アメリカのアーティスト トーマス・デイニンガーの作品に衝撃が走った【Thomas Deininger】




トーマス・デイニンガーの生い立ち

1970年デイニンガーはアメリカのボストン・マサチューセッツ州のノーウェルという場所で生まれ育ちました。

その後ロードアイランド州にあるサルべ・レジーナ大学に通い芸術部門において成績優秀者として卒業。

卒業後は地元の協会のために2件の大きな委託の仕事を受け制作活動する道を選びました。

 

その仕事で得たお金でデイニンガーはヨーロッパを旅して過ごしました。

20代の時はいろんな場所に移り渡ってはアトリエを設け自分の手掛けた作品を売って生活していた。

 

1999年にロードアイランド州ニューポートに引っ越し、アメリカ合衆国マサチューセッツ州のフォルリバーという都市の近くで自身の作品制作のためのスタジオとなる広い場所を見つけそこに落ち着く。

彼はその場所で大作の制作を始め、それらの作品は世界中の公共・私的な場所でコレクションとして展示されています。

現在デイニンガーは奥さんと子供3人でロードアイランド州のブリストンにすんでいると彼の公式サイトで明かしております。

 

以上はトーマス・デイニンガーのホームページでの自己紹介を自己翻訳した内容になります。

間違ってるところあるかもしれません…。

 

ちなみにデイニンガーは2000年の秋に母校であるサルべ・レジーナ大学でドローイングのインストラクターをしていた時もあったようです。

 

トーマス・デイニンガーのサイトはこちら

Tom Deininger

 

見た目からは想像もできない素材を使ったインスタレーション

遠近・内部空間を意識し、あらゆる物を使って人間の視覚の錯覚をだますインスタレーション作品を手掛けています。

そのムービーをみてかなり衝撃的だったので、私の説明より動画を見てください。

 

こちらはデイニンガー自身のInstagramから。

見て分かる範囲で真珠のようなネックレス、レース、同線のようなもの、モノクロのポートレート写真、おもちゃのようなマネキンを分解して使用したり、何かは分からないようなプラスチック製のパーツなどが塊のようになっています。

 

しかし一旦して真正面から離れてみると見事に人物の顔となりその凹凸や陰影までも再現しているのはあっぱれでした。

最初静止画を見たときは油絵だと思ったので、それがまさか立体でこんな複雑な造りで見せてきていることがわかった時は衝撃的でしたね。

 

アメリカンアートって色彩がド派手でポップなイメージが強いのですが、デイニンガーはヨーロッパを旅した経験があるためか落ち着いた色彩を意識しているように感じます。

 

手法をが分かるような動画がご本人のサイトにあったのですが、どうやら実際の写真をPCなどで色分解(そこまで分解されていないようだが)した画像をもとに立体で作られているようです。

 



モネの作品を再現した作品がカオスすぎる

http://www.tomdeiningerart.com/monet.html より

デイニンガーのサイトにこの作品がありますので気になる方は飛んでみてください。

動画も一緒に掲載されていますのでよくわかります。

モネ作品掲載のページ

 

この作品は誰がどう見ても連想するのがフランスの画家クロード・モネが日本を舞台に描いた作品『睡蓮の池と日本の橋』です。

遠くから見たとき色と色の境界線がわからなくなったらきっと絵画のようなタッチと見間違えるだろう。

 

この作品に使われているおもちゃや部品を一つ一つ見ると何とも遊び心のあるシーンがあったり、規則正しく並んでいるのを見るとかなり計算して作っているのかとさえ感じられます。

しかしじっと一点を見つめると何ともカオス。

 

モネが日本の風景を描いた作品を再現しているのを見るとなんだか日本と縁を感じます。

 

 

私自身最近知ったのでにわかで語りましたが、実際にこの目で見てみたい作品です。



デイニンガーの制作方法

トーマス・デイニンガー本人のInstagramにはご自身の制作工房での作品制作の途中過程の写真や動画も多くアップされています。

壁に用紙を貼りその上に鉛筆で下描きを起こしで、作品の骨組みや土台となる素材を張り付けて、制作を開始しているようです。

 

 

その土台となった素材にどんどんと新たな素材を追加していき、複雑で奥行きのある立体物を作り上げている。

 

どうやらデイニンガーさんは油絵もしているようで、本物か剥製かの鳥を壁に貼り付けてそれを見ながらペイントしている動画がアップされていました。

油絵のタッチから分かるようにマチエールといわれる絵の具を厚く塗り重ねてできる表面のざらつきや立体感も楽しんでいるように見えました。

 

 

どうやら美術館で作品のコンテストがあったようでその審査に合格したようです。

その作品の1つがこの鳥かもしれませんね。

 

自身が持っている農場の周りに来る野生動物、とくに鳥について観察しそれをモチーフに今作を手掛けているみたいです。

 

立体の方の作品の制作は続けるけどひとまずはペイントすることに集中しますと書いています。

 

アーティストや漫画家など、作品を作っている人あるあるですね。

手掛けている作品はあるが息抜きに別の作品を始める。

 

ほぼリアルタイムといってもいい、SNSを通してアーティストの状況や新作の制作過程が分かるのはとても楽しい。

もし制作する側の人間ならいい刺激をももらえるように思います。

 

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