イギリス留学 語学学校の先生ってどんな人たちなのか【海外留学】

イギリスだからみんなイギリス人が英語教えてくれるのかなっと思っていたのですがいろんな国籍の人がいます。

 

私は1日2限で3ヵ月通うプランで、担任がその間にも入れ替わるのですが、入れ替えの時期に1限目2限目ともに同じ先生に2度あたり、その先生2人と、担任が休んでしまって代理で来てくれた先生が3人の計5人から学びました。

 





イギリス本場のブリティッシュイングリッシュの先生

1限目に受けていた先生はイギリス人でした!!

が、この先生ちょっと厳しくて最初とても怖かったのですが、だんだん好きになってしまった先生です。

先生の名前はゲビン。

 

何が怖いかというと事業中、辞書やまた翻訳アプリの使用目的でスマホを使用する生徒が多いのですが、それらの使用禁止。

そしてゲビンが板書している間はノートにメモを取ってはいけない。

書き写していいといわれるまで板書している内容を見て理解する。

教科書を閉じるときは閉じ、開くときは開くと指示があるので従う。

おしゃべり禁止。

間違えた英文を先生が正すので復唱など。

 

スマホですが、翻訳ツールを入れていてほとんどの先生は使用を許可していました。

日本では携帯禁止が厳しいので私にとっては抵抗はありませんでしたが他の国の人たちは抵抗があったようです。

この先生が禁止ていることですが日本人が受けている学校の授業と比べるとまぁ、まだ我慢できるし、常識レベルなことも多々ありますよね。

 

多分これ日本独特なのかなと思うことがありました。



外国人と一緒に授業を受けてみて分かったこと

海外と日本の授業態度の違いですが、周りの国の子たちはほんとにルーズです。

発言している英語も単語をたどたどしく言うので幼稚園みたいな感じでした。

勝手に発言する、携帯をいじる、話題を変える、クラスメイト同士で授業中おしゃべりする、遅刻するなどなど。

 

 

年齢は様々でしたが、19歳から上の年齢の人たちが集っていたのにこの状況は…。

そしてどこの国の人も大体こんな感じでじっとしていることが少なかったです。

 

日本人ってほんとにカチコチに教育されているんだなと感じた場面でした。

 

ゲビンかなり厳しい部類の先生で、そんな子供っぽい行いを一切許さない先生でした。

シンとした授業空気で、また他の先生方が許していることのほとんどを禁止しています。

 

私はスマホの使用に関しては当たり前に禁止ののことには抵抗なかったのですが、辞書の使用やノートにメモできないことがあってそこがちょっと厳しいと思いました。

 

例えば授業のテーマとなっているそのものの英語の意味が分からなくて、チンプンカンプンで授業終わってしまったり、ほかのクラスの子が発言した言葉を後で調べてたくて音だけ日本語でメモしたりしてたのですが見つかると注意されます。

 

えーー、勉強にならんやん。全く授業分からんし、不安やし周りの子と意思疎通できない…。

と落ち込むこともしばしば。

 

そんな日が続いてたけど1週間で慣れました。

 

慣れるまでの間不安が続いたため、ほかの先生の授業を見学しに行ってクラスを変えようかとも考えたのですが、ゲビンの授業のクオリティーに気づかされ思いとどまりました。

 

他のクラスの見学といってもレベルは同じクラスなので一つしか見れなかったのですが、そこに見学に行ったときまさに幼稚な事件が多発していました。

 

上記に書いたような、先生が説明していても勝手に発言したり、当てられた人と違う人が

“先生!それ分かる!○○でしょ!”

と発言権を奪ったりと…。

 

先生もまとめるのに大変なクラスとなっていたことと、私が騒がしいのが苦手ということもあり、ゲビンのクラスにとどまることを決めました。

 

日が経つにつれ、先生の授業と先生の教え方の本質を知りとても好きになることがありました。

 

いろんなことを禁止して厳しいし勉強にならないと感じていた行いはちゃんと意味があったのです。



イギリス人の厳しい先生の英語の教え方に感動

ゲビンの授業に慣れてきてしばらくすると新しく入ってきたトルコ人とカザフスタン人の男性生徒が連日宿題をやってこなくて、先生が激怒したことがあったんです。

 

その内容に私は心奪われて、先生の授業のコンセプトに気づきました。

先生は宿題を忘れた彼らにこう言いました。

 

“君たちは英語がちぐはぐに積まれた煉瓦の壁のようだ。

そんな不安定な壁はいずれどうなる?”

 

穴だらけのレンガの壁をホワイトボードに書いて、説明するゲビン。

その質問に全員が

 

“倒れます”

 

と答えました。

ゲビンはその解答に頷いて

 

“君たちの英語は毎日練習勉強しないとすぐ倒れてしまうような状態なんだよ。

僕は24時間君たちについて英語を教えてあげることはできない。

自分たちで学習する時間を作ってこの穴を埋めて倒れないようにしないといけないんだよ。”

 

哲学!

 

また最初ゲビンの授業受けたときに感じた不満は新しくきた留学生もはじめは感じます。

それは辞書を使えない。

それ故に授業がわからない、勉強にならない…と。

 

新しく来たてのトルコ人がわからない単語を辞書で調べていて先生がそれに対して注意しました。

トルコ人はそのことに不満をぶつけ

 

“この英語の意味が分からないのに授業がわかるわけがないじゃないか”

 

って先生に訴えたんですよね。

 

そう、そうなの!これ分かる、昔の自分すごく言いたかったこと。

 

それに対してゲビンは

 

“君たちはイギリスに来て学校の外に出て、お店の人と話すときわざわざ辞書を持って会話をするのかい?

スムーズにイギリスで英会話を実現させるために私はここで君たちに英語を教えています。

外に行けばもっと多くの分からない言葉であふれています。

だからここで分からない単語でもその前後の会話やシチュエーションなどでその英語の意味をイメージする力が必要です”

 

このイメージする力、ほんとに大事なんです。

英語がからないけど、この人はもしかしてこの話をしているのかという想像、推理して英語を学ぶ力

 

日本での英語学習では見ない方法ですが、私はこの方法のおかげでまず英会話に対する抵抗が減りました。

想像することでそれが合っている間違ってるではなく、一度その状況について考えることで分からなかった言葉が記憶に刻み込まれます

その後にあの時分からなかった単語なんだっけって忘却の彼方に葬られることはなく、あの時の単語はやっぱりあの意味で合ってたんだ or 間違っていたんだと改めて振り返れます。

インプットとアウトプットがとても大事な英語。

そもそもインプットしたものを忘れてしまってはもったいない結果になるのですがゲビンはそうさせないようにイマジネーションをつけさせる授業で

忘れがちな英語が記憶に残るので再学習する際に、ふとした時に思い出せて英語を学ぶためのイメージ脳を作ってくれました。

 

ほんとにゲビンの授業はハイクオリティでした。

ただ少し彼自身の性格がアグレッシブな時もあり、怖い日もありました。(笑)

 

でも一番思い入れのある先生です。



スペイン出身の先生

2限目の先生がスペインから来た先生でした。

彼はハーフらしくイギリスとスペインの血を引いていて両親がそれぞれ、スペイン語と英語とネイティブに話せるのもあるのですが、先生が育ったのはスペイン。

環境はスペイン語だったので自身で英語を学んだ経歴もあったようです。

 

英語圏ではない国籍の先生から英語を学ぶ上でのメリットは、その先生も英語を学んだ経験があるため、英語を学びに来ている人の分からない原因とか、どうやったら分からない単語でも理解されるかなどを熟知しています。

 

先生は私とほとんど同じ年齢でしたけど、先生としてほんとに尊敬しました。

 

またこの先生・ジョージはムードメーカーでもあり、私場合1限目のゲビンの授業で張り詰めた気持ちであったのが、ジョージの授業で楽しい気持ちに切り替わっていたのでよかったです。

ジョージの授業スタイルはゲームをしながら英語を学ばせようと、楽しむことで勉強する意欲を作り、たまに英語がわからないから授業放棄している生徒でも輪にいれる天才でした。

 

日本人は英語がわからないと思い詰めて黙ってしまいますが、ほかの国だと言葉が通じるもの同士で雑談して授業を聞かなかったり、スマホを見てネットサーフィンを始めたりとあからさまな授業放棄をします。

 

ですがゲームだとあまり分かっていなくても、みんなで参加してクイズのような問題の出し方や、ジョージが体でジェスチャーして見せたりして、見てて楽しいみんなで楽しいのでみんな意欲的に輪に入っていきいつの間にが英語を学んでいるという環境が出来上がっていました。

 

ほんとにすごいなと思いました。

 

1限目のゲビンの授業は文法を学ぶ授業でしたが、2限目のジョージはボキャブラリーの授業でしたので新しい単語を毎日入手できるので一番伸びしろを感じれる授業だったとも思います。



臨時講師はどんな先生?

担当となっている先生が休暇をとったり病気になった時に代わりの先生がきて授業を受けることもありました。

また合同授業のようなことが1度だけあり、その時はいくつかのレベルの生徒を集め映画をみてその映画で使われていたフレーズを書くといった授業がありました。

その際に廊下でもすれ違ったことのない先生を何人か見ることができました。

個性的な先生が多くて興味深かったのですが今回は実際に授業を受けれた臨時の先生について書いていきます。

 

イギリス人女性の授業

純粋なイギリス人の女性の先生で、彼女はいろんな英語の問題を授業内にたくさん与えたいタイプの先生で

 

“Quickly! quickly! (急いで急いで!) “

 

が口癖でした。

ちょっとお母さん的な雰囲気を持っていたので特に10代の男の子の生徒たちはやんちゃして先生に怒られるという状況をよく目にしました。

 

オオカミ少年のような話がありまして、いつもいたずらばかりしていた男の子が、ある日何も悪いことをしていないのに、

先生が

“あなたまた落書きしたわね!”

と決めつけて怒られていて、少し笑ってしまいました。

ちなみにその落書きはずっと昔からあったものらしいく、そして彼が描いたものではなかったのです。

 

彼はふてくされて授業を抜け出さしてさぼっていましたね。

 

結構生徒たちとの距離が近くて話しやすい雰囲気の先生でしたが、しっかり起こるときは怒る、でも安心感ある先生でした。



黒人男性の授業

別の日は黒人の先生でした。

この黒人の先生1度しか受けれなかったのですがそのたった一回ですごく惹かれました。

 

クラスのみんなも最初黒人の先生だと分かると、先生が来るまで

“Black teacher”

と何度も発言してげんなりした顔をしていました。

どういう気持ちで行ったのか難しいですが…。

 

 

授業が終わるとあの先生最高じゃん!ゲビンと交代してほしいと好印象でした。

 

授業ルールがゲビンと比べめちゃくちゃ緩くて自由度が高く、話がとても分かりやすくて面白かったんですよね。

そして先生の雰囲気がとてもおおらかなのが伝わってきて、人柄にみんな安心した部分があるんじゃないかなと思いました。

 

ちょっとつまらなかった先生

担任だったジョージがおたふく風邪にかかって、イギリス最後の週はこの先生で終わってしまいました。

テキストの内容をそのままホワイトボードに書くだけで、疑問を質問しても何故その疑問が生まれるのか分かっていないような回答をする先生で、クラスでもあんまり評判良くなかったです。

ただそのことをこの先生も理解してたらしく、“今日も僕でごめんよ”と言っていたのは何とも切なくなりました。

生徒も先生もお互いに求め合っていなかった関係でしたね。( ;∀;)



日本でしている英語の授業は無意味

ほんとにいろんなカラーを持った先生がいて、その先生方がしっかりと考えて授業を構成しているので英語を学ぶという視点以外にも感じるものがたくさんありました。

また英語を学ぶ環境って私にとってはとても重要にも思えまた行きたいとも思います。

英語が中途半端な状態で返ってきてしまったので…。

 

ただ日本で6年も習っていて伸びしろを全く感じなかったけど、このイギリスにいた数か月でメキメキ英語力が上がっていくのが自分でもわかりました。

 

それと同時にまだまだだめだ、もっと勉強しないとという危機感と向上心も付き辛かったけどほんとによかったです。

 

英語環境で英語を学ぶ場ないと英語が伸びないことも分かりました。

今の学生の英語の授業は分かりませんが私が学生だった頃の授業と比較してしまい、日本語で英語を教えている時点で日本は失敗していると思いました。

日本語で英語の授業をすると英語脳はできません。

 

説明全部を英語に置き換えることで、最初こそ抵抗と不安がありますが慣れてくると日本語を聞きたくなくなります。

英語を話す力をつけようと英語モードと日本語モードのスイッチを作ろうとしているのが自分で分かる時期がありました。

この期間がとても重要でとてもハードルが高い期間だと思います。

 

英語はテストでのスコアが取れればいいという人は日本語解説の英語授業でいいのかもしれませんが、

英語を学ぶって本来は英語圏の人や英語が通じる国の人とコミュニケーションをとるために学んでいるはずなのにいつからか学歴のみ、資格のためと変わってしまったのか。

 

スピーキング能力をつけ実際に外国人と話すのはとても楽しいのでそういう目的のための授業が一番大事だと身に沁みました。