オーストラリアにワーキングホリデーで来た日本人はどんな仕事に就くのか

ワーホリでの日本人の仕事について

オーストラリア留学・ワーキングホリデーで日本人はほんとにたくさん来られています。

またインターシップ紹介エージェンシが現地にもあり契約金などはかかりますが、面白そうな仕事ができるチャンスがたくさんあります。

 

私は日本人のワーホリで一番就くであろうジャパニーズレストラン(日本食レストラン)で働いていました。

 

私が見て出会ってきた日本人はどんな仕事に就いていて、その経緯、必要な英語スキル、だいたいの給料などについて書いていきたいと思います。




オーストラリアの語学学校で見てきた日本人の仕事

4週間だけしか私は学校には通いませんでしたがいろんな日本人を見てきました。

深いかかわりにはなりませんでしたが、みんな仕事に就いての話題は常に口にしていたので特に仲良くなくてもその話題をされました。

 

学校で出会った主に4人の日本人の職種について書いていきます。

 

在宅勤務のネイルアーティストの日本人女性

いきなり珍しいなと思った職種・ネイルアーティスト。

日本人女性で年齢は25~6歳でした。

英語のレベルはUpper-intermediate(中級上)。

 

彼女は美容系の仕事、ネイルの資格を日本で取得していたようでその技術でお金を稼いでいました。

どうやってその仕事を見つけたのか、知り合いでもいるのかと尋ねると、日本人にとってオーストラリアで仕事を探すのに主流である生活情報サイトの『Jams.TV | オーストラリア生活情報ウェブサイト』で初めは応募して、最初の内はサロン的な店舗に努めていて通っていたけど自分のお客さんが付いてきたので自宅に職場を映して独立したと話してくれました。

 

1日2~3時間多くて5時間ほどしか働かないけど時給は平均50ドル~と話していてかなりいい案件の仕事の様でした。

自由時間も多く、お金もたんまり稼げていたようです。

 

学校が終わってお客さんからの予約があれば家に帰り仕事をし、なければオーストラリアを満喫する毎日だそうです。

 

イギリス留学で出会った日本人も元美容師の人がいたのですがその人も仕事はすぐに見つかっていました。

もちろん美容師としての。

イギリスで出会ったこの女性は英語はほとんど話せていなかったけどそれでも仕事がすぐ見つかったという点はかなり強いジャンルの仕事のスキルなんだなと思います。

 

手に職があると海外での言葉ハンデを補えますし時給も良いものばかりなのでとても有利だと思いました。

 

日本人キャバクラのキャッシャー

オーストラリアにもキャバクラや風俗のようなものはたくさんありました。

Jamsでの求人を見ると少なくはないという印象です。

このキャバクラで働いていたの日本人女性は英語レベルはそこまで高くないと話していたのでPre-intermediate(準中級)前後でしょう。

 

この方も20代半ばくらいの年齢でしたが、彼女はキャバクラのキャッシャー(レジ会計)の仕事を見つけたと話しておりました。

キャバ嬢と比べると給料は少ないがジャパレス(ジャパニーズレストラン)よりは全然良いと話しておりました。

たぶん20ドル越えくらいなのかな。

 

詳しい時給は忘れましたがこういう仕事もあります。

 

風俗関係の仕事ですが給料だけ見るとなかなかいい仕事です。

中には40ドル~100ドルを超えるものもあります。

 

しかし風俗あるあるなのか人間関係が原因で続けられない人が多いそうです。

 

私が住んでいたフラットで知り合った日本人男性がキャバクラのボーイの面接に行ってきた話を聞いたのですが、キャバクラなどの風俗で働く女の子たちの人間関係がめちゃくちゃめんどくさいから面接でそこらへんは大丈夫かと聞かれたらしく、時給をとるか、人間関係をとるかで迫られたとのこと。

ここら辺は日本とは変わらないんですね。



イベントやナニーやら様々な仕事を日ごとにしている日本人女性

この人は学校で出会った日本人の働き方の中で最も特殊なようでした。

彼女は30歳女性でオーストラリア留学は2回目だそうでした。

出会ったときの英語のレベルはUpper-intermediate(中級上)。

私が在学中にもう一つレベルが上がりPre-advanced(準上級)になっておりました。

 

元々の仕事は保育士さんをしていたようでしたが見た目はとてもサバサバしていて男性的な感じでした。

彼女は数年前の初めてのオーストラリア留学の時にホームステイをしていたらしく、この時も前のステイ先の家族のお世話になっていると話していました。

仕事はいろんなイベントやら、知り合いのつてで子守り(ナニー)を頼まれたりしていて1つの現場で働くのではなくいくつかの仕事が突然舞い込んできてそれに対応しているといった働き方でした。

 

といっても彼女は1~2つほどの何かの企業のプロジェクトの書類作成や会場づくりなどを任される責任者でもあったらしくとても忙しそうでした。

そのメインの仕事以外で他の複数の仕事を時間ができれば請け負っているという風でした。

 

どうやってそんな仕事を見つけたのかと尋ねると、何とも海外らしい働き方でした。

何かのイベントに参加した時にそのイベント会場に知り合いが来ていたらしく、そこから人伝で交流の輪が広まり仕事をくれる人とも知り合えたそうです。

そういったイベントごとにはいくつか頻繁に参加する方だったので、そのイベントでお店を出している人からは話していなくても顔見知りなってしまい、そこから”前もこのイベント来てたよね”と声をかけたりかけられたりで自然とこうなったと話していました。

 

お仕事の給料も幅があるとは言っていたが、ジャパレスの平均収入額である14ドル~16ドルほどの時給ではもう私は働けないと話していたので30ドル~貰っているんだろうなという印象です。



ただ彼女はこの働き方をあまり勧めていませんでした。

理由について

“友達関係から仕事をすると気を遣うし、お金が支払われない場合など酷い待遇もある。”

“口約束で働くことがあったから私のミスだった。

それが合ってから初めて仕事する人とはちゃんと契約書的なのを作るようにしている。”

 

また友達関係から仕事関係になるとめんどくさいことも多いらしく、みんな気軽に仕事を頼んできたりキャンセルしたりするからこちらが振り回されることも多いと話していました。

これについて友達として知り合ってしまったから縁を切ることも、文句を強く言うこともできない。

 

“だから私はこういった働き方は他人には勧めないけど自分は充実している。”

と言っていました。

 

交流会やイベント、祭りなど頻繁に参加し人見知りせず話しかけられる能力があればできる事と言われていましたがこれは出会いの運も必要ですね。

 

彼女はとても親切な日本人でした。

学校が終わると走って仕事に向かう姿も見かけたので本当に忙しそうでした。

 

100件以上レジュメを配ってローカルジョブを探したが結局ジャパレスで諦めた

この人は結構模範的な就活をしていた日本人だと思います。

女の人で年齢は24~5歳でした。

英語のレベルはIntermediate(中級)のクラスになりたて。

 

ほとんどの日本人がローカルジョブに憧れてまずは就活をするのですが、ローカルジョブに必須なのが上級レベルの英語力を求められるところがほとんど。

それとみんな口をそろえて言うのがかなりの運が必要とローカルジョブに就けた人は話しています。

 

彼女も最初はローカルジョブを探していたそうですが、月日は経ちそうこうしているうちに3か月も経ってしまい、仕方なくジャパレスに就くことにしたと話していました。

時給がジャパレスでは平均よりやや上の16ドル。

 

時給が低いところは絶対に嫌だから粘ったと話していましたね。

しかし3か月もの期間が開いてしまうのは人によったら金欠になってしまうので、中にはとりあえずどこかで働いて本命の仕事を探すという人もいます。

私がそうでしたが、私は本命の仕事は見つけれませんでした。

 

また100件ものお店やら企業にレジュメ(履歴書)を配り歩いたと話していたのですが、初めて聞いたとき私はそれは盛りすぎだろうと思いました。

がどうやらこの苦行ともいえる就活はオーストラリアあるあるのようです。

 

100・150と何件も回って英語で作成した履歴書を配り連絡が来たところに面接に行くようです。

それでも見つからない人は見つかりません。

 

これは就活支援の先生が説明していたのですが履歴書はお店の店員には渡してはいけない。

何故ならそのままごみ箱に捨てられますと話していました。

ちゃんとオーナーに直接手渡してくださいと。

 

店舗を巡って手渡しで履歴書を渡して仕事探しをする方は気を付けましょう。



フラットで出会った日本人たちの仕事

フラット・つまり宿泊施設の事ですがそこには学生上がりの日本人が入れ替わり立ち替わりやってきたので学校で出会った日本人たちより多いのですが年齢層は下がります。

年齢は20~23歳までの日本人たちでした。

 

私が客観的に見て6~7割は遊び感覚で来ている人がほとんどです。

日本食レストランが主にみんな就いていたのですが、中にはこんな働き方をしていたよという人を2人紹介します。

 

2つの仕事を掛け持ちで働いてさらにファームに行く計画を立てていた日本人

女性の日本人でスポーツ系の4大卒の人でした。

英語のレベルはIntermediate(中級)→Upper-intermediate(中級上)に上がっていました。

 

彼女は2つ仕事を掛け持ちしていて1つは日本食レストラン・焼き肉店での厨房。

2つはホテルの部屋のクリーナー・ベッドメイキング。

焼き肉店は厨房の方がやや時給が高いとのことで面接時に申請したそうです。

時給は18ドル。

 

クリーナーは20~28ドルと平日と休日で給料が変わります。

こちらの仕事はエージェントを使って紹介してもらったようでした。

面接が厳しいと聞かされていたが彼女は難なくクリアしていました。

 

また給与の他にも大体の部屋にお客さんがチップを置いていってくれているようでプラスαでかなり稼げると話していました。

 

ホテルの部屋のクリーナーは決められた時間に何部屋こなすかでお金がもらえるため、時給ではなく仕事量でもらえます。

早く終わればそれだけ得しますし、長くかかると逆に次の宿泊客が来てしまうという時間との戦いが待っています。

 

彼女はこの仕事をしながら冬の時期に入る前に求人が出始めるスキー場のインターンの仕事も申請しており合格しておりました。

冬のみの短期有給インターンシップとあってガッツリ稼ぐにはもってこいの仕事のようでした。

 

その冬の仕事の間だけ今しているバイトは辞めるか休職するかで対応すると計画を立てており、1年経つ前にファームに行って2年目のビザを取得する計画まで立てていましたね。

聞いているだけでハードなスケジュールでした。

 

元ナースがオーストラリアで資格を取って時給35ドルの医療の仕事に就いた

オーストラリア留学の女性でよく見かけるのはナースさんです。

私の周りにも3人の元ナースの人が同じフラットに住んでいました。

内2人とはよく話しましたね。

 

日本でナースとして3年勤務した26歳の女性でオーストラリアでは看護師の資格を取得しに留学に来ておりました。

英語の授業とはまた別であるようです。

英語のレベルは全く分かりませんが、彼女が英語を話している姿はほとんど見たことはなく、しかし聞き取りはできるような感じでした。

 

学校に行っている半年間程は仕事は探しておらず、勉学に集中していたようですが卒業して資格を得てからは学校紹介の病院で働いていると聞きました。

時給は平日で30ドル以上で休日勤務だと40ドルを超えると話していました。

 

週に3~4日の勤務で勤務時間も数時間のみらしくガッツリ働けないため彼女はジャパレスも週1~2日で入れて働いておりました。



多くの日本人ワーホリはジャパレスを転々としてしまう

紹介した全員がまさかの女性でしたが29歳の男性で元マッサージ師の人と同じアパートで1週間ほど滞在期間がかぶっていた時期がありたまに話しました。

彼は結果的にマッサージの仕事を選び、2店舗の面接を受けたらしいのですが歩合制か時給制かで悩んでおりました。

歩合は店舗の方式によって違いますが、時給の方は20ドルから徐々に上がっていくような話をしておりました。

 

その他の日本人留学生・ワーホリで来ていた男性ももちろん多くいました。

年齢は22~24の間といった感じで大学を出てすぐ来た人が大半です。

英語レベルもPre-intermediate(準中級)以下といった感じです。

 

ほとんどの人はジャパレスかクリーナーに就いており、1人学生時代のバイト経験から洗車の仕事もしている人もいました。

彼らが働いていたジャパレスの時給はは12~14ドルのところばかりでしたね。

 

ちょっと突っ張り気味の男の子はこんな時給が少ないのにオーナーが偉そうなどでイライラしながら勤務しており、結果的に別のジャパレスに移っていました。

また21歳の女性もジャパレスに決まっていましたが数週間で辞めてまた別のところを受けていました。

 

仕事は結構つらいし、海外にまで来て日本式で働くというギャップが期待外れだったり、それなのに英語のハンデがあるので日本で働くより数倍過酷という事で辞める人も多いです。

 

洗車の人はダブルワークでジャパレスでも働いていました。

洗車の仕事は経験があったのと、階級が上がると最高25ドルまで上がるらしく仕事経験が生きておりその時給額になりそうだと話しておりました。

 

ちなみに初めの時給は確か13ドルほどでジャパレスの平均時給額と変わらなかったけど、どんどん時給が上がっていくなら頑張れますね。

 

私が見てきた学生や学生上がりの人たちのオーストラリアでの仕事はこんな感じです。

 

手に職が無かったり英語能力がまだまだ拙い場合はジャパレスという落とし穴のような薄給&重労働で酷使され働かされるのがほとんどではないかという印象です。

ワーキングホリデーってかなりサバイバルなんです。

 

学生やワーキングホリデー生以外にもオーストラリアで起業し所帯をしっかり持っている日本人も多く見られました。

彼らも元はワーホリでオーストラリアに来てそのまま住み着いたと話している人もいましたね。

これは男性が多かったです。

 

上記の方で書いた語学学校で出会った日本人の働き方まではいかなくても交流の場を広げてコミュニティを作りのはいろんなところで助けられます。

オーストラリアにせっかく来たのだから日本ではできないちょっと大きな行動に出てもいいのかなと思います。