2019年上映『劇場版名探偵コナン名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)』がつまらなさそう

名探偵コナンのテレビアニメ1話からリアルタイムで見ていた名探偵コナンの自称古参ファン。

小学校に上がってからお小遣いをもらえるようになりコナンのコミックを買い集め最新刊が出るのを何よりも楽しみにしていた子供時代でした。

また小学校で夏休み中毎日プールの授業があったのですが、そこから帰ってきて夏休みこども劇場でコナンの再放送を見るために走って家まで帰った記憶は忘れられない。

 

そんな私の生活の一部となったコナンの来年2019年4月12日に上映予定の映画『名探偵コナン 紺青の拳』特報映像がYoutubeにアップされていたのでそこから感じた感想と期待を今までのコナンについて振り返りながら書いていきます。



名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)はキッドvs京極

参照:ほんのひきだし様 より url:http://hon-hikidashi.jp/enjoy/69628/

名探偵コナンの映画も来年で23弾目となります。

ほんとにすごい。

 

そして来年の映画では初出演ではないのか?京極真。

ポスターに描かれているため初出演並びに映画のストーリのメインとして活躍するのでしょう。

 

なんで京極が?となりますが原作でも京極とキッドは宝石を巡って一度対戦しております。

コミックス82巻FILE.3『雌雄』に収録されいます。

鈴木財閥の次郎吉おじ様がキッドを撃退するために雇ったのが400戦無敗と謳われるコナン界きっての最強チートキャラ京極真。

 

コナンを知ってる人ならわかる伝説のシーン。

なんとライフルの球を見極めてよけるという神を超える技を持っています。

コミックス33巻 FILE.6 『血の(ブラッディ)バレンタイン』より

漫画取り出して撮影しましたがこのシーンかっこいいなぁと読み返してしまった…。

 

原作でのキッドと京極のバトルシーン

バトルと言いましても園子に変装していたキッドを見破り逃げるキッドを追いかけただけなのですが、その追いかけ方が人技ではない。

 

その人技ではないシーンを読んだときはコナンの世界観の軸がかなりぶれる描写にも感じました。

 

何のアクション漫画かな?という思いと、

名探偵コナンは殺人事件が毎回のように起こり人が死ぬのですが、その殺人方法は些細な衝撃やトラップで亡くなるケースもあります。

些細なといっても人を殺すには十分なやり方ではあるみたいですが。

 

犯人に対しても人間が(ギリギリ)可能なやり方での殺害方法を推理する世界なのに(たまにこれは無理だろという無茶な設定もありますが…)

 

この『雌雄』の話では、京極が建物内にある太い柱を素手や素足で破壊し、その柱でジャンプ台を作って天窓を突き破ってキッドを追いかけるというシーンがあるのですが、描き方はとてもうまいのですがそうじゃなくて、これはコナン界でやっちゃったらダメな表現なんじゃぁ…。

コミックス82巻FILE.3『雌雄』より
コミックス82巻FILE.3『雌雄』より

 

ドラゴンボールのような世界がフュージョンしてたなぁ。

もともと青山さんはコナンを書く前はYAIBAという格闘漫画を手掛けていたので、描きたかったのかなぁという受け取りもできました。

 

この話での出会いが関係しているかはっきり言えませんが、結局この話で盗んだ宝石もキッドの目当ての宝石ではなかったためその場で返して飛び立ってしまいます。

つまり戦わずして終わってしまった不完全燃焼な関わり方だったのです。

 

これのリベンジ的な感じがしたのと園子との関係を映画で発展させることも目的の一つなのか。

書いてて楽しみにもなってきてしまった…。

 

映画の舞台はシンガポール

まぁそんな話はここらへんで、どうやら来年のコナンの映画の舞台は日本を超えてシンガポールらしい。

実際の海外を舞台にしたのは今回が初めてだはないだろうか。

 

ベイカー街の亡霊(ベイカーストリートのぼうれい)はロンドンを舞台としていますが仮想現実世界での出来事なので、実際に生身の体で海外に行くのは少し興味深いです。

 

コナンのそっくりさん アーサー・ヒライ

参照:劇場版『名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)』特報【2019年4月12日(金)公開】Youtube より
参照:劇場版『名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)』特報【2019年4月12日(金)公開】Youtube より

今回コナンのそっくりさん(?)もしくはコナン自身なのかそこはまだ分かりませんがアーサー・ヒライという色黒のコナン君そっくりなキャラクターが出てきます。

公式ページのあらすじにてアーサー・ヒライはキッドに連れられたコナン本人でした。

【公式のあらすじ 一部抜粋】

パスポートを持っていないので海外渡航できないコナンは留守番のはずだったが、彼を利用しようとするキッドの奇術的な方法により、強制的にシンガポールへ連れてこられてしまう。キッドに従わなければ日本に帰ることすらできないコナンは、メガネ、腕時計、服などすべて奪われ変装することに。その正体に気付いていない蘭に名前を聞かれ、とっさにアーサー・ヒライ(!?)と名乗る。

※公式 名探偵コナン『紺青の拳』

 

うーんなんだかあらすじを見ると今回はずれ臭な感じがすごい…。

推理あるんでしょうかね…(;^ω^)

今までコナンの映画が海外を舞台にしてこなかった理由

江戸川コナンという人物は工藤新一が幼児化して誕生した架空の人物。

よってコナンはパスポートを持っていませんし申請し作ることができません。

 

江戸川コナンという人物は存在しない人間なので外国に行くことができないんですよね。

その問題から今まで劇場版コナンは国内にとどまっての舞台しかできなかったように思います。

 

ですが原作ではコナン君はホームズの聖地であるイギリスのロンドンに出向いています。

その方法が飛行機内では工藤新一の体に戻り、ロンドン到着後に江戸川コナンの体に戻る。

というなんともヤバい方法で海外に行っちゃってます。
 
こちらはコミックス71巻 FILE.3『名探偵の弟子(ホームズのでし)』に描かれています。

この話はかなりの長編で巻を跨いで72巻のFILE.1までが1つのストーリとなっています。

 

作者の青山剛昌さんも2003年に発売されたコナンの画集の中に高山みなみさんとのスペシャル対談の記事があったのですがそこでロンドン編描きたいといっていたので、この71巻が発売されたのが2011年。

名探偵コナンカラーイラスト全集『THE COMPLETE COLOR WORKS 1994-2002』

この時のインタビューでは青山さんはベッカムにも会ってくるよ発言しており、当時サッカー界のベッカム全盛期の時代だったので、ロンドン編でベッカムを登場させるのかサッカーが絡んだ話をするのかなと思ったのですが、実際はテニスプレイヤーとの話でしたね。

時がたちすぎたのも原因ですな。

それはそうと

8年越しに描かれた待望のストーリーでした。



映画がつまらなさそうな理由

ここらへんで本題に入りましょう。

特報映像(PV)を見ただけなので今から評価するのはおかしいんじゃないかとも思われますが、PVを見てワクワクしなかったからという理由だけです。

微妙な感じとまではいいませんが、とりあえずワクワクしなかった。

PVってかなり大きいんです。

それだけで見る見ないという判断材料になるので。

 

 

PVを見た限りでは何かそそられる要素があまり感じられずといった印象です。

キッドが負傷しているようですが、なんでだろう。

(* ̄- ̄)ふ~んって感じ終わってしまった。

 

見た感じアクションや京極が出るので格闘がメインといった感じかな。

昔みたいなカラクリが隠されていて、それを使って真相に迫ったり、暗号を解いたりといういかにも謎解きという話がなくなってしまった。

アクション系は映像からの迫力があるが話の中身がなくなってきているというのが最近のコナンから感じるので残念な点である。

 

この映像から気になるところをしいて言うならコナンがシンガポールへ本当に行くのなら工藤新一の姿に一時的に戻る必要があります

工藤新一としての映画での活躍があるのかという点では少し気になります。

 

昔のコナンが好きな人が感じる今のコナンはつまらないは仕方のないこと

名探偵コナンは20年以上続いているご長寿アニメです。

映画でも毎回コナンにスポットライトを当てていても新鮮味が消えてしまいます。

毎年映画内でのストーリーにおいてのメインキャラクターが変わりますが、来年はキッド、…と京極真というのが何とも意外でした。

 

キッド=レアなキャラクターであるので彼が映画に登場すると劇場版感がアップしていましたが、果たして今ではどのように皆さん思っているのでしょう。

 

今回もう一人メインキャラクターとしてスポットライトが当てられている京極真。

彼は毛利蘭の親友鈴木財閥の大金持ちの令嬢・鈴木園子の彼氏である。

言ってしまえばわき役のさらにわき役なので、原作でもそこまで登場回数は多くはありません。

 

ですが人離れした身体能力と、初登場での話での印象、ライフルの銃弾を交わすなどの神業を成し遂げてきたキャラクターなのでその印象はわき役のなかでもかなり濃いと思います。

 

うーんしかし、映画で出すには少しインパクトに欠けるキャラクターではないかという個人的な意見。

 

その他にも色黒コナンが出てきたり舞台がシンガポールとあってコナンの世界としては少し違う角度からの趣向を感じる来年の映画なので見には行きますけどね。( ᾥ´ )若干期待

 

直近の映画を見て思うコナンの映画の方針

2017年に上映していた『から紅の恋歌(からくれないのラブレター)』を見たのを最後に今年の2018年の映画『 ゼロの執行人(ゼロのしっこうにん)』は私自身が海外にいため見れなかったんですよね。

しかもなんとイギリスにいました。(´▽)

その時に青山さんにファンレター送ったら住所が住んでいたロンドンからとなるのでどう思うかななんてことを現地でできたコナン好きの子と話してましたね。

 

そして映画『ゼロの執行人』ですが

安室の登場により腐女子に絶大な人気がついてしまいものすごい興行収入だったらしいですね。

個人的にキャラクターで釣ってるのが目に見えてちょっと嫌でした。

商売としては仕方のないことなんですがね。

 

から紅の恋歌ですが、上映初日に見に行きました。

感想を言いますと、和葉と平次のいちゃいちゃごちそうさまです!でもテレビスペシャルでもよかったかな!!

辛口でごめんなさい。

 

安室透が現れる前はキッドや服部平次にスポットを当てて集客していましたが、キャラクターに合った話にのめりこめました。

最近のはなんだかそれとはまた違う方向性というか、うーん、キャラクターに逃げている助けられていると言いますか…。

 

つまりもっとストーリーを凝って欲しいということです。

 

名探偵コナンは作者曰くラブコメ&推理漫画なんですが、やはり殺人事件や何らかの事件に巻き込まれそれを解決していくストーリーの中にキャラクター同士の恋愛模様が入ってくるのが楽しいんですよね。

今は主に安室透と赤秀一による謎のカップリング(?)で製作側が味を占めたのか特に安室を出せば儲かるという感じが見えて悲しかったです。

 

コナンの映画監督による影響

1996年に名探偵コナン初の映画『時計仕掛けの摩天楼(とけいじかけのまてんろう)』の監督をしたこだま 兼嗣さん。

この人が監督としてかかわったコナンの映画はほんとに素晴らしかった。

シティーハンターなどにも監督として制作にかかわっていたことから実力が頷けます。

シティーハンター昔めちめちゃ見てました。

 

2003年の『迷宮の十字路(めいきゅうのクロスロード)』を最後にこだま監督は降板され監督が交代されました。

こだま監督時の映画って謎解きに重点を置き、建物のからくりや、伏線のばらまき方とその回収の仕方、また最後まで犯人がわからないという意外性を重視した演出など中だるみせず最後まで面白い構成だったんですよね。

個人的にコナンの映画で最も印象深いのは『14番目の標的(14ばんめのターゲット)』。

好きな話はベイカー街の亡霊です。

 

爆発シーンが軽々しく使われている

監督が変わるにつれアクションシーンや爆弾による爆発シーンが多様化されてしまい、映像的な迫力を求めるあまり内容が薄くなってきていると感じました。

 

昔のコナンの爆弾での演出は、何気なく過ごしていた日常が爆発によって一遍。

何の予知もないまま急な爆発があったりして一気に引き込まれる演出でした。

 

爆弾の演出でドラマチック度を上げた作品。

『時計仕掛けの摩天楼』では作者が長く温めていた話でもあるためか、20年以上昔の作品なのにいまだに頭の中に映像がよみがえります。

限られた時間で爆弾を解体しないといけない。

命がかかっている、残り僅かな時間の中で、新一と蘭との緊迫した時間の中でのお互い励ましあう言葉の掛け合いなど好きでした。

 

赤いコードを切らないっていう落ち、あれもうまくもくさい伏線でよかったです。

 

昔の方のコナンは爆弾が引き起こす緊迫した空気感や絶望のなかでドラマを作るという描き方や、観客を一気に引き込ませる世界観の作り方に使われていた印象です。

 

続いて近年の爆弾の使い方。

といってもここ10年ほどの傾向でしょうか。

 

近年のは爆弾が爆発して、周りのみんなが係の人に従って非難して、もしくは爆発するまでの演出が長い。

つまり爆弾が出しゃばりすぎていて、何かアクションを起こしたくば爆発するかというような雑さを感じてきています。

 

爆発により突然状況が変わるというより、ちゃんと段階を踏んで危機感の助走を描き始めたので、なんだか展開が見えるなと白けてしまうこともありました。


博士の便利アイテムが多すぎてコナンが無双化してる

「名探偵コナン 沈黙の15分」オープニング より

 

初期に比べスケボーは完全に映画用アイテムとなってしまいました。

スケボーの乱用とボール射出ベルトをコナン君映画で使いすぎているなぁとい印象です…。

 

昔は博士からのアイテムがキック力増強シューズとスケボー(よく壊れていた)追跡眼鏡、推理に必須の蝶ネクタイ型変声機と麻酔銃でした。

限られたアイテムを駆使してコナン君が苦労している姿が何とも魅力的だったり、ハラハラさせられ見入る演出にもつながっていました。

時にはこの中のアイテムが一切使えない映画もありました。

ベイカー街の亡霊はまさにそれで仮想現実世界なので一切の博士道具が使えなかったですね。

 

時が経つにつれ、スケボーを改良しパワーアップしたり、漫画の37巻から登場したボール射出ベルト。

新しいアイテムのようにも思っていましたが結構昔だな。

今はもう漫画の方は90巻を超えていますので、そう思うとレギュラー化してしまうのも仕方がないのですが、

それ以外にも映画のときのみの博士の発明品が頻繁に作られており、またその性能が結構いい都合にコナンたちを助けてくれるので逆にピンチになってもドキドキする気持ちが薄れてしまいました。
 

BGMの演出は大きい

これは監督が直接関係してるのかは知りませんが、効果音やバックグラウンドミュージック(BGM)など昔のものでいくつか好きなのがあります。

 

世紀末の魔術師で使われたのが印象深いBGMです。

平次とコナンがバイクに乗ってキッドを追いかけるときに使われていました。

 

 

こういうワクワクドキドキ心臓の音が大きくなり手が自然と拳になるBGMとそれに合わせたアニメーション。

音の力は大きいですね。

音楽を聴くだけでそのシーンがどんなものだったか思い出します。

 

音楽やBGMでコナンの世界観が決るといっていいほど音による演出って人の心をつかみます。

そして昔の音楽がコナンに合っていたんですよね~。

 

まとめ

こだま監督が戻ってきたらコナンが昔のように面白くなるのかというとそうでもない気もします。

映画もアニメも作者や制作者だけでなく我々読者やファンが影響していくことも大きいと思います。

昔からコナンは大好きなので、原作ではやっと終盤に向かい始めている話の描き方に変わってきているため最後まで楽しんでコナンの世界に浸りたいですね。

特報映像もまだ一部なのでこれからどんどんロングバージョンや詳細についてなど、今と違う映像が出てくることでしょう。

コナンの映画告知映像って実際の映画にはないシーンが含まれることが多くあるので必ずしもこのシーンが映画で見れるわけではないんだろうなという思いもあります。

最近の映画予告映像に関することでこれと同じようなことをコナンの声優である高山みなみさんも話題にしてましたね。

 

こんなに書いてしまったけど、コナンの映画製作してくださって本当に感謝!

つまらなさそうとかきましたが、実際に映画を見ていい方向に裏切られたいです。

来年見に行ったら感想とか書けたらいいな。

 

昔からコナンが好きな人間が今のコナンと比べてみて辛口にコメントするという内容でした。