手が震えている。

 

というように『何故』『誰に』イラついているのかではなくそのイラついている状況で『どんな症状が体に出ているのか』を実況してください。

 

想像が入ってもいいですし、その時ふとお腹が空いていたらそれを実況してもいいです。

 

これは怒りを客観的に見ることができ、冷静になれる要素にも繋がります。

 

ただ自分が怒っている原因・理由を思い出したりして『あいつ何であんな態度なんだ』と他者を加入させないでください。

他人を考えることがイライラしてしまう元なのです。

 

そしてイライラの症状の実況から思いを自分の今の状況へ思いを飛ばしてください。

 

例えば

 

呼吸で胸が上下している

靴の裏からオフィスの絨毯の感触を感じる。

少しタバコ臭い。

肌にワイシャツのしわがこすれている。

 

だんだんとイライラしている症状から逸れていきます。

 

イライラ実況する方法は瞑想の一種でもあります。

 

瞑想は目を閉じて心を無にして感じるままに身をゆだね、今自分がいる世界から離れてひたすら物思いにふけることです。

少しの事でも動揺しない精神を鍛えられ、ストレスを解放させるのに有効的だとされています。

 

自分ではコントロールできない他人が自分の思い通りに行かなければ人は腹を立てます。

 

これは他者のテリトリーに加入しすぎているからとも取れます。

どうしようもないことを考えると余計に不満が募りストレスになってしまうので、自身がコントロールでき分析できる範囲で何とかするのが効果的なんです。

 

他人がイライラしていてその事情を聞いても自分が冷静でいられるのは相手のイライラしている心理状態を客観視できているからです。

また感情移入しすぎると一緒になって怒ります。

これは相手の感情に自分も入り込んでしまっていて客観視できていないからです。

 

イライラして次の仕事ができない、忘れられない腹立たしさがあった時に深呼吸をしてこの実況型の瞑想を試していただきたい。



イライラしているのは相手が馬鹿なのに自分がそれに何も言えないから

怒りを与えてくる人ってバカなんです。

自分のレベルにあっていない人が余計なことをしたり、無礼だったり、横柄だったりとその態度が自身の世界とは違うことで腹が立つことってありますね。

 

相手が自分のレベルと違うから。

もっと言うとフィールドという世界が違うから。

 

イライラした時に良くアドバイスされる”気にしない方がいい・気にしたら負け”というのはここにあるんですね。

違う世界の人間を気にしても世界が交わることはあり得ない。

 

そしてそういう相手に対して反抗的な態度をとることが許されない相手だったり、言うだけ無駄だと分かっていてただ自分が腹を立てて終わらせようとする選択をしがちです。

 

こちらに選択肢がないのに一方的にイライラさせられているから余計に腹が立ってしまうんですよね。

 

他人は別の生き物

イラつかせてくる奴はバカなんだ。

じゃ相手を見下せばいいんじゃないかという事でもなく、相手にしても意味のない生命体と思った方がいいかもしれない。

 

自分がキリンならば相手はイルカだと違う種類の動物だから世界が違うんだと。

キリンが好きな木の葉っぱをイルカは食べる事も見ることもできません。

そんな感じで住む世界が違う別の生き物とみてしまうことも一つの手です。

 

しかし人は時や場合によって態度も関係性も変わります。

同じキリン組だったのに急に象組になっちゃったという感じでしょうか。

 

前まではいい関係だったのに立場が変わったとたんにムカつく奴になったなんてあります。

 

あの時はこうだったけど今はこうなっている、というシンプルな捉え方で区切って相手を見てください。

あの時はこうだったのに今はこうなっていると繋げると恨みに変わります。

 

今・現在自分はこんな感情になっているという事に視点を置くことも、怒りをシンプルにとらえることができる方法だと思います。

過去のイライラと混ぜると肥大してしまったり、昔は良い奴だったからそこまで怒れないと考えると自分の感情をごまかそうとし始めるので余計ストレスが溜まります。

 

相手は別の生き物だと見て怒りやイライラしている感情に対してはシンプルにとらえましょう。

 

イライラなどの感情の話とは変わってきますが、この考え方をできるようになった起点は為末大さん執筆の『諦める力』を読んでからでした。

成功している人の歴史ではなく考え方に触れるのはとても価値があります。

 

気にしない、割り切れないならそれでいいがコントロール不能な暴走車だと思え

怒りだけでなく何か嫌なことがあったら人はそのネガティブな事情に支配されがちです。

 

他人からしたら他人事なので『割り切れ』なんていう、そんなの分かってるけどできないんだよ!というアドバイスしかもらえません。

これは理解されていないからです。

 

気持ちの転換は確かに次の仕事や行動に移すためや、他人の事で無意味に感情が支配されている無駄な時間を過ごすこともないので大変合理的ではある。

 

しかし人間は複雑な感情を持った生き物です。

そうやすやすとできればストレスもたまらないしずっと穏やかでハッピーな気持ちをキープできる。

もしかしたら喧嘩やいじめや戦争なんかもなくなる。

 

しかしそうじゃない、それができないのが人間です。

 

割り切れなんて無責任なことを言われても不満が募るだけである。

 

それならいっそその気持ちに素直になって欲しい。

イライラしている感情を割り切れないなら割り切る必要はありません。

だってできないから。

 

人はできないことをやれと言われると混乱してパンクしてしまいます。

これは悪循環でしかない。

 

それならもう怒りを認めてしまえばこの混乱したり、怒りを抑えきれない自分がストレスに感じることが減るわけです。

純粋にただイライラしているだけの状態に落ち着かせましょう。

 

しかし注意しないといけないのは強い怒りは判断能力を狂わせます。

思想が停止し思いがけない行動をする可能性もあるのです。

 

その怒りに任せてただ怒りを発散させたいがための自分勝手な稼働力はリスクも周りと自分への被害が大きい。

1度深呼吸をしてできるならばチョコを一欠けら食べるか、好きな飲み物を飲んでください。

 

自分が怒りを覚えているその状態は自分でさえコントロールが困難な状態である暴走車になっているんだと念頭に置いておいてください。

この暴走した車の近くに関係のない人がいた場合どうなるのか。

 

自分の状態によって周りにどんな影響が起こってしまうのかまで考えることができれば、おそらく冷静さを取り返せています。

 

周りの事を想うことも怒りを鎮めて、自分を客観視できるきっかけにもなります。

 

怒りはメリットもある

イライラしたり怒っている感情の時って何か物事がうまくいかないとにになります。

何でこうなるんだという事態に対して危機感を持っているけどすぐに解決できないなどのもどかしさからイライラしてしまうこともあります。

 

逆にとらえるとこのイライラしている感情は問題を解決しようとする原動力にもなっているのです。

危機感を感じたり、素早く行動できたりと怒りという感情は悪い事ばかりではないように思います。

 

イライラするからと発散のために暴れるのはリスクがあると上記で書きましたが、しっかりと目的や問題解決のための行動であるならばプラスの働きに変わります。

 

こういった問題が起こった時の苛立ちは解決すればスッと引きます。

そのために迅速かつ確実に行動し解決のために原因を突き止めようとする行動に繋がるので問題が解決すればイライラも消えるし問題も解決しているしと一石二鳥な結果にもなる。

 

メリットもあるので怒りやイライラが悪い事ばかりではないと捉えることもそう言った感情になった時に少し楽になるように思います。