関西弁の『~やんか』は東京の人には勘違いされる 関西弁特有の言葉遣い

関西弁の独特な意味

今回関西出身の私が東京に住んでいた時に感じた関西弁がうまく通じてない、勘違いされていた話。

 

幼少のころから標準語だと思っていた言葉が方言だったことなどについて書いています。



東京の人が関西弁を違う意味で捉えている ~やんかが通じない

東京に2年近く住んでいて東京の人とコミュニケーションが難しいなと感じることが方言により起こることがありました。

 

そこがタイトルにもある『~やんか』。

 

例えば私が東京の人に

“ウチさ、昨日〇〇に行った(て)んやんか~。”

なんていうと

“いや、君の昨日についてなんて知らねーし。”

って言われました。

 

この返しをされて私はかなり混乱しました。

この『~やんか』は言い換えると『~したんだけど』という意味。

過去の事を報告するようなニュアンスの時に使います。

 

つまり私は

『私は昨日〇〇に行ったんだけどさ』

という意味で相手に話したんだけど東京の人は

『私は昨日〇〇に行ってたじゃない?』

という過去の行動をすでに知っている前提で確認しているニュアンスに聞こえていることに気付きました。

 

ちなみに

『~行ってたじゃない?』というような相手に確認や同意を聞くときの関西弁は

『~行ったやんか』となります。

“ん”が追加されるだけですが、関西の人はこの違いを使い分け聞き分けられます。

 

ただイントネーションの違いで『~やんか』も同意確認の意味にもなります。

 

関西弁って”やん”とか”へん”っていう言葉が語尾につくイメージ持たれてるかもしれませんが、”ん”の使い手だと勝手に思っています。

 

私はこれに気付くのにちょっと時間がかかったので苦労しました。

気を抜いたときに出る何気ない方言が空回りした意味となっている、その言葉はどの言葉なのかと分からなかったんです。

いや知らねーからと言われたときはちょっと傷つきましね。



味が『しゅんでる』が通じない

この大根味がしゅんでておいしい!

っていうと『しゅんでる』って何と聞かれました。

 

ちょっと訛っているかもしれない表現だけど分かるんじゃないかと思ったが相手は分からなかったらしい。

 

言い換えると出汁の味などが大根に『染み込んでいる』という意味です。

 

『染み』が『しゅむ』という音に変わっただけだけど東京の人からするととても気になる表現であるようでした。

 

この『しゅむ』以外にも何その表現と突っ込まれる言葉はもちろんたくさんありました。

 

よくある例ばかりかもしれませんが、

逆に関西では『しょっぱい』なんて言いません。

『辛い/塩辛い』っていいます。

しょっぱいと初めて聞いたとき何それって私も当時しっかりとした意味が分かりませんでした。

 

私はこのしょっぱいの正しい意味を知ったきっかけは名探偵コナンの漫画です。

服部平次が出てくる回で方言から推理するストーリーで知りましたね。

 

あと『しんどい・えらい』って言葉も東京の人はあまり使っていませんでした。

どちらも疲れた、辛い(つらい)っていう意味です。

 

私は漫画の影響で方言の違いを知るきっかけがありましたが、いろんなジャンルから地方によって違う言い方をすることについては吸収できるし、逆に普段使っていた言葉が方言だったとショックを受けることもあるので未だに驚くこともあります。

 

生活していてコミュニケーションの中で方言について指摘された場合、えっ何か変なこと言った?と意外にも飲み込めないことが多かったのですが、文字やテレビなどで直接自分がその世界に入り込めないところで客観的に説明されると私は理解するのが早かったです。



めばちこが方言だと知らなかった

めばちことは『ものもらい』の事です。

目にできものができた症状をものもらいと標準語でいうと知ったのはたぶん大学生になってからだったと思う。

 

しかも知ったきっかけが名探偵コナンのコミックを読んでいて、犯人を目撃した人に警察が事情聴取をしているページで

“犯人にはものもらいがありました。”

と書かれていたんですね。

 

またもコナン君に教えられました。

 

この時私はものもらいが何なのか分からなくて、物を貰うものがあるってことだよね。

何だろう何だろうってその回をしっかりと理解できなかったんです。

漫画なので絵で目が腫れている描写はされていたのですが、めばちこ=ものもらいと当時の自分は結びつけることができずモヤモヤした回でした。

 

話が進むにつれものもらいがめばちこのことを言っているんじゃなかと何となくわかり始めましたが、めばちこを方言だと思っていなかった私からすると変な名称でめばちこのことを言うんだなと思いましたね。

 

そのあと千葉出身の人に

“めばちこができた。”

と話すと

“え?何?

なんか変なこと言ってるー。”

って言われました。

 

ここでコナンで書かれていた『ものもらい』という表現がもしかして標準語か関東でいわれているのかとかと思い出して、ものもらいの事だよと言うとなんだものもらいか。

と相手も理解してくれました。

 

ちょっと方言が入るだけで途端に理解が遠のくことが東京生活時代にはありました。

よく言われる上京したての頃は心が折れる地方民はこういう小さなところから大変な思いをしているんです。

たぶん…。



1度も遊んでいないのに関西では『また遊ぼうね』という意味

小学校時代の話ですが友達が『また遊ぼうな~』なんて言って分かれ道でバイバイすることがありました。

 

この時わたしはその子と1度も遊びに出かけたことがないのに何故あのこは『また』と繰り返しの表現を使ったのか疑問だったんですが、関西で育っていく内に自分も同じシチュエーションで使う事に抵抗が無くなりました。

 

ちなみに私は生まれも育ちも関西ですが大阪・兵庫・京都と3つの場所で生活経験があります。

 

話は戻して『また遊ぼうね』と1度も遊んでいないのに使われている『また』の意味ですが、『また(今度)遊ぼうね。』

と今度会ったときなどの次回の意味も含まれているんだと成長するにつれて自然と理解していきました。

 

関西、特に大阪かな、の人は『また』~しようのなかに次回や今度という言葉を省略させて使っています。

なのでこの使い方を知らない人たちからすると

“一度も遊んだことがないのになんで『また』なの?”

って不思議に思われます。

 

私は生まれは関西ですが、小さいときから同学年の子たちがこの『また』という使い方をしていたが初めの方はしっくり来なかった組なので、理解されないことには理解はあります。

 

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