語学留学して思った日本人が英語が話せない教育以外の3つの理由

英語と日本語の相性

語学留学、ワーキングホリデーを経て思った日本人の英語力が低い理由について。

そんなん、日本語教育が悪いから、日本に英語を使う文化が浸透してないからという理由も大いにありますがもっと性質的なところについて考えてみました。

 

私からすると英語と日本語の相性ってあまり良くないように思います。

 

長期にわたりイギリスとオーストラリアと2つの英語圏の国で生活していて、日常的に英語を使う環境にいることで改めて日本語と英語の相性について考えました。

他のロシア語、スペイン語、ポルトガル語、ドイツ語などをネイティブに話す人たちと一緒に英語を学び、日本人以外の英語を話せない国の人たちとも比べてみて感じたこと、また日本語しか発音してこなかったから困難だったことについて気づいたことをまとめました。

 

1.日本語にはない音が英語にはありすぎる

参考画像 Pixabayより

代表的なのが、よく言われるRとLの発音が日本人にとってはかなりの難問。

その他にもF,Q,Z,X,C,Vなどの日本語を話すうえで必要のない音が英語では必須になります。

 

また同じ音に聞こえるけど英語圏の人からするとちゃんと使い分けている微妙な音の違いの差。

例えば、SとShやBとVの発音の違い。

 

SとShの発音をするときは唇の形が完全に違います。

seeとsheの発音の違い分かりますか?

seeはそのままシーと歯を閉じて唇を開けて発音します。

問題のsheの発音は唇をとがからせ静かにして!しー!のしーです。

つまり息を吹いて出た音が一番近いようです。

 

このHが入った音ってものすごく難しんです。

私はTheank you.の”Th”の音を出すのにとても苦労しました。

 

代表でRとLの音の違いが分からないといわれてますが、

RとLだけじゃなく他にも難しい音はたくさんあります。

 

何故英語の発音が難しいのか?

日本人で日本語しか話せない人って日本語を話すとき口の動きを意識して音を出して話している人なんてほとんどいないと思うんです。

一度意識してもらうと分かると思いますが、日本語を発音すうえで私たちは唇がメインで動いてます

それに比べ出て英語は口の中で音を作って話してます

英語圏の人ってスマートに話していますが口の中がせわしなく動いているんですよね。

 

この時点でもう音をつくる舌の筋肉に差が出てきます。

英語話す人は舌がよく動くので自在に動かせます。

日本人にはわからない微妙な音のを作り分けて発音できますので複雑な音でも出すことができるんですよね。

 

たぶん日本人の舌と比べるとムキムキな舌をしてると思います。


他の国、ロシアやスペインなど上記で上げた国の人たちはアルファベットに強いです。

ロシア語の発音は特に群を抜いて難しいように聞こえます。

彼らからすると、英語の発音に訛りは出るがどの国も日本人が理解できない音の差をちゃんと聞き分ける能力があったり、英語と同じく舌で音を作れる国の人たちなので日本人より上達が早いです。

2.日本語は便利、英語は説明的

参考画像 Pixabayより

海外で英語を学んでいて思ったのが英語は説明的だということです。

逆に日本語って1ことで全部わかっちゃう単語とかもあってめちゃくちゃ便利な言語なんです。

なので日本語から英語に入る人って英語って回りくどくいろいろ言わないと伝わらないんだなって感じるともいます。

 

逆に英語圏の人が日本語を学ぶと日本語って便利な言語らしいです。

 

例えば

“めんどくさい”

という言葉ですが日本語ではどのシチュエーションでも使えます。

英語では直訳できる単語がないため、そのシチュエーションにあった言い回しで説明しないといけないんです。

例えば学校がめんどくさいと言いたい時

I don’t want to go to school.(学校行きたくない)

これが学校に行きたくない時のめんどくさいって意味になります。

行くことをしたくないと説明することで面倒なことを表しています

似たような意味でHassle(煩わしい)という単語がありますが、それを言うのにも学校に行くことが煩わしいという言い回しになるようです。

 

日本語っていろいろ省いて話しても分かりますしシチュエーションが違っていてもめんどくさいのように1つの単語で済む言葉がたくさんあります。

 

日本人からするととても当たり前のことですが、英語を学んでいて感じたのは日本語に比べ説明することが多いことへのギャップです。

 

また似たような観点から有名なバイリンガールYoutuberのChikaさんも動画にされていました。

 

 

日本語の便利なところや、言い回しの多様性などをテーマに、日本に4年住んでいたオーストラリア人との対話から説明されているのでとても勉強になりますし日本語ってほんとに便利だということを改めて分かる動画であるためお勧めです。

 

お疲れ様、よろしくお願いします、などなど日本語でしかない言葉を英語圏では代わりに何を使っているのかなど、その違いを見ると日本語は言葉、言い回しなどが大変豊富です。

 

英語脳と日本語脳は別々に考えれるように脳を切り替えないといけない

日本語の文法ってほんとに特殊で文法を後から付け足すこともできるし、はじめから綺麗に組むのもいいし、つまり多様的なんです。

 

それを考えると英語と日本語は文法が逆という認識ですが、その固定概念で学ぶととても危険だと思うことがわかりました。

英語は日本語文法から見るとほとんどが逆の文法ですが、短い文だと日本語の文法と同じ時もあったりしますよね。

例えば

【同じ文法】

I am Siri.

私はシリです。

 

【逆の文法】

I have to go school tomorrow.

私は明日学校に行かなければならない。

 

【特殊な文法】

It’s easy for her to solve the problem.

彼女がその問題を解くのは簡単なことだ

 

絶対逆と考えると同じ英文しか作れなくなってしまうのであまり良くないです。

 

そしてこの考え方の最大のデメリットは、英語は日本語の文法を逆に考えるという意識が残っていると一度日本語に変換してから英語に直して考えてしまうのでものすごい時間のロスなんです。

会話って流れるようにするものなのでこの変換している時間は無駄な時間です。

 

もっと言うと、

英語を話すとき一度日本語の文法を教科書に載っているような日本語で考えたりしませんか?

 

例えば

 

【話し言葉:日本語】

犬の散歩行ってくる。

 

【英語】

I’m going (to go) for a dog walk.

 

【英語に訳しやすい日本語】

私は犬のために歩きに行きます。

 

こんな感じで日本語でも英語用の日本文に変換してから英語を考えてしまうことがあったんです。

日本語変換でも2重変換しているため、英語を話すためにはとても遠回りですし、英語脳を作ることができません。

 

英語を話すためには一度日本語への翻訳を切り離すトレーニングをする必要があるので、これだと余計に日本語を意識しているので逆効果です。

 

3.文字で認識してはいけない

参考画像 Pixabayより

私は英文や英単語を見て正しく発音できません。

英語ってイギリス人の英語の先生も言っていたのですが、“とても馬鹿な言語”らしいです。

 

アルファベットでAと書いているのに“オー”“アとエの間の音”だったり単語によって音が変わることが多いですよね。

その他にもknife(ナイフ)の初めのKの発音をしないなどサイレント文字も複数あってややこしいです。

 

なんでこんなに発音ややこしいの?!とも思い、

留学時代それを先生に質問しても英語はおかしな決まりがいくつかある変わった言語だからとしか説明されませんでした。

 

このことについてですが日本人だけでなく他の国の人も苦しめられているポイントだったんです。

ブラジル人と英語の発音について話していた時に気付かされたことですが、

彼らはポルトガル語を話し、またポルトガル語には同じ『E』でも『É 』や『 Ê』といった音の違いを表す発音記号のようなものと一緒に文字になっています。

この表記の違いで発音を理解し話すことができるのだと教えてくれました。



ですが英語には発音を差別化する記号はなく、26の最もシンプルなアルファベットで文字を構成しています。

同じ『E』でも単語によって複数の音に変わりますがそれを文字から音の違いを読み取ることはできません。

 

その音を知るには改めて発音記号を英語では必須で学ばなければなりませんが、やはり発音記号をいちいち見ることって留学中での生活では学校の授業や宿題をしている間のみで、

レストランや、ショッピングなどに行ったときなどの日常生活でとっさに読まなければならない時にこの音何?ってことは多々ありました。

その単語の音を覚えるしかない領域です。

 

話は戻しまして

他の国の人たちは英語を“文字で見たままの音”を読んで発音している人が多いです。

 

他の国の人の英語の発音についてはこちらの記事にも書いてあります。

 

彼らからすると特にヨーロッパ系の人たちは英語と似ている部分もあるためアドバンテージが大きいですが、アルファベットに対する先入観は日本人より深いのでその矯正に手間取っていました。

 

子供の方が英語ができる理由

子供って耳がいいんです。

子供たちの特に小学生になる前の文字をまだ学んでいない子たちは音から英語を学びます

 

バイリンガルYoutuberのAK-Englishさんのこの動画。

 

子供でも小学生(6,7歳)から急に英語の発音が悪くなるという話をしていてとても関心と共感を得た動画がありました。

 

 

小学校くらいから文字を学び始めるので英語を文字に一度置き換えて発音してしまうので一気に英語の発音が悪くなるとこの方は分析していました。

文字を知らないからすべての音を耳でキャッチしてします。

 

日本人もそうですが、他の国の人も英語の文字と音のギャップの違いにつまずいているのをこの目で見てきたのでとても説得力があります。

 

確かに文字からくる情報のインパクトって音よりも上に行くと思います。

音は記憶しないといけないので時間がたつと不確実なものになってしまいます。

ですが文字だと目から情報をいつでも得れるので頼りがちなんです。

精神面でも音よりも視覚からの情報に頼ってしまい頭はその情報を優先に考えてしまうのが英語の発音を学ぶ上では落とし穴のような気もします。



AK-Englishの動画では耳コピで英語の発音を学ぶことをお勧めしていますし、彼女の英語の発音を聞くとかなり説得力があります。

バイリンガルYouTuberの中では個人的によく視聴させていただいてます。

 

まとめ

語学を学ぶってほんとにおもしろいことなんです。

幼少期に言葉を自然と耳で覚えて話して聞いて、その繰り返しで今私たちは日本語を流暢に話せています。

 

ですが他の言語をその後に学ぼうとすると母国語が邪魔をしてなかなか外国語が定着しないことに悩んでいましたが、

勉強すると思うのではなく初めて日本語を自分の中に入れたときのように、日常になじませることで英語を含む外国語の習得の近道になるとおもいます。

 

留学することで英語環境で文法の勉強や新しい単語の習得、また発音のための口の動きのトレーニングなどネイティブな人から学ぶことが一番の近道であり、またいろんな発見にもつながります。

 

英語は文法が日本語の文法と逆の言語で有名ですが、韓国語やトルコ語など日本語と同じ文法の外国語もたくさんあり、単語を覚えるだけで話せてしまう国の言葉もあります。

そうなってくると余計な考えが減るので覚えるのが楽になり、さらに話せるとなると楽しいですよね。

 

どこの国も英語教育は第一に考えていますが、もっと幼いときに学びたい言語を選択できる環境があると”外国語”を学ぶということに対して抵抗が減るんじゃないかなと感じてます。