海外留学は思ったより辛い 日本に帰りたいと思ったけど乗り越えた話

イギリス留学で3ヶ月滞在しその後帰国せずにオーストラリアで留学とワーホリのため長期滞在していましたが留学期間中は何度か日本に帰りたいと真剣に悩んだ時期がありました。

大体それは孤独から来たり、英語が伸びないことへの絶望だったり、何かトラブルに巻き込まれてだったり…。

またそれらすべてが重なったりなどでが理由でした。

 

このまま海外で生活してても意味ないんじゃないか?

なんて考え始めたらその理由を探すことだけに頭がフル回転していました。

 

ビザがあるうちはその国にいれる唯一の期間でもあることは百も承知だが、トラブルや孤独や不安などで精神的に参っているならば一度日本に帰るべきなのか。

かなりの時間を使って考えました。

 

今回はイギリス・ロンドン留学中での、孤独や人間関係のトラブルが起こり日本に帰りたくなった時の話を書いていきます。




英語が伸びない

分からない恐怖と悩み

日本人留学生でも学校が英語に特化したところに通っている人やそいう学校を卒業した人、もともと英語が得意で語彙力やスピーキング・リスニングに自信がある人。

そんな人でも留学して英語分からない!って言ってる人がいるくらいですが、私の場合はそんなレベルではなかった。

 

学生の頃は実は英語が一番成績が悪く、また今まで英語を真剣に勉強したことがない『英語スキルほぼゼロ』の人間がほぼ何の下準備もせずいきなり留学しました。

ちょっとだけ勉強しましたけど、ほんのちょっとです。

 

最初は周りが何言ってるのかもわからないし、聞き取れてきてもそれに対して返答する英語力がなくて考えているとその会話が終わっていたりして、会話によるコミュニケーション能力がなかなか伸びなかった。

また相手が言っていることを理解できないとあきれられたり、話にならないのでもういいわというような態度を取られることもあったり…言葉が通じ合えないってこんなに孤独でまた屈辱にも似た悔しさが湧き上がってくるんだと思いました。

 

みんな楽しいそうな話をしていて、笑っていているのに自分ひとりだけ理解できなくてその場に馴染めず置いてけぼり。

ほんとに寂しいことです。

 

相手が自分より英語が勝っていても1対1なら合わせてくれたり分かりやすい英語で話してくれる優しい人もいます。

でも、ほとんどが英語通じないんだって分かると、必要ない会話を控える傾向にあります。

 

仲良くなってからだとそんなこともないのですが、やはり仲良くなる=言葉が通じ合えるようになってくるにも比例してくるように感じます。

 

英語って急に勉強しても全く伸びません。

個人的に思うのが耳がいい人、つまり聞き取りができる人って英語の伸びが早いです。

ですが私はあまりリスニング力がなかったため大変苦労いたしました。

 

そして当たり前ですがコミュニケーションが取れないと、相手に自分の事を理解してもらうのがとても大変です。

理解されないってとても悲しくて、辛さが増します。

 



人間関係のこじれ

人との繋がり

言葉が通じなくても人間関係がうまい下手はあります。

私はへたくそでした。

というか運がめっぽうありませんでした…。

 

結構トラブルに巻き込まれる体質なのかよく事件の中心になっていたように思います。

そのトラブルがまたトラブルを呼ぶという負の連鎖。

そのことを説明したり自己弁護する英語スキルがなく、というか日本語でも説明難しいレベルだったため誤解されたりしてました。

 

周りから見ると何してんだこいつって思われていたのかもしれません。

 

助けてくれる時もありますが、何度も続くと呆れられ見捨てられるときもありました。

 

そんなとき、どうしていいのか分からなくて言葉にできない代わりに態度に出てしまい、不機嫌でいると人間関係も壊れていきます。

 

せっかくできた仲間・友達ですが所詮留学中にできた一時的な関係でその交流時間はめちゃくちゃ浅い。

お互いの事はその短い期間の中でしか知りえないので、喧嘩したり、人間関係が悪くなったりすると離れていくのは当然のように思います。

 

現に私も、はじめ話したときは良いなこの人と思っても後々無理だったわなんてことたくさんありましたし。

 

留学中仲良くなれた人と喧嘩してしまって、関係が悪化し、学校でも寮でも会うのでその場所にいるのが苦痛な時期がありました。

もう日本帰りたい。

 

ですが、そういう時に中立の立場だった子が見かねて間に入ってくれました。

結果的にお互い謝ってハグして仲直りできました。

 

ですがあの時ほど日本帰りたいって思ったことはなかったと思います。

 

イギリスに着いたばかりで周りの事誰も知らない孤独より、仲良くなってから離れていく孤独の方が比べ物にならないくらい辛かったからです。

 

 

 



このままでいいのか、自分がしたかった留学ってこれなのかと悩む日々

帰国

留学は思い描いていたような華やかなものばかりではありませんでした。

 

エンジョイで来てる人もいると思いますし、私もめちゃくちゃ楽しいときもありましたが、それでも自分が求めていない事が起こったり、また急に不安になったりする時も大変多くありました。

 

社会人になって、仕事辞めて、ためたお金で語学留学。

それなりの年齢にもなっています。

 

このままここにいて英語もろくに伸びず、日本に帰ったらどうなるのだろう。

漠然とした不安に駆られました。

それならブランク期間短くして早く帰国した方がいいのかな、でもせっかく夢見た海外留学。

全てをかなぐり捨ててイギリスに来たのに、その行動と矛盾した気持ちになっていきました。

 

海外にいても日本のそのくだらない考えが根付いていて縛られた考えから完全に解き放たれたことはありませんでした。

 

社会人になってそこそこの年齢になり、周りの同年代の子は後輩や部下をもつ立場になっているのに、私はやりたいことをやりたいから海外来ちゃった。

 

でもその結果何にも繋がらなかったら…?

それを考えると、本当にこの選択は合っていたのかなど考えてしまう。

 

やりたかったことをしているのに将来の事・日本に帰った時のことが常に頭のどこかで気にしていました。

 

こんなことを書いていますが、海外に行ってみたい、住んでみたい、語学勉強したい、そういう人は絶対行くべきだと思います。

 

私もトラブルがあったり、孤独で寂しくて日本帰りたいって思ってたけどまた行きたいですもの。

日本での生活より刺激的でつらいことが多い分楽しいことがあると忘れられないからです。

 

今だから冷静に考えて留学をおすすめできるけど、自分が当時留学していた時はなんどもこの問いかけをしてしまいました。

 

ですが結果的に最後まで留学期間滞在し続けられたことはよかったと思います。

途中で帰国しなくてよかったです。



日本に帰って仕事ができるのかを考える不安になる

元々webエンジニアとしてwebサイトを作る仕事をしていたのですが、実はその仕事での技術ももっと勉強してあげていきたいという思いもありました。

そして私は海外にはPCは持って行かなかったのでそれらの勉強もできませんでした。

 

仕事にも未練があるんじゃないかと考え始めてしまい、体は一つで一度にできる事にも限界があります。

そんな中であれやこれやと考えて、結果手に気ただいまの現状から逃げたいだけなんだとも思いました。

 

私の周りの社会人留学生は日本に帰っても帰る職場がある人ばかりだったため私のこの悩みを共有できる人はいませんでした。

 

私がイギリスで出会った社会人になってからその仕事を止めてきた人の職業は美容師だったり服飾関係だったりと、特に美容師の子は帰ってもまたそのヘアサロンで働くんだろうなというのが約束されていました。

服飾関係の社会人留学生は結構多くて仲良かった子で2人居ましたが、その他にも服飾系の短大卒業してそのまま留学してますといった人が私の周りの日本人ではほとんどでした。

 

 

というのもイギリスはファッションでも有名な国。

イギリスでファッションデザインの力をつけたい人や服を作る技術を学びたいという目的で来ている、イギリスだからそこで学びたいという明確な目的を彼女たちは持っていました。

 

現地で英語以外に学びそれが日本に帰ってからも仕事や生き方につながる。

ちゃんと目的を持った人たちにばかりでした。

 

彼女たちにも不安はあったように思いますが、やりたいことが2重である人たちに比べると私の留学の目的は弱いようにも感じました。

 

私の場合は純粋にイギリスで英語を学びたい、語学のためにした留学だったので、だからふとした時に仕事のことについて悩んでいたように思います。

 

本来は留学する動機ってこの海外で英語を勉強したいという一つだけで十分なはずなのに、周りの環境や持っているものとを比較してしまい勝手に悲観的になっていました。

 



それでも最後まで居続けた留学生活

こんなにいろいろ悩んだりトラブルがあって孤独だったりしたのに私は途中帰国もせず居続けました。

 

トラブルに関しては解決できたのと、そのおかげでより友達との絆が深まったためもっとここにいたいと思えたから。

 

仕事についてなど将来について漠然な不安はずっと考えてしまっていたのですが、それでもこの楽しい時間やかけがえのない出会い、またイギリスに住んでいるという人生でそうそうない経験をちゃんと最後までしたいという気持ちが一番大きかったのでその気持ちに素直に従うことにしました。

 

不安に思っていることやトラブルなど自らの考えや行動でどうにか解決できる事ばかりだと気づきました。

留学先でできた友達とは自分から歩み寄ることで仲が深まったし、孤独に感じていたのもただ自分が殻にこもって思い込んでいただけ。

不安ならその不安な要素を1つずつ潰して行けばいいとどこかで吹っ切れたのが大きかった。

 

 

また、日本にもし帰ったことを考えると嫌に現実的なことばかりしか思い浮かばなくてそれもなんだかつまらないなと思ったのも大きかった。

元々日本はそんなに好きではなかったので、不安ではあるけど帰りたくないという気持ちが大きかったのです。

 

 

トラブルが起こった時は帰りたがっていたのに都合のいい人間です(-_-;)

 

ですが、トラブルを除けば海外での生活はほんとに楽しくて刺激的。

別世界だなって感じます。

 

人生に躓いて生き方に悩んだとき海外に行くととても前向きな気持ちをもらえます。

 

振り返るとそのトラブルやヤバい事件など含めて刺激的で楽しいし好きなのです。

 

日本にいたときは仕事と一人暮らしで借りていた家の往復で、会社のみの交流関係。

同じ人としか会わない日々が私にとっては飽き飽きでした。

 

同じ場所に3か月いるともう次のところに行きたいと思ってしまう人間なので…。

 

会社の元同僚や飲み屋で会う社会人の人と話したとき、同じ生活の繰り返しが飽き飽きだなんて言っている人も多く見かけました。

自分もそうだったため、みんなも同じことを感じているんだと安心したけど、そのほとんどが飽きている

状況を続けていくんだなと思ったのも事実です。

 

人間って今より良い環境になるかもしれないから環境を変えるよりも、しんどいし辛い環境だけど慣れてしまったから居続ける選択を取りがちなのです。

次の環境が今よりもいいか悪いかなんて約束されていないのもそうですが、日本人はどの国と比べても保守的なため、チャレンジ精神が薄いからではないでしょうか。

 

 

私も環境を変えるのはすごい怖い方なのですが、思い切って留学できたのは本当によかった。

絶対にまた何かしらの方法で海外に長期間住んでみたい思いや、語学を現地でまだまだ学びたい気持ちがあります。

 

海外に来たけどもう日本帰りたいと思っている方。

日本で普通に暮らしていたら体験できないことをしに行っています。

外国で勉強したり働けているという貴重な経験ができているのであれば辛くてももう少し耐えてみて欲しいと思います。

 

少し耐えて続けていると見えてくるものって結構多くありますし、それが日本ではなくなかなか体験できない環境でしているのであるのならそのチャンスは見逃せないです。

 

私のようにトラブルが起きても別の風が吹いていい結果が生まれることもあります。

 

最終的に帰る場所があるのは心のよりどころです。

もし悩んでいる人がいたら、日本に帰ること=お守りだと考えて楽しく充実した海外生活を送っていただきたい。