イギリス人ってどんな性格の人種なのか

イギリス人に対してどんなイメージを持たれていますか。

私はイギリスに行くまでは男性はジェントルマン。女性はマダム。

 

高貴で知的な雰囲気を纏い、自分たちの国の歴史や文化に誇りを持っているスマートなイメージを持っていました。

 

またこれらのイメージは当たっていてイメージが壊れることはなかったのですが、意外な面もちらほらあったのでイギリスでの留学生活で触れ合ってきたイギリス人について書いていきたいと思います。




イギリス人は厳しくて几帳面

オルガナイズルール

私が住んでいた学校の寮の初代寮母はいかにもなイギリス人でした。

この人は決まり事にはとても厳しく、自分が気に入らないルールの破り方をすると徹底的に説教しに来ます。

 

時にシャワー室での使い方や物音に敏感でちょっと物を倒したり、ドアを閉めたときに出る音が気になったら事細かに注意しに来ていました。

 

日本人から見ても少し神経質気味な人に見えましたね。

 

 

イギリス人のフラットオーナーは監視が厳しい

どこからも監視

この寮母さんだけかと思いきや、同じ寮メイトだった日本人留学生が新しいフラットに移り住むことになり、そこにイギリス人のおばさんがオーナーとして一緒の建物に住んでいました。

 

話を聞く限り学校の寮母よりも厳しい感じでした。

 

シャワーの時間は21時まで。

またシャワー室に少しでも泡が残っていたら呼び出され洗い流しの催促されしっかり綺麗にしてから出るように言われるとのこと。

 

つまり1人1人がシャワーが終わった後に逐一確認しに行っているようでした。

 

またフラットの人間以外は泊める目的以外でも入ることを禁止していました。

このルールは特別珍しくはないことだが、それならばとその友達は同じフラットの子たちとお鍋パーティーをしようと実行しました。

そのパーティーの途中に大きなノックが鳴り、ドアを開けるとそのイギリス人のオーナーが立っていて

 

“騒ぐのはダメ。今すぐやめなさい。”

 

とパーティーが始まった瞬間にお開きとなったそうです。

 

時間も遅いものではなかったと記憶しています。

 

もう一人、別の留学生は寮ではなくはじめからイギリスの家族が経営している一軒家の一室を借りていた子の話です。

その子は半地下になっている部屋に住んでいたのですが、上の階がそのオーナーの家族も出入りする玄関と繋がっている造りになっています。

そこのオーナーは人を招いたりすることには寛容だったらしいのですが、ゴミの出し方については監視的であったそうです。

特に何か言うわけではなく、じっと見て間違えていないかという目視確認。

 

またその子が借りていたフラットのキッチンをお邪魔した時にやたら日本語で書かれた注意書きの紙が気になりました。

その子曰くもともと貼ってあったので、自分の前の住人がオーナーに書かされたんだろうというものでした。

 

内容的には食器のは元の場所に戻すこと、電気は使わなければ消す。

といったごく当たり前なことでしたし、ほとんどの日本人なら守るだろうといった内容のもの。

 

厳しいとまでは言いませんがきっちしと1回1回使って欲しいという几帳面さが感じられました。

 

そこにはハンガリー人のフラットメイトが同じ階に住んでいたのですが、その子が分かる言語では張り紙がされていなかったこと、日本語での張り紙のみだったことから日本人との英語でのコミュニケーションが今まで困難だったから張り紙に変えたのかなと勝手な憶測をしました。

 

イギリス人の先生のこだわりは変態的

自分のルールは絶対

私が通っていた学校のイギリス人の先生は自分独特のルールを守らせるこだわりが非常に強い先生でした。

 

ホワイトボードへの板書の仕方も決められた場所に日付と今日やることの課題を書いて取り組み、その書き方は他の国の先生と比べても几帳面さが発揮されていました。

 

そこは日本人に似たものを感じましたね。

 

そして授業内でのシンキングタイムでは一切の発言は禁止し、ヨガで流すような森林をイメージさせる音楽を流して自分の授業スタイルを確立させていました。

 

詳しくは以下のリンク先に書いております

 

スペイン人やパプアニューギニア出身の先生などイギリスの学校にはいろんな国の先生が英語を教えに来ています。

イギリス出身以外の先生たちはボードに書くとき空いてるスペースに書くし、スペースがなければ適当な場所を消して書いていくといったスタイルだったので途中から見ていたら分からなくなるような書き方でした。

イギリス人とスペイン人の先生の板書の書き方

上の写真は実際に私が受けた授業の先生が書いたものです。

他の先生も字がきれい汚いはありますが、イギリス人の先生は比較的そろえて書いていました。

 

3人の具体例を上げましたが、先生や寮母、アパートのオーナーなどからわかるイギリス人の性格。

こだわりを持っていて、そのためにとても几帳面になったり厳しく感じることがある性格をしているところは日本人に似ているようにも思います。

しかし、それゆえに時にはアグレッシブになるところは、少し意外だったのです。



イギリス人は人を馬鹿にしない

お互いを尊重したコミュニケーション

いろんなイギリス人がいますが、私がイギリスにいて思ったことは他人を馬鹿にしたり、からかったりすることをしないなと感じました。

具体的に言うと、日本人の男性とイギリス人の男性とで比べてみた話。

 

日本人男性で女性慣れしていない人を含め、人をからかうことで笑いを取ることでしかコミュニケーションをとれない人って結構います。

女性からしたら嫌な男です。

 

人を、または性別をからかうという相手が傷つくか笑って終わるかの中間レベルでいじってくる日本人。

イギリスではこのような男性は見受けられませんでしたし、実際にイギリス人の男性にこの日本人の男性がやりがちな女性とのコミュニケーションを話したら、

“イギリスには少なくともそんな男は少ないと思う”

と言われました。

 

自分でも感じていましたが、事実イギリス人の友人が言いきったのでとても説得力があります。

 

ちゃんと女性を尊重しているところを見ると、日本人の他人を傷つけて笑いを取ったりする交流のしかたはダサく感じました。

 

何故この違いがあるのか考えてみたのですが、イギリス人って自分自身に自信を持っているし、個人を大切にする人種なんです。

冷たくクールでそっけない面も持ち合わせているのですが、1度打ち解けたら信頼を得ることができるのも特徴的でした。

 

日本人は自信のない人間が多いため、人を傷つけたりからかうことをして相手の様子をうかがっている。

もしくはその自信のなさを隠すため相手の立場や性の違いを差別的に見てしまっていてこのような発言が生まれているのか。

 

いずれにせよ、都合よく偉そうにしている日本人とは違ってとても知的で個性を重んじる考えを持った人種でした。

 

イギリス人の女性はの部屋は汚部屋

イメージと違う

ホームステイ先はエチオピア人のご家庭だったので純粋なイギリス生まれでイギリスで育ったイギリス人の生活については知ることはできなかったのですが、テレビ番組などでイギリスの家庭の部屋が移るときお洒落で整頓されているといった印象がありました。

実際にそのホームステイ先はきれいなご家庭でした。

 

 

しかし、同じ学校のトルコ人の友人がクラブで引っ掛けたイギリス人の女性の家へ毎晩遊びに泊まり込んでいた話を聞いたのですが。

彼は

 

“イギリス人の女性の部屋は汚すぎる。どの部屋もだ!”

 

と一人暮らしのイギリス人女性の部屋は汚部屋であることを教えてくれました。

 

家具や壁紙などにこだわり部屋をきれいにしているイメージも持っていたのですが、なぜかこのトルコ人が言っていたイギリス人の女の家は汚いし散らかっているという話はしっくり来たのも事実です。

 

その理由ですが、日本ほど几帳面に掃除をするのではなく、意外とおおまかな掃除をしているのが私が見てきた外国人の掃除の仕方だったからです。

見た目がきれいに見えるように表面だけして終わるところが多い。

 

しっかり内側までする掃除好きも外国人でたくさんいて、その徹底さは日本人のそれと比べると狂人的な人もいますが、平均的に見て意外と適当に掃除しているんだなというのが私の印象です。

 

女性は他の人に自分のテリトリーを汚されるのは嫌ではあるが自分が汚す分には何ら問題ない。

そんなイギリス人女性の家にばかりあのプレイボーイは当たっていたのでしょう。

 

つまり几帳面な部分も持ってはいるが結構めんどくさがりな部分もあるようです。



イギリス人は困っていることを打ち明ければ親身になってくれる

イギリスの街の中で

イギリス人は何か困っていることを相談すれば、その相談者にとって一番いいと思う解決策を一緒に考えてくれます。

 

例えば学校でクラスが合わなければすぐに他のクラスでの授業を体験させてくれたり、道に迷っているときに目的地までどう行けばいいのか尋ねたらどの人もしっかりと対応し事細かに経緯を教えてくれました。

英語が拙くても全く気にせず、むしろそのハンデがあることを組んでより親身に接してくれたのは温かみを感じました。

 

しかし逆にこちらが発信しなければ何の接触も助けもしてこないのも然り。

 

そんなのこっちが尋ねたり相談しないなら手助けしないのは普通の事じゃないのかと思われますが、イタリアや中東で道に迷ったときは誰か1人は声をかけてくれました。

困っている、迷っている素振りだけでピンチヒッターが自らやってきてくれる国もあるのです。

 

その中には自己満足な手助けもあったりしましたが海外でその国の人と交流が自然とできる機会があるのはめちゃくちゃ嬉しいことです。

 

そして助けられたら自分が日本に戻った時に困っている外国人を見かけたら助けようという気持ちにもつながりました。

 

それとは逆にヨーロッパの空港で迷ってしまったときにインフォメーションで自分が行きたいところを尋ねたことがあったのですが、ものすごい適当な対応でした。

 

早口で説明され、言語がわからないなら話しかけるなといったような態度で終わらせられました。

次に待っている客もいなかったがもう私に対する受付は終わりにされました。

 

語学以外にも私がアジア人だったからなのかもしれませんが、ちゃんとした受付でもこのような辛辣な対応をしてくるとことは多くあります。

日本での親切さになれてしまうと驚くような悪対応は世界ではそう珍しいことではありません。

 

しかしイギリスはそんな私が今まで旅してきた国と比べると見た目は冷たく見えるが中身はとても良心的で親切な人たちだと分かりました。

少し恥ずかしがりやな性格でもあるように思います。

 

少なくとも私が出会ってきたイギリスにいる人たちはみんな親切で、その親切さから自分たちの国が好きであることも感じました。

皆よく見ると表情がとても優しそうなのです。