イギリス観光お勧めのロンドン自然史博物館の動物の骨と恐竜の展示がすごすぎた

NaturalHistoryMuseum_




イギリスで有名な博物館ロンドン自然史博物館

ロンドン自然史博物館(Natural History Museum)に行ってきました。

季節は11月の冬のロンドン。

Natural History Museumの外観

 

建物の外観からとても素晴らしい作りで、内装はハリーポッターのホグワーツ学校のような造り。

 

この博物館はハリーポッターのロケーションとは全く関係ないありませんが、とても美しく重厚感、歴史を感じさせる建物です。

 

そして中に入ると大きな動物の骨がダイナミックに展示されていて、初めて訪れたときの興奮は計り知れませんでした。

 

私は作品制作もするのですが、動物の骨をモチーフにした作品をいくつか手掛けていて、大変興味深い博物館であったため1度では物足りずイギリスにいる短い期間に3回ほど訪れました。

 

私が感じた自然史博物館の魅力を紹介していきたいと思います。
 

内装の造りがまるで魔法学校

中2階になる階段の途中の踊り場から内観を撮影してます。

イギリスらしい内観デザイン

ハリーがこんな感じの階段を上っていたなと雰囲気がホグワーツ学校ににていてかなりテンションが向上します。

歴史あるイギリスの建物の造りを感じました。

 

踊り場から別角度で撮影。

天井からつるされているクジラと思われるダイナミックな骨の展示物は見ものです。

 

2階途中の踊り場から撮影

次はさっきの中2階から少し階段を上がっての撮影した写真です。

 

 

博物館の奥行に沿って撮影するとわかる内観の造りが天井まで広々としており清々しいほどの解放感。

天窓から差し込む自然光は展示物を良くみせています。

 

写真でもわかるように踊り場でこの光景を撮影する人がとても多かったので私は上の方に上っちゃいましたね。

 

ここは入館してすぐのエントランスエリアなので展示物よりも内観を楽しめるなと個人的に思いました。

ローブを着てきたらホグワーツ学校入校だな、とハリポタのロケ地でもないのにそんな気分に浸っていました。

 

石造りの壁や柱に木の彫刻などが施され天井付近には大きめの窓ガラスが並んでおり、そこから暗めの室内に自然の明かりが入るのでその光コントラストがとても雰囲気ある明るさになっていました。

 

博物館自体は写真でも感じられると思いますがやや暗めです。

暗さの雰囲気的に上映前の映画館のような感じです。

 

自然史博物館は生物の資料を展示しているのですが、骨みたいな少しおどろおどろしい展示物を置いているのにやや暗めな館内とあるのに不気味な感じはしません。

展示している貯蔵品を空間になじませ、そしてより一層価値あるものに見せてくれる役割をしているように感じました。

 

そして無料で入館ができます

 

入館前に荷物検査がありますがそれをくぐれば自由に閲覧できます。

 

ここの博物館はアリの巣のようにいろんな通路から様々な展示室に行けますがその量は無料で見ていいレベルをはるかに超えています。

1日で全部見ようとするとかなり疲れます。

真剣度合いにもよりますが、何となくさらっと見る分には全然良いでしょう。

 

しかもこの博物館の館内にはパンやジュースなどが売られているお食事エリアもありますのでそこで休憩している方もとても多かったです。

 

皆1日中ここで過ごすのかな、そんな感じでのんびりされていました。

 

私は自然史博物館に来た初日はエントランスから続くさらに奥の部屋があると気づかず1階の広場と2階を軽く回って帰ったのですが、それで十分満足してしまいました。

これでも20分の1くらいしか見れてなかったんです。

 

後日2回目に行った時に奥にまだまだあることを知って、

えっ…こんなに広いの

とその広さにとても驚きました。

 

2回目、3回目に行ったときに初日に行っていないエリアでの展示場をメインに見回りましたが、かなりの種類と数の動物の骨や模型などの資料、また虫や爬虫類、宝石といった分野まで幅広い内容に驚きました。

 

1日目は雰囲気を楽しみ、2回目3回目くらいから中の貯蔵品をじっくりとみて楽しむ方法で博物館を堪能しましたが行けば行くほど味が出てくるような場所でした。

飽きが来ないといいますか…。

エントランスだけで見られる展示物

入館してすぐのグランドフロアの天井にはクジラ(?)の巨大な骨が吊り下げ展示されていて、その下のエントランスの両端に柱を挟んで美しい演出を施した展示をされていました。

やはり玄関的なところ。入り口としての顔だからか展示というよりインスタレーションにも感じました。

ガラスの板に閉じ込められている蝶

1番のお気に入りの見せ方。

超が上に向かって舞うように飛んでいる風に配置されていて躍動感があり美しいです。

 

大きさによる配置にもこだわってそうだな。

お金かけているなと思いました。

 

日本だと小さな額に数匹を色ごとに分けてきれいに整頓して見せてるものしか私は知りませんが、まるで生きているような動きを作って見せてくる力はまだまだ日本の博物館にはない発想に思います。

 

そういう観点からも目を奪われます。

マンモスか象の骨

これは荷物検査が終わってすぐ目に入りました。

デカいってだけで迫力に圧倒されますが、ライトアップによる影の作り方なども個人的に好きです。
 

宝石エリアは不人気そうだが見もの

宝石の原石などの展示エリア

まぶしい夕日が張り込んでいた宝石エリアは他のエリアに比べて人気がありませんが静かに見れるし、個人的に雑踏がしんどくなったら来てもいい場所のように思います。

と勝手に休憩場にしてますが、ちゃんと見ましょうね。

サンゴ
宝石

宝石や貝殻などの海で発掘された宝石を中心に貯蔵されているエリアなので、私みたいに光物に興味が無かったり価値がわからないと少しつまらないところですが、それを置いといても本当に資料館といえるほどの量です。

 



 

動物の骨、剥製、模型がハイクオリティ

哺乳類、爬虫類、両生類、魚類、昆虫、恐竜など本当に様々な生物の資料が展示されています。

模型の展示も多いのですが、そのリアルさは本物の様です。

 

ほとんどがおそらく1分の1スケールの等身大で作られているため、自分や他の展示物との大きさ比較ができて、こんなに大きいのか小さいのかと勉強にもなりました。

 

哺乳類・鳥類の絶滅種や絶滅危惧種の動物の資料が興味深い

いっぱい写真を撮ったつもりだったのですがあまり撮れていなかった…。

この哺乳類や鳥類のエリアは広い通路の四隅に展示されています。

 

また他の生物に比べでこの哺乳類・鳥類の骨や剥製・模型物のクオリティは最も高いという印象です。

すでに絶滅してしまった動物の資料もあって珍しかったですね。

イノシシ科の哺乳類
絶滅したドードの模型

このドードの模型は特に感動しました。

リアルすぎて今にも動き出しそう。

 

こんな動物が生きていたんだなとガラス越しに感じました。

なまけもの?

なまけものにしたら大きさが子供サイズでしたが、見慣れないマニアックな動物が多く見られます。

 

日本って動物園で見る動物が限界レベルですが、生き物って似たような見てくれだけど少しずつ違っていたりして個性を感じます。

また生息地がどこなのかも書いているので、その土地に適応するためにどのような生体能力があるのかなど見るだけでなく勉強にもなりました。

 

ここからは海の哺乳類エリア。

展示方法が先ほどの通路に沿っての展示ではなく大きな部屋の1室を丸々使ってぎっしりと展示されています。

海の哺乳類

ジュゴンやイルカ、またあまり知らない動物の資料もありました。

中には海水生物が泳ぐときに使うエネルギーや体の動かし方など、科学センターにありそうな電子版で説明されていたりして、もし自由研究なんてあったらここに通って生物の不思議について追及したくなります。

 

爬虫類の骨が珍しい

亀の骨の標本って資料本にある写真でしか見たことがなかったので偉く珍しいなと思いました。

それもすっぽんなどの種類もあって爬虫類エリアでもちょっと見ものでした。

 

珍しい亀の骨

本当に素晴らしい、亀だけでこんなに豊富な種類の展示が…。

 

そして展示の仕方がとても素敵です。

 

他にもワニ、エリマキトカゲや深海魚まで展示してありました。

ワニ
叫んでるエリマキトカゲ

ただ置いて並べて展示するのではなくどの動物が普段する動きに合わせた構図にしたり、または普通に置いていたら分からない腹の部分などがわかるように展示していたり、見る側が何を見たいかをよく考え楽しませてくれるそんな展示方法でした。

 

ほんとうに博物館という古めかしかったりつまらないんじゃないかというイメージがぶっ飛びます。

 

 

空間を余すと来なく展示されていて、そしてそのどれもがとても大きな生物です。

見ごたえがあります。

 

迫力がすばらしい恐竜エリア

なんと、まさかのティラノサウルスのロボットがお出迎えしてからの恐竜エリアに突入しました。

この恐竜の展示内は他のエリアに比べて本当に暗いです。

動いて吠えるティラノ

ライトが赤や緑・青など原色カラーがポンポン変わりアトラクション前にあるティラノサウルスそのものでした。

ブルーライトに照らされたティラノサウルス

※写真に変な加工は加えていません。

柵でしっかりと境界線が設けられていますが特に10歳にも満たないお子さんを連れた家族連れでこの場所だけでも大人気でした。

デカいし動くし吠えるし色は派手だしで誰でも立ち止まっちゃいますね。

 

ここから入れる恐竜の骨などがたくさん展示してある部屋の中は映画館の上映寸前のライトが最小限になるくらいの暗さで写真撮影はできませんでした。

 

展示部屋は展示物が多いのと、恐竜なので大きさがどれも半端なく大きいため必然的に通路が狭いところもあります。

 

後この恐竜のエリアのみ一方通行ぽくて一度進むとそのまま進んで出口まで行くような造りになっています。

もちろん立ち止まったり少し後ろに下がる余裕はありますがワンフロアに点々とあるのではなく、部屋に通路が作られていてその両脇に展示しているという造りになっています。

 

他の人に迷惑かけれないので出口まで出てまた入るを2回ほど繰り返しました。

一番よく見たエリアだったけどその割に写真が少なく、(部屋が一際暗かったため撮影できなかった)

暗くても写真撮っとけばよかったかなって気持ちなりながら記事を書いています。

 

また絶対行かないといけませんね。

恐竜

暗い恐竜展示部屋を抜けると少し明るくて展示物との間に空間を設けた大きな部屋にも行けました。

こっちの方が見やすかったですね。

 

恐竜の骨の進化について3D映像で天井付近の壁に映されていて見入る箇所も多いです。

 

展示は動物の属性で別れている

怖くて見れなかったのですが昆虫エリアもあります。

入り口から蜘蛛やムカデの大きな写真が見えたので私はそのエリアに入る勇気はできず見ていません。

 

このような感じで生き物のタイプごとにエリアが明確に分けられているのもとても親切です。

その分部屋があるということです。

 

内装の造りがシンプルで分かりやすい作りなので迷うことはないのですが奥が深いのでアリの巣に迷い込んだような気分になります。

まだ部屋がある、まだ部屋があるといった感じでした。

 

どの部屋も情報量がとても多いので1か所に絞って没頭してみるのもとても価値のある博物館だと思います。

 



 

日本の阪神淡路大震災も取り上げられている

一本のエスカレーターが導く先は?

まるで宇宙ステーションかと思ってしまうような造り。

隕石みたいなドームがエスカレーターの上部に設置されていてここから展示去れる世界観が大きく変わることが予想されました。

 

入る前からワクワクの入り口。

 

エスカレーターで上っているときゴーゴーという火山の中にいるような音が聞こえます。

 

そうなんです。

火山エリアです。

 

私が不勉強なためかイギリスに火山ってあまりピンとこなかったけど、日本人からすると山が多く活火山もまだまだある。

なんともなじみ深いエリアでした。

 

もうほんとに見るところが多くて嬉しくて困ります。

火山エリアも資料館のようになっていて、火山が起こる仕組みや火山の歴史についてあらゆる国や地域から集めた情報などが掲載されています。

映像による過去の噴火映像や仕組みが特に多いです。

 

また火山に当たってしまった調査隊員が防火服を着ていても溶けてしまうんだよ示唆しているような人型の展示物なども…。

 

火山英リアの最奥に進むと、

あれ?なんか馴染みある文字が見えるぞ…?

神戸スーパーマーケット?

火山エリアの最奥にこのような入口を発見。

 

中はスーパーマーケットの内装を模していて、中にボタンがあるのですがそのスイッチを入れると震度7の揺れが起きる部屋です。

阪神淡路大震災を体験するエリアになっていました。

イギリスマーケット風日本のスーパー

中は商品棚にがあり日本の文字が印字された商品が並んでいます。

 

イギリスのスーパーのデザインを引き継いでいますが、日本のスーパーをイメージしたようです。

十分すぎるクオリティーです。

 

イギリスの博物館にここまで作りこんだ装置を使って再現しているのにもとても驚かされました。

 

揺れに関しては横揺れの一定の動きで揺れるのでそこまで怖さを感じませんし、捕まる手すりもあるので大丈夫なのですが、日本やアジア圏に多く見られる地震という災害を知ることはイギリス人にとっては新鮮なのではないかと思います。

 

イギリスでは地震や台風などが無いらしくこうやって知らない災害を体験しようとする施設ってとても大事だと思います。

まさか私もここで震度7と思われる揺れを体験するとは…。

 

夕方から行くと博物館全体がライトアップ

夕方といっても私が滞在していたのが冬の季節でしたので日没が早く暗くなるのが速いです。

4時くらいに行ったときもうすでに外は暗くなっていたのですが、暗くなってから行くのも良いです。

 

青くライトアップされ怪しさとお洒落さがグレードアップ

 

入った瞬間これなんですよ。

いつの時間行っても圧倒されます。

 

ライトアップされることで昼間に行った時よりじっくりと見上げていました。

天井の造りや窓枠、柱などライトが照らされていない時間には見ていなかった建物のこだわりも感じられて見せつけてくれます。

 

他の動物や魚、恐竜などの部屋は昼と同じライトです。

 

夜のロンドン自然史博物館

もちろん館内だけでなく外観もライトアップされていて群青色の夜になりかけの空に博物館が浮かび上がるようにそびえたっているので美しいです。
 

伝えきれない館内情報

他にもほんとにいろんなものが展示してあります。

丸一日使ってもまた見に行きたいと定期的に思わせてくれます。

私が今回紹介したのはほんの一部です。

もしイギリスに行かれることがあったらその時のお楽しみにワクワクしてください!

 

ただ、有名で人気なだけあって館内は比較的混んでいます。

子連れの割合が多いのと、たまに持参と思われる折り畳み椅子に座ってスケッチしている方も見られます。

もちろんそういう方は人が少ないところでされていました。

 

絵を描くための資料として訪れる方、雰囲気を楽しみたい方、知らない情報を知りたい方、ただ何となくぶらっと来た方、どんな目的でも居心地よく居れるので私は好きです。

 

ロンドンおすすめ美術館と博物館を全部まとめた記事です