イギリスの治安は基本良いが規格外の危険な事件もある【ロンドンの治安事情】

イギリスのリアルな治安事情

イギリスの首都であるロンドンは他のヨーロッパ諸国と比較すると治安が良いと実体験からも伺えました。

特にロンドンの中心地からの市内は街の至る所に隠しカメラや防犯カメラが設置されていて、他の都市部から比べても防犯意識の高い街です。

 

しかしイギリスは有名な観光地が多くあり、そのため海外からの旅行者や観光客を狙った軽犯罪が発生しているのも事実です。

といっても気を付けてさえいれば被害に遭う確率はほぼないと思いましたし、世界一治安が良いのではと言われている日本と比べてもさほど差を感じないほどではありました。

 

今回私がイギリスに3ヶ月間滞在して感じたリアルなイギリスの治安と実際に起こった事件、また日本と比較してどうなのかを検証した記事になります。




イギリスは先進国の中でも経済法律共に安定している

G7(ジーセブン)と言われる先進国首脳会議(G7)は国際的な首脳会議の事に参加できる代表の7カ国の先進国の一つがイギリスです。

つまり先進国の中でも世界レベルの7つのグループに挙げられているイギリスは世界代表の先進国トップ7でもあります。

 

先進国だから治安がいいというよりも、国や国民の常識や豊かさなどの基準は十分であり、経済や法律を守る姿勢などの安全意識も高いため先進国としてもトップなレベルです。

ちなみにG7の一つに日本も入っています。

 

治安は法律や経済の安定や豊かさによって大きく左右されます。

イギリスは先進国レベルとしてそのどちらも基準を満たしています。

国が安全で豊かになるための犯罪者への罰や取り締まりもしっかりとしている国です。

 

イギリスは物価が高く給料がやや低めといわれていて移住する民族はやや大変なこともあるが庶民から裕福な人の割合が多い印象でした。

また日本人からすると飛び切り物価が高いとも感じませんでした。

 

治安に関してこれらの守られるべき法のルールや文化を差し置いての人が生きていくうえでの常識が世界トップ基準でありますので安心に暮らせる国だと感じました。

 

イギリスで日本や他のヨーロッパ諸国より治安が良いと思ったこと

イギリスに住んでみて感じた生活して分かるイギリスの治安が良いと感じるところについて。

 

ニュースなどで取り上げられることは大きな事件ばかりで、そのような問題はどの国でもあります。

しかし実際に住んでいないとそのニュースなどによる治安が私たちの全てになってしまいますが、そこまで怯えるほどイギリスの治安は悪くはないしむしろ日本より治安が良いんじゃないかと思う事光景もありました。

 

イギリスは歩行者への交通安全が優先的

今の日本は高齢者による痛ましい事故が多く取り上げられていているが事故件数は減ってきています。

しかし日本の交通事故の特徴は交通事故でドライバーが歩行者を轢き殺してしまう件数が他の国と比べてずば抜けて高いのです。

 

交通事故により歩行者が巻き込まれて死亡してしまう事件が多い理由として歩行者のために国が安全な設置やルールを設けていないからといえます。

 

イギリスに行ってまず感心したのが信号でした。

BBC NEWS 『https://www.bbc.com/news/uk-england-london-47402269』より引用

ポールの先端が丸いオレンジ色のランプがついていて常にオレンジ(黄色)のランプが点滅しているんです。

そのポールの柄が白黒の縞々であることから『Zebra Crossing/ゼブラ・クロッシング』と呼ばれており歩行者専用の信号機です。

 

この黄色いランプが点滅している信号機がある場合は歩行者が絶対優先なのです。

必ず車が止まってくれます。

 

日本では車側に対しての黄色の点滅ランプはありますが歩行者側を優先として信号が設置されていることに感心しましたし、日本のように歩行者優先なのに車側がその歩行者を止めてまで走行しているマナーの悪い車が多いです。

イギリスではそんなマナーのない車を見た場面は1度もありませんでした。

 

イギリス人の車の運転にはゆとりがあるように感じます。

 

地震や台風などによる災害がない

治安は何も人が起こすことだけではありません。

 

イギリスには地震や津波、台風などの自然災害がありません。

イギリス人に台風ってイギリスに来るのかと聞いたのですが1度もないと言われました。

 

日本の台風被害情報を教えてあげると怯えていましたね。

 

この自然災害の面でいうとイギリスは大変穏やかな気候です。

曇りや雨の日が多い国ではありますが日本のように激しいものではないのでそれによる被害はないのです。

 

この自然災害がある国として日本の治安がのランクが下げられている一つの理由ともなっています。

 

自然が多く動物と人との距離が近い

イギリスは中心街であるロンドン含め自然豊かな国です。

また公園にはリスやクジャクなどが野放しにされていて、リスに関しては日本でいう野良猫レベルに生息していました。

 

またイギリス人は動物愛護が非常に強い国民だとはたから見ても感じるほど犬や猫、珍しいものだとアヒルなど動物との距離が近いです。

得に犬はよく散歩している風景を公園で見かけたし、バスに犬を連れて乗車することもイギリスでは当たり前です。

 

そんな動物と人が共存できる場所が公共の場において広く了承を得ていること、そして動物を大切にできる国民は人に対しての接し方にもゆとりがモテます。

このことからイギリス心豊かな人たちが多い国だと感じます。

 

物乞いがいない

イギリスにはホームレスは見かけましたが物乞いを見かけませんでした。

 

フランスやイタリア、ヨーロッパの中東の方などでは多くのホームレスや貧困層による物乞いがありました。

実際に見てきた例として、小さな子供がバラの花を持って買ってくださいと旅行客に売りつけるやり方で稼ぎを得ている。

売りつけているのは子供だが少し離れたところで親とみられる人がいました。

子供を使ってより同情心を買うつもりなのだろうか。

 

他にもお金がなくて食べるものがないと書かれたプレートを持った親子がお金をせがみに来たり、電車に乗っていたら途中の駅からタンバリンとカスタネットを持った親子が乗車してお世辞にもうまいとは言えない演奏(お遊戯)を披露して

“音楽を聴いたんだからお金をください”

と乞食してくる人たちが多かった。

 

こういった積極的にお金をください食べ物を分けてくださいと接触してくるホームレスはいませんでした。

 



日本と変わらない浮浪者や少し目につく万引き・置き引き率

ホームレスに関しては時々駅の近くで見ましたが、地域によったら日本と似たり寄ったりではないかと感じました。

 

万引きなどの犯罪もイギリスでは多い事で有名ですが、盗み方が大胆過ぎてバレているからではないかと感じました。

日本はこそこそ隠しながらですからね。

 

ホームレスがいる

イギリスで見かけたのがそんなに多い人数ではありませんでしたが浮浪者・ホームレスとみられる人たちがいたことでした。

 

ただ私はフランスやイタリアなどにも旅行で1ヶ月ほど滞在した過去があるのですがそれらの国で見てきた浮浪者たちと比べると何もしてきましませんでした。

他のヨーロッパ諸国のホームレスとみられる貧しい人たちは観光客を狙って物乞いをしてきます。

オーストラリアにワーホリに行った時も物乞いはいました。

 

イギリスのホームレスは物乞いをすることはなく外で寝ているか、大きな犬と一緒に寄り添って大きな本を読んでいるだけでした。

ただホームレスによったらコイン入れを自分の前において通行人からわずかなお金を得ている人もいましたがこれは日本のホームレスと変わらないと感じました。

イギリスにおいてはその他のヨーロッパなどで見かけて乞食と言われる人たちは見受けられませんでした。

 

田舎だと万引きが意外と多い

私が留学で通っていた語学学校はロンドンではありましたが中心地から少し離れた郊外的な場所ではありました。

あまり栄えてはいませんでしたがいくつかのスーパーやパブはありましたし駅近くになればレストランやカフェなどがありましたのでそこそこお店も多い場所ではありました。

 

そんなロンドンの中心地と比べるとやや田舎な場所だからかよく万引きが原因と思われるパトカーのサイレン音が夜に聞こえてきました。

 

というのも、私がワンポンドランドという日本でいう100均的なお店で買い物をしていた時に現行犯で万引きしていた人を見かけたのと、他の留学生も別の店で買い物中に万引きしている人を見たと話している人がいてこの町は万引きが多いのかと感じたからでした。

 

たださすがにロンドンの中心街まで行く地人が増える分セキュリティもしっかりしていてそのような低レベルな犯罪は見ませんでした。

 

これも日本と似たように田舎だからあるあるなことなのかもしれません。

万引きにおいては日本より多発している印象を受けました。

 

万引きや置き引きは窃盗ですので軽犯罪とは言えませんがこのレベルの犯罪は少し田舎の方だと日常的ではあります。

 

バスや電車に一人で乗るときは寝てはいけない

イギリスの地下鉄の電車で居眠ってしまって目が覚めたら丸裸にされていたという話があります。

丸裸って何?どういうこと?

と最初この話を聞いて驚いたのですが、まさに言葉通りで下着しか残らなかったらしいのです。

 

腕時計やスマホ、カバンならよく聞く話ですが身ぐるみを全て盗られることもあります。

 

またしっかりと腕の中にカバンを抱え込んでいたのにもかかわらず眠ってしまっていて気が付いたら財布だけカバンから抜き盗られていたという巧みなスリもありました。

 

公共機関を一人で利用するときは警戒しておきましょう。

腕時計や高価なバックや靴などを所持していたらそれだけ盗られてしまっているという事もあります。

 

イギリスのバスは得に死角が多く2階建てになっており奥行きも日本の市バスと比べて長く作られています。

2階に行くと運転手からは監視が無くなるし、1回の後部へ座るとスリを考えている側から私たちは都合のいい死角に座っている獲物でしかありません。

 

ひとりの場合は居眠りをしないことと、音楽アプリで聴いていたミュージックに集中しすぎて体から話して荷物を置いていた場合、見ていなかったなどの不注意がなければまず盗られることはないでしょう。

それでも心配な人は人眼がある席に座りましょう。

 

イギリスで信頼できる友達ができたらその人たちと団体で行動した方が安全です。



イギリス滞在中に実際にあった怖い事件

イギリスに滞在していた時に実際に起こった事件や他の留学生が遭った事件についてです。

 

テロ・発砲事件

2018年の11月25日の夜の比較的早い時間に拳銃を持ったテロと思われる集団による発砲事件がロンドンの中心街ピカデリーサーカスで起こりました。

 

その事件の記事は以下より

イギリス・ロンドンで発砲事件

 

 

これにより一部の電車がとまったりなどのパニックになり、またその翌日にアメリカで11人の犠牲者が出たテロ事件があったため同時テロではないかと一時は騒がれましたが関連性は極めて低いとされました。

 

イギリスではその銃撃で死者や負傷者はいませんでしたがにそのパニックの中での避難中に16人が負傷し内9人が救急搬送されました。

後にも先にも震撼する事件はこの1つのみでした。

 

このようにヨーロッパではテロ事件や拳銃の乱射などの事件ががあるのが日本との違いといえます。

 

スリ・窃盗・置き引き

海外に行けばどこでも付き物といっていいのがスリです。

 

電車やバスなどので居眠りをしてしまい来ていたものすべてが無くなってしまう話の他にも普通に歩いていたり、遊んでいる時にも気づかぬ間に財布を盗られてしまうケースはあります。

 

海外レベルで普通にしていれば盗られることはまずないのですが、ちょっとした不注意で彼らは巧みに貴重品を狙いに来ます。

特に日本人はどの国からも舐められやすく警戒心が薄いので被害に遭いやすいのでしょう。

 

スリや盗難にあう事の事例としてホームレスにスマホを盗られた人、パブやクラブなどでお酒を飲んで酔ってしまっている場所で自分の荷物への管理が不行き届きになり、持ち物全てが入っていたカバンごと盗られた日本人の友達がいました。

置き引きは海外では絶対にありますのでお店の場所取りでカバンや私物を置いて離れるのは辞めましょう。

 

カバンを盗られた日本人はパスポートとクレジットも現金と一緒に盗まれたため、クレジットカードをまずは止めてもらう連絡を、盗まれたものの再発行によりイギリスと日本機関へ必要書類を作成したり、そのためにいろんな支払いが必要になったりとかなり大変そうでしたね。

 

イギリスのみならず海外で1度失くしたものや盗られたものは100%返っては来ません。

日本みたいに財布を落として中身がそのまま戻ってくる国はまずありませんので、イギリスでもこれらの事は気を付けましょう。

気を付けていれば防げることですので必要以上に警戒する必要も怯えることもないでしょう。

 

ドラッグの常習

留学先でもそうでしたが多くの留学生や学校の教員がマリファナを吸っていた光景を見ました。

イギリスでもマリファナは違法です。

 

海外から来た留学生でも簡単に購入できるルートでマリファナなどの脱法ハーブなどが存在するのは事実です。

 

脱法ドラッグ以外でも日本でも騒がれているコカインなどの麻薬なども多くの人が所持して使用していることを口外していた人もいましたが日本ほど厳密ではないようです。

 

はっきり言ってこの麻薬系に関しては日本の現代でも出回っていてここ最近では珍しいものではなくなりつつありますが、イギリスはより古くから常習している人もいます。

 

ひとりで危なそうなクラブやパブに行かない事や人気のないところに出歩かない事。

少しおかしな人だと思ったら近づかないなどの警戒心は持っておきましょう。

 

ひとりで夜で歩いたりクラブやパブなどの場所に行きたい場合は誰かと一緒に行くようにしてください。



治安問題による海外の常識と日本の常識

日本では落とした財布やスマホやPASMOなどが交番に届けられる。

失くしたものが再び手元に戻ってくる驚きの国なんです。

 

他にどの国を探しても日本ほど治安が良く、律儀で平和な国はないでしょう。

 

日本人が海外でトラブルの被害に遭わないために外国の常識を認識していくしかありません。

日本と海外との大きな違いはやはりスリの多さ。

 

外に一人でいる時に居眠りは厳禁で夜遅くに一人で出歩くのも私を狙ってくださいと言っているようなものです。

自分自身が金目のものであると認識して常に行動することが大切です。

 

危なそうな所へ行かなければそもそもトラブルになりませんし、必要最低限、所有物に気を配っていればすられたり置き引きに遭う事はありません。

団体行動ができるならば複数で出歩くか、ひとりで出歩くときも人通りの多い安全な場所を選びましょう。

 

そうした危ない場所を避けることで集団レイプや麻薬常習犯に絡まれたりとおかしな人たちに出くわして絡まれるリスクが無くなります。

普通の観光程度でしたらまずは絡まれませんので。

 

自分の身は自分で守るほかありませんのでわざわざ危ないところへ行かないでくださいね。

 

ヨーロッパはアメリカよりも治安が良い

ヨーロッパ旅行で日本人が遭う被害でスリを題材にしてアメリカと比較した例えです。

フランスはターゲットが気付かないうちにバッグから財布を抜き取りますが、アメリカはターゲットを撃ち殺してからゆっくりと金目のものを盗っていきます。

 

アメリカにいた日本人はフランスとアメリカを比較した時にこう言っていました。

“パリは安全だよ。

だって命まで取られないもん。”

 

イギリスはそんなヨーロッパ諸国の中でも治安が良い国です。

世界の常識を何となくでもいいので情報を取り入れて対策や警戒を日本にいる時より意識していただければ楽しく快適な海外生活ができます。

 

ちょっと脅かすような例えも書きましたが普通はこんなえげつない事件には巻き込まれません。

 

イギリスに住んでいて事件に巻き込まれたことも直接怖い思いをしたこともありませんでした。

日本よりゆったりと時間が過ぎていくようなそんな国でしたね