イギリス留学で寮のルームメイトと喧嘩した体験談と仲良くするための心得

イギリス留学で3ヶ月間寮に住むことになっていたのですが寮に住み始めて1ヶ月後にルームメイトだったロシア人の女の事大げんかをしました。

 

その喧嘩の理由と、今だから分かるその喧嘩を防げたことなど書いていきたいと思います。

結果的に私は2カ月で寮を出て残りの1か月間はホームステイに切り替えました。

 

今海外留学中で外国人のルームメイトとうまくいかない、喧嘩したなどある人の参考になればと思います。

 



私が寮のルームメイトと喧嘩した理由

私が喧嘩したのはロシア人の成人女性です。

 

喧嘩した主な理由は国の文化というか国民性によるコミュニケーションの捉え方の違いからこじれたものでした。

 

最初は仲が良かったが留学の目的が違っていた

 

ことの発端がルームメイトのロシア人は英語がAdvancedクラス(上級レベル)で勉強をそこまでしなくて何不自由ないレベルでした。

めっちゃ話せるのに何故留学して英語を学んでいるのかを聞いたところ大学の修了単位で必須だからと言っていました。

学校関係で留学に来ているが交換留学ではなく自発的に来たそうです。

 

そんな私はほとんど英語が話せないし聞き取れない、中級より少し下のレベル『Pre-Intermediate(準中級)』クラスでした。

宿題も毎日出るけどそれ以上に英語を勉強しないと授業が理解できないし、クラスメイトとコミュニケーションをとるのも先生の質問を理解するのも困難な状態でした。

 

そんなレベルの差があっても一緒に話せたりするのが寮の良いところですが、ロシア人の彼女は英語に対して危機感も無く、むしろ自分が言っていることに理解が追い付かない私に英語を教えてくれることもありました。

最初の頃はとてもいい関係だったと思います。

 

発音のトレーニングや宿題を見てもらったりと仲良くできていたので、相手のロシア人も私になついてくれました。

 

そんな彼女と私の中を大きく引き裂いたのは留学の目的の違いでした。

 

彼女はどうやら観光をメインとして来ていて、英語の授業などは単位を落とさない程度に受けられればいいという考え。

私は英語がほとんど話せないので真剣に勉強しに来ている目的でした。

 

強引に遊びに誘われるけど断れない

 

お互い留学期間は数か月程度と短期でした。

ロシア人のルームメイトはイギリス滞在中に少しでも多くの観光地を巡りたい一心で毎日どこかへ出かけていくし、帰りは夜遅く、時には明け方になることもよくありました。

 

私も彼女からクラブやパブに行こうと誘われたけど毎日毎日行くことは難しいし、次の日がテストの時はさすがに無理だと自分で判断していましたがそれをはっきりという事がなかなかできませんでした。

 

『行きたくない・行けない』と断るのではなく『勉強しないと・明日テストなんだ』と、察してくれと言わんばかりな言い方で彼女からの誘いをかわそうとしていたのですが、

“帰ってきてから勉強すればいいからとりあえず行こう。

さぁ準備して!”

と察してくれることはなかったです。

 

これが本当に毎日続き、半分は何とか断ってきましたが毎回誘われてくることにプレッシャーを感じてきたのと自分の時間が持てないことにストレスが募ってきてそれが爆発したことでルームメイトのロシア人と大喧嘩しました。

 

今思えばはっきりと『NO』と断ればよかったです。

話す言語が変わってもなかなかNOといえないのは日本人である本質と、遠慮や嫌われたり仲が悪くなったらどうしようとか、意味のない気を使っていた所為でした。

 

他の部屋の寮生と私のルームメイトだったロシア人のコミュニケーションのやり取りを見ていて、みんな彼女からの誘いで無理だったら『NO』とはっきり言っていたし、顔をしかめて無理!っていう態度を示していました。

ここまでしていいんだって感じましたが、海外ではこれが当たり前でした。

 

こんな態度でもお互いに普通にその後も接していました。

日本だったらぎくしゃくしそうなやり取りなのに、これが正解だったんだ、と後から気づきましたね。

 

英語を勘違いしていた

 

知っている英語でもニュアンスがさまざまあることを英語学習を進めて行く内に気付くことが多々あります。

今から考えるとこのロシア人が言っていた事を私が勘違いしていたのかもしれないと思った英語のニュアンスの違いについて。

 

わたしは『Do you want to』の使い方の意味を勘違いしていました。

 

よく彼女に

“Do you want to go ○○(場所)?”

と聞かれていて

これに対して私は

『○○に行きたい?』

と聞かれていると思い込んでいたのですが、ネイティブレベルの英語を話せるロシア人は

『○○に行かない?』

と聞いていたのかもしれないと後々考え直しました。

 

この『Do you want to~』の使い方を友達などに使う場合は『Would you like to~』や『Can you ~』の意味と同様でこれらよりももっとカジュアル場面で使うフレーズだったのです。

 

使う場面にもよりますが、この『Do you want to~』は『~したい?』と尋ねているのではなく『~しない?/~してくれない?』とお願いしているフレーズでもありました。

 

こういったニュアンスもあると知らなかった私は

“この人毎回勝手に私の行動を確認したり、決めつけたりしてくるな…。”

と誤解していたのですが彼女はただ遊びに行かない?と誘ったりお願いしていただけだったのかもしれません。

 

知っている英語でも日本人と外国人では英語の捉え方にだいぶギャップがありました。

それがこんなに良く使う英語からあるとなると勘違いによるトラブルも生まれやすいです。

 



 

トラブルを防ぐにははっきりと断ることも交友関係を円滑にしてくれる

留学での交友関係で相手に気を使ってもストレスが溜まるだけです。

日本文化のように察してくれなんて言うエスパーまがいなことは外で通用しません。

 

嫌なことや断りたいことなどは臆せずはっきりと『NO』と伝えましょう。

 

海外・留学先では日本のあたりまえは基本的に信用しない方がいいです。

これが文化交流でもあるなと感じましたね。

 

ひたすら英語の知識を身に付ける

 

英語のフレーズの使い方で日本人は思い込みで捉えていたり、何となくで理解して結果的に勘違いが生じることもあります。

これに限ってはただの勉強不足です。

ひたすら場数と勉強を遂行するしかありませんし、こういった間違いがあるからこそ気づけたときに大きく成長できます。

 

知っている英語でも改めてよく英語の意味を確認して、それをもう一度相手に確認を取って再確認人する。

こうすることで自分の英語力も上がるし相手とのコミュニケーションでの認識のずれが無くなってきます。

 



 

文化の違いでコミュニケーションの取り方の違いを感じる

別の視点から感じたことが国民性の違いによるコミュニケーションの取り方の差でした。

日本でも西と東とで対立がたびたび起こったり、隣の県どうしても文化的に相いれないことで張り合っていることなんてよくありますよね。

 

それが留学すると国の文化レベルになります。

 

まず私が感じたのは察してくれ、気を使ってくれは日本だけ。

上記で書いたよう欧米諸国の人たちはYESとNOの世界です。

 

日本人のように曖昧にすることが=NOだなんて誰も分かりません。

 

しかし私から見ると欧米人ってとても強引だと感じました。

相手の有無も利かないところや自分の意見を押し通すところ。

グイグイグイグイと自我をアピールして周りを巻き込んでいくのが欧米人では当たり前でした。

 

日本人のように

“いや、えっと…ちょっと…”

なんてもたもたしていたら相手に主導権が奪われいてなんてことはよくありました。

 

相手を思いやることと気を使って自分を出せないことは違います。

少しの事でも意見が違う、それは従えない、と考えや行動が割れた場合ははっきりと発言しないと相手には伝わらないし困るのは自分なので、ここは日本人同士でやる『察してくれ』の曖昧な発言は辞めましょう。

 

少し強引ぐらいに意見を言っても大丈夫ですが、場合によっては面倒なことにもなりかねない言い争いにもなる可能性もあります。

 

これに関してはケースバイケースですね。

 

注意としては、騒然の事ですが相手を傷つけるような発言や喧嘩になりそうな事などは、そこは察して一歩引くなど配慮しましょう。

欧米人の押しにはなかなか日本人は付いていけないので、めんどくさそうだなと感じたら適度に従って交わす方法も判断すべきです。

 

ルームメイトと仲良くするための心得

基本的に日本人の性格上、ニコニコして全てにYESと言ってしまうたちなので、どの国の人からも上から目線で接してこられることもあります。

 

断りたいことはしっかりとNOという事はとても大切ですが、それよりも大切だと感じたのはお互いの国民性を理解すること。

 

とにかく発言が厳しくて自我を通す国の人や、楽しい事を考えて面倒なことは無責任な人、生真面目で律儀だけど損をしてしまう人など国によってカラーが見えてきます。

そういうタイプの人たちだと理解しないと、なんでこの人たちはこんな事をするんだと無理解に苦しみます。

 

一歩引いて外国人だという事を再認識してお互いに違う国とバックグラウンドを持つからこそタイプが異なるんだ。

これを楽しんで交流できる関係になれば喧嘩したりしても仲直りしやすいでしょう。