ブラジル人ってどんな性格の人たちなのか オーストラリアで出会ったラテン系の人たちを日本人は見習ってもいい

イギリス留学でも何人かのブラジル人と出会ったのですが特に彼らと仲良く、また頻繁に出会えたのはオーストラリアに留学兼ワーホリに行った時でした。

イギリスはヨーロッパや中近東らへんの人たちが多かった府が、それと比べるとオーストラリアはラテン系と言われる南アメリカの人たちが多く来ています。

 

とにかく明るいし楽観的でよく笑う人たちでした。

 

私が出会ってきたブラジル人について紹介しつつ彼らの性格は日本人にとってとてもいい影響がある人たちだと思うのでそのことについて書いていきたいと思います。




喜怒哀楽が分かりやすい

イライラすることとか嫌な出来事って生きていたら絶対に起こる。

 

ブラジル人の友達でフラットメイト(同じアパート)でもあった男性がルームキーをどこかに落としてしまったらしく部屋に入れないととてもがっかりした表情で私に話しかけてきました。

ルームメイトもいつ帰ってくるかわからないし、鍵を無くしたペナルティーとしてデポジット金(預け金)から50ドルも罰金になってしまうと2階の共有スペースでもあったバルコニーで私は話を聞いていました。

 

彼はいつもにこにこしていて穏やかそうだったけど、この時ばかりは少し苛ついていたようでした。

 

でもこればっかりは助けることはできなかったので管理人が来るまで一緒にバルコニーで雑談していました。

 

彼は職場で落としたのかもしれないと電話をかけたりしていたが結局見つけることができなくて、すごく悲しそうというかやるせない表情をしていました。

絶望のやや手前みたいな顔といいますか、結構表情に感情がでるなぁと思いました。

 

結果的にカギは部屋の中に置き忘れていたらしくペナルティーとしての罰金がとられることはありませんでした。

その時の彼の喜びようはすごくかわいかったですね。

 

“鍵あったんだよ。部屋の机の上に置きっぱなしだったよ。

ほんと僕は間抜けだな~。”

とビール瓶を片手にもってニコニコ顔でした。

 

この人だけでなくブラジル人は特に喜びに対しての感情の表現はとても大きく表現されます。

 

通っていた学校で私のクラスでも1番割合が多かったのがブラジル人でした。

 

彼らは年齢などは関係なく、17才だろうが35才だろうが授業で分かったこと質問など先生に自分をアピールしたいときはとても活発に出てきます。

恥ずかしさや大人気のなさや子供っぽさなんてものを気にしていません。

 

また先生が授業で何か間違えてしまった時

“先生そこのスペル違うよ!”

と指摘し先生もそうだったそうだったとなって訂正した後

見事にブラジル人全員が

“もう先生だめじゃん~!WOooooo”

と友達関係のような近い接し方で先生をおちょくっていました。

先生もその楽観的な指摘の仕方に笑ってました。

 

文字では表現しきれないけどこの雰囲気は決して嫌味な感じや責めるといったピリッとしたものではなく、みんな笑顔で先生しっかりしてー!ってな感じでした。

そのたびにクラスでは笑いが起き楽しい雰囲気になっていました。

 

また授業で難問な課題が出されると

“やだーやりたくない。難しくてわからない!”

とはっきりお手上げだよ先生と訴えていたのもブラジル人たちでした。

 

中には表情ではっきりとやりたくない!と出しているブラジル人もいて、まぁまぁとそのブラジル人の隣にいたトルコ人がなだめていましたね。

 

逆に問題に正解すると席に座ったまま両手を上げて上半身を左右に揺らしちょっとした踊りで嬉しさを表現しているブラジル人もいました。

周りはそれに乗っかって歌い始めたりして何とも楽しそうに授業を受けるなぁと羨ましかったですね。

 

ちゃんと先生が収拾付けて授業に戻している一連も傍から見ててコントでした。

 

1人が何かアクションを起こすとそれに習って騒ぎ始めるのは面白かったですね。

 

クラスは全部ひっくるめて活気がありました。

 

日本人からすると大げさに感じるくらいで、声もジェスチャーも大きいのでなれないときはびっくりしてしまうほど。

 

それだけ感情を素直に嫌みなく表現できる人たちなんだなという印象でした。

 

元気で明るい人が多い印象だけど比較的穏やかで落ち着いたブラジル人ももちろんいます。

そういう人は表情が本当に優しそうで子供を見守る親のような顔で接してくれる人でした。

 

信頼できる雰囲気を持っていて、実際にとても親切で信頼できました。



挨拶は欠かさない人見知りしない

今思うとブラジル人は挨拶をしっかりしている人ばかりでした。

朝会うと”おはよう!”と元気よく言ってくれるし、はじめましてだったらハグをして自己紹介をしてくれる。

 

人懐っこいし、人見知りを全くしない人が多かったです。

 

日本人を含め日本から近い韓国や中国の人たちって初対面でガツガツコミュニケーションをとるところは少ないです。

ですがブラジル人は初めましてだろうが深い中であろうが同じようなテンションで接してくれる分け隔てを作らないタイプに見えました。

 

国の文化からくる明るい性格のブラジル人は日本人のシャイで人見知りしてしまう性格にとっては引っ張ってくれる存在でした。

ブラジル人たちがいたから私は学校に入った初日からクラスに馴染めたし、住んでいたフラットでも話せていざ時には力になってくれる人ができたと安心できました。

 

日本人のちょっと暗めな雰囲気をぶち壊してワイワイした楽しい世界へ自然と連れて行ってくれるようなそんな陽気な人たちです。

彼らのおかげで人見知りする暇がなかったとも言えますね。

 

人見知りしない+初対面でも心底優しい

ブラジル人って人見知りしないプラスとても優しくて親切な人が多かったです。

 

なので何かわからないことを聞いたり困っていたりすると助けてくれるし、その対応もこっちが知りたい情報だけを教えるのではなくお勧めな情報を教えてくれたりするのでほんとに暖かいなと感じました。

 

男女関係なくおしゃべり好きな人が多いのでとにかく持っている情報をたくさん教えるのに抵抗がないようにも見えました

 

例えばハンバーガーを食べたいんだけどどの店が近いかなんて聞いてみたら、近いバーガー屋さんとおいしいバーガーさんと安いバーガー屋さんと知ってる情報を惜しみなく教えてくれるような人たち。

 

また私が住んでいたフラットメイトでもブラジル人は多く住んでいたのですが、ご飯を作ってごちそうしてくれたり、私が日焼けが酷くて動けない時特に頼んだわけじゃないのに冷却用のクリームをくれたりと男女問わず世話好きな人が多かったです。



周りを気にしなさ過ぎて配慮に欠ける

ちょっとネガティブな書き方ではあるが善き部分悪い部分との紙一重な内容です。

 

明るくて自由で楽しいことが大好きなブラジル人。

物事をあまり深く考えるより自分にメリットのある楽しいことに視野を広げるのが得意です。

 

ただ中には自分と他人との境界線が薄いため、日本人が気にしがちな遅刻や所有物を借りる時の確認、騒音などなどいろんな面で気が使えない人もいます。

これはあくまで日本人目線で気が使えないと評価しますが、彼らからするとそんなことを気にするなんて神経質ですねなんてところでしょう。

 

彼らは日本人からしたら迷惑だったりモラルに欠ける行為をあまり気にしていない人が多いので、いい意味でとらえるととてもおおらかな性格です。

ブラジル人もいろんな人がいますので、日本人みたいに神経質な人もいますがそれでも日本人と比べるとマイペースでした。

 

ただこのタイプは日本人からするとちょっと無神経に見える事もあるのは確かです。

 

ブラジル人ってとっても優しい人が多いけど、集団生活においてはそのマイペースさに巻き込まれてなかなか他人に意見を言えない性格を持つ日本人からすると我慢しなければならないことも多かったです。

 

実際に合った話ですが、シャワーとトイレがユニットになっているアパートに住んでいたのですが、誰かがシャワーを浴びている間トイレに行けないのです。

だから朝などトイレ兼洗面所が混む時間はみんな配慮して使うのが暗黙の了解でした。

 

しかし同じユニットにいた2人のブラジル人は朝にシャワーを浴びるタイプの人たちだったため、朝にトイレに行きたいと催してしまう人からするとそのシャワーが終わるまでの時間は脂汗を流しながらの待機時間になります。

 

私は2回程我慢できなくてノックして早くしてほしいと伝えたことはありましたが、他のユニットに住んでいた日本人も同じことがあったと話していて彼らはただひたすら待ったと話していましたね。

 

トイレを使うタイミングが一番忙しい時間である朝にシャワーを長時間するのは共同生活において御法度です。

 

ただ彼らはあまりそのことについて迷惑が掛かっているとは思っていないようなので、トイレ行きたいよーとノックで伝えるとすぐに出てきてくれて譲ってくれました。

 

そういう感覚を持っているからこそ私からすると彼らとの付き合いは人間関係のいざこざ系の嫌なことはなくとても楽でしたね。



金をかけた交渉には貪欲

ブラジルという国は貧富の差もあり治安もよろしくないという事はブラジル人みんな口をそろえて話してきます。

周りは噓つきで盗人ばかりだから簡単に知らない人、また知っている人でも信用はできないと話していました。

 

そういうお国柄なのか、生きるためにお金に関することや自分が有利になるチャンスにはとても敏感な人たちだと思いました。

 

日本人はお金より周りを気にして挑戦しない

日本人でももちろんお金は大事だ、金さえあれば何でもできるなんて謳っている人がいるほどなのでその感覚は十分に理解できるが、日本人ってめんどくさいことに巻き込まれそうになった時はお金を手放すことがあってもそれを選択する価値観も持っています。

 

友人に変な壺を買わされたり宗教関係とか詐欺とかで、こちら側はそれに気づいているが逃れられない時手切れ金として一度お金を渡して二度と関わらないような使い方もします。

 

また自身の人間性を下げてまでお金を手に入れようとする人に対しては成金だの金にやらしい奴としてちょっと嫌われ者、変わり者として見られがちですよね。

 

日本人もお金は大好きだけど見栄や世間体の方を大事にすると私は思います。

 

ブラジル人はそういう考えよりも自分の評価や印象が周りから変に思われるかもしれないと考えるよりもお金が多くもらえることの方を選ぶ人がいます。

とある話題でブラジル人との文化の違いを感じました。(下記で書きます)

 

ただブラジル人が金にどん欲でケチだと言っているのではありません。

 

人のためならお金を出してくれたりするし、貸してくれたりもする広い心を持っています。

私はオーストラリア生活で一時期ほんとにお金が困った時期があってどうしようどうしようと言っていた時期があったのですが、ブラジル人のフラットメイトがお金を貸してあげるよと言ってくれました。

 

私個人がお金の貸し借りをしない人間であるため、ありがたいがお金は借りずに頑張るよと言って何とか乗り切ったけど、逆の立場で考えたとき

たまたま住む物件が一緒になった外国人にお金を貸せるかと考えるとおそらく多くの日本人はできないと思う。

私は怖くてできませんね。

 

また彼らはそれらの行動に対しての見返りを求めません。



異文化の価値観を感じた立場を利用しチャンスをつかむ度胸

人目を気にして謙遜するあまりチャンスは逃すが安定を選ぶ日本人と、相手を利用して飛躍するか全部なかったことになるかという一か八かをかけることを推奨するブラジル人。

 

お金がかかわったり自分の立場が上がるかもしれないチャンスが少しでもある場合ブラジル人は前向きにつかみに行こうとする人たちだと思う話題がありました。

 

実際に私が体験したことなのですが、私がオーストラリアで勤めていた日本食レストランの韓国人の店長ともめて辞めたときがあったんです。

 

しかし私は当時本当にお金がなくてすぐにバイトが見つからなかったらもう日本に帰るしかないという考えにまでなっていました。

そんな時にその韓国人の店長から『謝りたい戻ってきて欲しい』とメッセージが来たんです。

 

私にとってもお金がないので働き口がすぐに戻ってくるのは助かるが、もめた理由に心底腹が立っていた。

 

それをブラジル人に話してみると

“これをネタにして給料を上げろと交渉すべきだ。

そうじゃないなら仕事には戻らないって僕ならかけてみるけどね。”

と言われました。

 

そのレストランにはまだまだ入りたての自分がそんなことしても昇格するわけがないし、もし給与が上がったとしても周りの目が気になる。

私はまずこれらを想ったわけですよ。

 

しかしそのブラジル人は

“そんなの関係ない、周りを気にするなんて馬鹿げている。

今、利用できるチャンスがあるんだ、交渉するべきだ。”

とほんとにごり押しなアドバイス。

 

この価値観は理解はできるが行動に移せる度胸はなかった。

 

実際うまくいけばこちらとしても嬉しい限りであるが、最近入ったバイトの人間がそんなこと言ってきても結果は目に見えていることは予想できたし、その韓国人の店長がその時は謝ってきていて人に頼む側の立場になっているが、それでも雇う側と雇われる側である。

 

また同じ立ち位置のスタッフで半年~1年働いている人たちがいるのに彼らの時給が変わっていない。

交渉に成功しても私は彼らに対して罪悪感が出てくると考えたんです。

 

私の価値観とブラジル人の考えは衝突しましたね。

こういうところで私は国による考え方の違いのようにも感じ勉強になりました。

 

ブラジル人の前向きでマイペースな性格や、チャンスがあるなら遠慮はしないところは日本人は見習って取り入れてもいいと思いました。

きっと生きやすい考えになってくれそうな要素だと思ったので。