ブラック企業の見分け方は入社を決める前の面接や求人票から見抜けられる【体験談】

ブラック企業の見分け方について記事です。

 

私が実際に勤めた会社はブラック企業そのものでした。

実体験を基づいてこれから書く内容が当てはまりすぎている企業はブラック企業の可能性が高いです。

 

 

私自身がIT・WEB業界の仕事でブラック企業に入社したのでややそちら側に偏りのある内容になっているかもしれませんが基本的にはどの企業にも言えるブラック企業あるあるなことをまとめています。

 

仕事は楽しいものです。

職場の環境が悪いが故に苦しんで働く人を食い止めるきっかけになればと思います。




ブラック企業の体験話 パワハラといじめが必ずある

私はブラック企業という物が何なのかも知らず何となく認識はしていたがまさか初めて入社したIT系の会社がそれでした。

 

ITやSEなどのWEB関係の企業はまだまだ発展途上な故無法地帯な会社も多いでう。

その結果ブラック企業と化したIT関係の仕事は数多くあります。

 

社畜人間となり、パワハラや残業強要、残業代は見込み残業という制度を悪用したもの、年間休日が105日以下、ボーナスは出ない、社長や先輩が帰るまで新人は帰ってはいけない圧力をかけられるなど見える範囲ではかなり高圧的な会社でした。

 

結果的にかなりつらいパワハラといじめを受けながら1年ほど勤務しましたが体を壊し現在も治療中です。

私は退職後に留学をしに海外へ行ったのですがその留学資金のためだけに心を殺して仕事をしていました。

何も目的が無かったらとっくに辞めていたでしょう。

 

断言しますがブラック企業は100%人間関係もブラックです。

個人的には仕事の拘束がややブラックでも一緒に働く人間が良ければまだ続ける糧になっていたように思う。

 

ブラック企業でもっとも心身を削られ破壊されるのは拘束時間やノルマよりも人間関係からくるストレスだと私は思います。

 

入社前にブラック企業だと気づけるいくつかの特徴がありますのでそのことについて書いていきたいと思います。

 

こんな思いをする前にブラック企業かもしれないと思う場合は内定をもらっても辞退してください。

 

求人票や面接から分かるブラック企業を見分ける方法

 

  1. 未経験募集なのにその業界の平均給料よりやや高め
  2. 見込み残業と称し固定残業代が給料で決められている
  3. 求人票で見込み残業が高く基本給が安い
  4. 給料が高いからと称しボーナス無し
  5. 常に求人が出ている
  6. 年間休日105日以下(平均は120日程度)
  7. 若い人が活躍(定職率98%)
  8. 1回の面接ですぐに採用が決まる
  9. 面接で残業が多い事が大丈夫なのかなどの体力面を聞かれる

 

これらの内容を掘り下げて解説したいと思います。

一見この要項はブラックじゃないだろう、ホワイトでもあるんじゃないのか…?というのもあるかもしれませんが、いくつかの項目が掛け合わされたときにブラック企業の特徴が見えてきます。

 

どんな会社でも社員がいないと会社は成り立ちません。

自分たちの会社はブラックですよと公言しているブラック企業なんてない。

 

如何にもブラック企業だという要項で説明要らずなものもありますが、その他のちょっとしたところに隠された募集内容や採用の流れからブラック臭をかぎ分けましょう。

 

求人票から分かる新人募集なのに平均給料額より多い

IT系の仕事で月の給料が新人から24万円からの求人がありました。

 

他の同職系の企業ではスタートが18~20万円が相場なのに最低ラインが24万円と4~6万円も高給です。

 

1~3万円以内でしたら許容範囲かもしれませんが6万円も差が出るのはいささかでかい。

 

給料が高い、または高すぎるところは裏がありますので要注意です。

 

残業代が固定されている

見込み残業または固定残業代という何ともグレーな給料手当制度があります。

 

最初から残業代が決められているので早く業務が終わって即退社できるのであれば得をするように思えますが、大体の見込み残業と記載されている会社は残業時間による拘束時間がかなりの頻度でそして長い時間であることが多いです。

 

見込み残業額を超えるほどの残業した場合の手当てなどがしっかり出るのかも求人票に乗っていない場合は働くだけ損をするシステムになっている。

 

ちなみにホワイト企業に勤めている人から言うとこのグレーな手当制度はブラックだなぁという評価です。

会社側が一人一人の労働時間を管理したくないもしくはずさんな場合もあるので残業手当がある企業は、その見込まれた残業時間以上働いた場合の手当ての事もしっかりと調べてください。



基本給が安くて見込み残業が高い

例えでいうと基本給が18万円で見込み残業(または固定残業代とも)が6万円の24万円の給料の会社。

 

業界にもよるがこの業界が新人のスタート給料が20万円が相場だとしましょう。

それなのに未経験や新人募集にもかかわらず24万円はなかなかいい案件。

 

しかしその内訳をしっかり見る必要があります。

基本給が18万円で見込み残業が6万円と高額。

 

 

基本給は就業してから変わりゆくあらゆる支給額に関わってきます。

退職金の支給額を低く抑えたり昇給額もこの基本給から計算されるためなかなか給料が上がりません。

またボーナスも基本給×何か月分という計算になるためあらゆるところで与えるお金をケチっている結果になっているのです。

 

一見良い給料でも基本給が安いと長い目で見ると大変損をするシステムが組まれています。

 

基本給が低すぎるが見込み残業や技能手当などの額で月の給料を大きく見せている企業には注意してください。

 

この見込み残業の最大のデメリットは、仕事が終わって定時に上がれたとしても会社側は既に固定で残業代を毎月支給しているから残業しない社員は白い目で見られます。

 

私は定時に仕事を終わらせて帰ろうかと思いましたが

“見込み残業で〇万円給料が支払われてるから最低3時間は残業しないと。”

と何度か言われ繁忙期でもないのに会社のオフィスに縛られてる生活でした。

 

たくさん手当貰えるからラッキーではなく、先に手当てを固定されていることで見えない圧力で会社に拘束されてしまうのです。

 

総合給料額は高給だけど基本給が低くボーナスが無い

ボーナスが出ないことについてはメリットとデメリット両方ありますが給料の基本給の額が少ないしボーナスが出ない会社はブラック企業の可能性があります。

 

ボーナスが無い会社の特徴は総合的な給料が高く設定されている会社。

ただし上記で述べたように基本給が安くて見込み残業を高くして給料をごまかしている会社は会社内で労働者にとって不利になる裏事情があるリスクが高いです。

 

まずは一般的なボーナスの支給額の計算とボーナスが無い企業のメリットについて。

基本的にボーナスの支給額は基本給の何か月分だったり、その時の景気にも左右されるため会社が経営難になった際はボーナスカットもしくはボーナスが無くなってしまう会社に比べると会社の利益や景気に左右されないので固定された給料がもらえるメリットがボーナスがない会社にはあります。

しかし逆に考えると会社の利益や景気が上がっても給料が同じというつまらなさもありますね。

 

結果的に見て1年の給料がやや高くもらえる可能性が出るのがボーナスがない会社とも言われていますので必ずしもボーナスが無い会社=ブラック企業というわけではありません。

 

しかしボーナスが無い会社の特徴として小さな企業がほとんどでそもそもの支給できるほどの儲けがない場合もあるのです。

見分け方として手当金を省いた基本給で判断しましょう。

 

そのジャンルの企業の平均的な基本給よりも少なめだが見込み残業などを多くして総合給料を高く見せ、尚且つボーナスが無い会社は私の経験上はブラック企業の可能性が高いです。

 

汚い話をすると会社が設けた分で社員の評価が上がり給料が上がるのかと思いきや、実際はそれを包み隠し上場の立場の人間で分けています。

働く人間はどんなに成果を出しても一切得をせず、上の人間が得をするシステムになっている会社もあります。

 

ボーナスが無い会社にもメリットはありますが、はっきり言って一気にまとまったお金がもらえる楽しみがないのは単純に悲しいです。

 

求人サイトや職安でずっと求人募集が出ている

求人募集がいつ見ても載っている会社は言うまでも無くブラック企業の最大の特徴です。

それだけ人の出入りが激しいので常に求人していないと間に合わないのです。

 

こういった企業に限って『未経験OK』『優しく教えます』『スキルがなくてもやる気があれば応募可能』などの入社に当たるハードルがかなり低くされているのも特徴です。

 

常に求人が出ていることとその求人の募集要項にこれらの口説き文句がそろっている場合は会社にこき使われるだけの可能性が高いので見なかったことにしてください。



年間休日105日以下

年間休日105日以下というと完全週休二日制で土日のみが休日です。

GWやお盆、年末年始の長期休暇はもちろん無く祝日も出勤です。

 

105日程度でしたらギリギリ労働基準法を破ってはいませんがそれでも105日程度の年間休日はなかなかハードです。

 

過去の私は土日の2日も休みあるなら何とかなるかなと考えていたのですが、それは強制残業、業務への不満、パワハラやいじめが無かったらもしかしたら頑張れた『かも』しれないぎりぎりの日数でした。

 

人によって個人の体力が違いますが私はかなりきつかったです。

 

休みが少ないとそれだけ回復する時間が取れず、疲れが抜けないまま会社がまた始まりどんどん疲労が蓄積されていきます。

平均的な年間休日は120日~125日です。

ブラック企業は年間休日が労基ぎりぎりに設定されていて105日程度だったり、いろんな手当をつけることで105日以下にしているところが多いです。

 

普通に考えてホワイト企業で年間休日120日無いところって私は見たことがありません。

そう考えると年間休日が少ない企業ってもしかしてブラックなのかと予想は付きますね。

 

職種によっては100日切るところもたくさんあります。

その職種の特徴故だったりとするので一概に年間休日で考えるのは良くない場合もありますが普通に考えて休みはある程度欲しいものです。

体力に自信があるので休み少なくても良いという方以外のいたって普通レベルの方は年間休日120日程度あるのかをしっかりと確認してください。

 

若い人が活躍中なうえ定職率98%などの高い数値の罠

『若い社員が活躍中』

『定職率高めの98%』

など見た感じ活気があり辞める人が少なくて良い会社のかなと思いますが、逆に考えると定職率が高いのに若者が活躍している?

という事は離職する人が少ないのに皆年をとらず若者ばかりの職場ってなんか矛盾していますよね。

 

98%はたとえですが90・95・98などはよく見かける数値でもあります。

 

皆年をとらない魔女や魔法使いじゃないのにずっと若者なのか?なんていうメルヘンな話ではないのです。

 

定職率が高いなら幅広い年代の人が活躍しててもおかしくないのにあえて若い社員活躍中と謳っているのは要注意です。

 

逆に言うとスキルがあって会社の見分け方を熟知している中年者が集まらない会社であると言えますし、世間知らずな若者がまんまと会社の募集要項に引っかかったとも取れます。

そんな若い社員ばかりの会社はシステムがいろいろズサンで適当な場合もありますし新人教育やマニュアルが無く人材がなかなか育たない環境である可能性もあります。

 

それだけ責任能力が付いていない年代がよくわからずに働いている可能性があるからです。

でも定職率が高いってどういうことなのか。

 

こういった企業はまず試用期間を経て契約社員にさせてなかなか正社員として雇用しない会社だと考えます。

試用期間内に辞めたり辞めさせても社員としての雇用扱いとは考えていないので離職扱いには含まれません。

 

またすぐに正社員にせずに契約社員として1~2年働いてから正社員にと考えている会社はそれだけ人材にたいし責任を負いたくないずるい会社です。

契約社員として入ったがブラック企業と分かり契約満期で退職してもこれも離職扱いとして換算しないこともあるのです。

実際には正規で雇っていないという理由で数値に挙げられていないだけでバンバン入れ替わっている可能性があります。

 

それが『若い社員が活躍中』『定職率高めの98%』の2つがそろった条件の時はかなり怪しい会社と言えるでしょう。

活気ある会社だと思われるように書いていますがちゃんと考えると矛盾している内容です。



採用までがトントン拍子 基本1回の面接で即採用

採用がトントン拍子に進みすぎるのもブラック企業の可能性があります。

 

とにかく早く人材を得たいために採用は形式であなたが応募した時点でほぼ採用は決まっている可能性が高いです。

特に面接回数1回のみで採用が決まった場合は私はお勧めしません。

 

採用に当たるまで求人サイトや有料無料関わらず何かしらの機関を通して募集をかけているという事はそれだけコストをかけているのです。

 

会社側も少しでも優秀な人材を入れたいと思うのが普通ですが、ブラック企業のように人材が常に足りず人材の善し悪しを言っていられない場合は即決して求人募集を早く切り上げたり面接回数を減らすことで、職員の欠員時間を減らしています。

人を雇うにはお金はかかりますが、そこはお金をかけなければならないところです。

そんなコストを減らしたいなど少しケチな考えと、そもそも上から十分なお金がおろしてもらえない不景気な会社とも考えられます。

 

しかしこういう即決面接は怪しまれるケースも高くなってきており、実際面接に来て採用通知を送ったが辞退する人も多いです。

 

勘の良い人は気づけますが、これにまんまとはまり

“やった!即決で内定もらった!”

と楽観的に考えて気づけないのが社会人経験の乏しい若者に多いのです。

 

面接で聞かれる内容が体力や精神面

仕事によれば体力や精神が強くないと続かない仕事もあります。

 

介護士なんてその代表だと思います。

 

IT系やアパレル業界、旅行業界など残業時間による長時間の拘束や納期や繁忙期などで体力とそれを維持するための精神力をしっかりと持ち合わせているかと面接で聞かれることは珍しくありません。

 

本当にやりたい仕事がこれらの体力や精神力などが必要となる仕事で待遇面がしっかりと補えているならばよいですが、そうでない場合は働きだした途中からモチベーションが無くなり耐えられなくなります。

 

今まで書いてきた条件がそろっていて面接で精神論というか体育会系の質問をされたときはブラック企業の可能性が極めて高いです。