留学1ヶ月前の価値ある追い込み英語勉強法とやっても無駄な勉強を解説

留学1ヶ月前に迫ったけどどんな勉強をすべきなのか。
問題集を説け!単語を覚えろ!発音練習が重要だ!とか全部もっともなことではあるけれど正直無駄だと思う勉強もあります。
本記事の説得力として捉えてもらえればと思いますが、私自身が留学前に中学・高校レベルの問題集を解いて勉強し、単語学習、英会話スクールにも通った、洋画でリスニングのトレーニングもしました。
ざっと世に言われている英語勉強を全部試してみて留学してみて感じた、別にする必要なかった勉強と、むしろほかの事をかなぐり捨てて追い込み1か月前に力を入れておけばよかったと感じた英語学習について何故そう思うのかと理屈も込めて紹介します。
目次
留学直前だからやるべき勉強と切り捨てる勉強

先に留学1ヶ月にも迫っているならしなくてもいい勉強は頭で考える勉強法です。
テスト勉強のような情報詰込み型学習は不要です!
- ①英語の問題集を説いたり英文を学ぶこと(ライティング)
- ②英文を読んだり訳す(リーディング)
- ③ネイティブイングリッシュの動画をみる
- ④新しい英語知識をつけるのは諦めろ
書いたり解いたりなどの頭の中で考えて行う勉強法は切り捨ててください。
英文を読むことも留学直前には不要です。
また洋画を観てネイティブの英会話になれようとリスニング力を極めようと考える人もいますが洋画などの難しい英会話を繰り広げているストーリーのリスニングはおすすめしません。
特に英語力が低い人にとっては映画やドラマをリスニングしてもほぼ効果はありません。
英語に自信がある、ある程度話せる、TOEICスコアが700以上の人はしてもいいと思いますが。
英語の知識がないと英語を聞き取ることもできませんし理解することもありません。
つまりリスニングを目的として洋画を観てもただ音が流れているだけなのです。
英語初心者の人でリスニング学習をしたい・またはラジオ代わりにしたいなら簡単な英会話で成り立っている子供向けのアニメを観たり、短い英語フレーズをCDに収めたリスニング教材をおすすめします。
が、正直リスニングはおまけ程度でいいですので本気でしなくてOKです。
またやりがちなのが新しい問題集や英単語帳などを買って新しく英語の知識を増やそうとする人もいますが、習慣化しているならOKですが1か月前だからと言って急に始めるなら不要です。
ただ単語帳は留学中にも勉強で使えるので購入はおすすめします。
初心者から上級者に向けた英会話を上達させるのに有効な単語帳は留学前準備におすすめの英会話力が上がる英単語帳 レベル別:初心者~上級者向けで紹介しています。
これらの事で言いたいのは卓上でできる勉強法は全て切り捨ててください。
留学直前に必要な英語勉強法は実践です。
- ①知っている英語知識だけでいいので英会話でアウトプット
- ②簡単な英語フレーズの音を聞く(語彙力とリスニング)
正直この2つのみ。
耳で聞いて口で話す、インプットとアウトプットのみに絞ってください。
英単語もリスニングから音で覚えましょう。
この2つを兼ねそろえて学習できるのが英会話です。
留学1か月前に30分だけでいいので英会話学習をできるならおすすめしたいです。
英語の文法が不安な人もいると思いますが、まず日本語を話す時頭で文章を考えて話しているか考えてください。
ただ思ったままスラスラ話していますよね。
母国語なんだから当たり前と感じると思いますが、日本語でも初めて聞いた言葉を覚える時に復唱して覚える事をしていませんか?
日本語でも聞いたことない言葉を何度か口で言って、へぇー初めて知ったなぁとインプットする。
そして使い時に思い出して発言します。
これは英語でも同じでした。
英語を覚えるのに最も効果的だったのが問題集を解いたり、英単語を紙に書いて暗記したりするのではなく、聞き取ったフレーズを覚えてそのまま使う方が何倍にも英語力が伸びました。
留学して感じたのが日本人はいちいち英文を頭で組み立てて話そうとすればするほど英語を話すことから遠ざかっていたという事。
理由は英文を頭で組み立てるという事は日本文を一度考えてそれを英文で考えている、とかなり込み入った工程をしています。
結局日本語を考えてしまっているのでなかなか英語を使う脳にならないんです。
文法は初めはめちゃくちゃでいいでんです。
ぶっちゃけますが思いついた英単語を言うだけでも最悪OKです。
一番重要なのは自分が知っている英語知識をしっかりと話せるかどうかです。
文法や発音がおかしくても発している単語から相手は意味をくみ取ってくれたり、正しいグラマーに言い変えて『もしかして君が言いたい事ってこういう事?』と聞き返してくれます。
これってもう会話が成り立っていますよね。
一番ダメなのは頭の中でぐるぐる考えて結局何も発せずに終わること。
実はこのただ黙ってしまう行為ですが、他の外国人留学生と比べても圧倒的に日本人留学生にありがちなんです。
また新しい英語を詰め込もうとする人もいますが、それよりも重点的にしてほしいのがすでに自分が持っている英語力を声に出して発する力を付ける事です。
持っているものを外に出す力がないのに新しい知識を増やしても同じように外に発することはできません。
とにかく持っている英語力を話せる練習をすること。
つまり英会話を重点的に磨いてほしいという事です。
読んで書いて暗記する勉強は切り捨てる理由

簡単なフレーズで今の動作を英語で言えますか?
例えば
スマホでテキストを読んでいる。
⇒I’m reading text on mobile phone.
なんだか目が疲れた。
⇒Umm,Eyes tired.
など簡単なフレーズで良いのですがこういった言葉もなかなか言葉で出てこないのが英会話です。
頭で考えて思うだけでなく実際に口にして発言できるのか。
紙に書いて暗記したり問題を解いたりして知識を深めるのももちろん大事ですが、問題を解く脳と言葉を発信する脳はまた別だという話です。
留学で最も英語力が伸び、そして一番英語を吸収できた時間が他の外国人留学生とコミュニケーションをとっていた時でした。
コミュニケーションをとっているという事は相手の話を聞いてこちらが発言し、それをお互いし合っている。
正直勉強というよりも楽しく言葉を使って相手を理解したいという気持ちからなっていましたが、英語力を磨くのはこの相手と意思疎通したい気持ちが強ければ向上していきます。
言葉はコミュニケーションツールです。
テストや資格目的の人ももちろんいますが、何よりも英語を話す人と英語で話したいから留学をするという事を考えれば他の学習法よりも実践的な英会話が一番効果があると気づくと思います。
会話はインプットされている英語知識をそのままにするのではなくしっかりとアウトプットする動作が1度にできる。
これを繰り返して英語が話せるようになります。
英語は知っていてもなかなか話せないことを留学時代に痛感しました。
これは英語を話すための実践練習をほとんどしてこなかったからなんですよね。
正直英語の文法や単語、発音の知識は留学してから周りに揉まれて学んでいけばいいですが発言する力はやはり自分で癖付けていないとなかなか難しいのです。
そんな簡単な英語すらスラっと言葉にできない人が関係代名詞は~、過去完了は~、it構文は~とややこしい英文を発言できるのか考えてみましょう。
とにかく最初にクリアすべき事は簡単な英語フレーズ。
自分が今知っている英単語を発言できるか。
少し前に流行った本で、3~4単語で話す英文などでトレーニングしてみましょう。
私は歩くのが好き。
⇒I like walking.(I like to walking.)
がんばるよ!
⇒I’ll do my best!
とほんとに簡単なフレーズから作って発言しましょう。
正直こんな簡単なのするの?と舐めている人もいると思いますが別言語を使っての会話って慣れていないと本当に出てきません。
知識もあって知っているのに話せないんです。
その代表的なのが英語のテストの点が良い人はたくさんいるのにいざ話すとなるとどうでしょう。
日本人が英語を話せない理由がこれに当たります。
留学生の英会話ってこんな感じの短いフレーズの連続で成り立っています。
周りの外国人留学生もそんなに長い英語を話しません。
ペラペラと流暢に話すレベルの人は別として初級から中級レベル程度であればワンフレーズずつをたくさん話せるほうが会話を楽しめます。
留学すれば英語環境で日本語が使えないことを意識しよう

当たり前ですが語学留学に行くという事は海外に行くという事です。
日本語での生活がなくなり、英語環境になるという事。
学校の先生も他の外国人留学生とも英語でコミュニケーションをとらないといけません。
外に出ればお店や公共施設、人によったらホームステイのファミリーとも全部英語でやり取りするしかありません。
そのための残り1ヶ月を英語をアウトプットするための練習期間に当てるのは本当に重要です。
日本にいて日本語で英語を学んでいるなら、スパッと英語で英語を学ぶ環境に変えてみましょう。
日本でも英会話スクールなどで外国人の先生から英語で英語を学ぶ授業が主流です。
最初は何言っているか分からない。
ここから始まります。
留学してから私が後悔したのは日本で英会話スクールに通っていて先生も英語しか話せない外国人から教わっていましたが、もっと真剣に受けていればよかったという事。
留学してからの学校の授業で先生や同じクラスの外国人の留学生が何を言っているのは分からなくて最初の4週間はふさぎ込んでいたのですが、よくよく聞いてみると本当は聞き取れるレベルの英語を言っていました。
ただ自分の耳が英語になれていなくて聞こうとせずに、分からないと思い込んでブロックしていた。
じっくり聞こうとしてみると大したことは言っていなかったし、先生も英語がそこまで話せない生徒に難しい英語を使ってはきません。
また同じ英語レベルのクラスメイトなので大きな英語力の差があるわけがない。
それなのに周りの留学生たちは英語をペラペラ話している(ように見えて)何かわからないことを言っていると思い込み、分からないことに恐怖して自分が英語を話せないこと、聞き取れないことを責めていました。
英語を聞き取れるようになって自分もとつとつと話せるようになって気づいた事ですが周りの留学生も自分と同じように英語の文法や発音はめちゃくちゃで、言っていることも自分が相手の話を理解せずに適当なことを言っていることもあり、ただ自分の頭にあることを吐き出しているだけだったのです。
この自分が持っている英語のベースを基準に英語になれるまで私は4週間ほどかかりましたし、周りの日本人留学生を見ていてもやはり4週間が目安であると感じました。
外来語大学に通っていた現役大学生の人とも知り合ったのですが、英語の知識はTOEIC600~700のレベルなのにいざ英語を話すとなると、えっと、あーなんて言ったら…と発言できていませんでした。
この人も4週間経ってやっと耳が慣れてきて話ができるようになっていましたね。
英語の知識がある人でも実際に聞いて話しての会話能力の練習をしてこなかったら最初のスタートが同じようなものだったのです。
このことから自分が知っている英語を聞きとりまた自分でも話すまでの力は3~4週間かかるというのが留学してから気づき、この時間を留学前に1ヶ月に当てられたらもっといい留学スタートが切れたと思いましたね。
留学前にオンライン英会話をやるべき理由は留学してからの学習スタイルと英会話力の伸びの差が歴然だから
結論は英会話スクールで短期集中でアウトプットトレーニングが最適

留学でも一番英語力が伸びたのは英語を話して聞いて会話している時間でした。
しかし同じ英語レベルの留学生同士では新しい英単語は出てこないし、英語のスキルを付けるのはしっかりと先生から学んでそれを復習と称して会話に混ぜ込んで使う。
このコンボがあったから伸びで行きましたね。
日本でできる英語学習でこれを兼ねそろえているのが何度も言いますが英会話学習です。
できれば日本人ではない外国人講師で日本語を理解できない先生から学ぶのがベストです。
使わないと英語は忘れるとよく言われていますが本当にそうです。
使わないと使いこなせないし、自分のものになる前に忘れていく。
これから留学して英語を話す特訓が始まるので留学1か月間はとにかくその前準備に取り掛かりましょう。
英語が話せない初心者から中級者向けのおすすめオンライン英会話
私は留学前に留学エージェントが実施している英会話スクールに通っていましたがたった10回程度のレッスンで3万円を超えていました。
それに毎回予約を取ってから教室に通わなければならなかったため、4か月で英会話スクールに通った回数は12~3回と本当に少ない回数でした。
ここまで少ない英会話レッスンなら受けていないのと同じです。
追い込み1か月前ならせめて毎日30分程度でいいので英会話に触れましょう!
英語学習は日常的に少しの時間でも学ぶことで体や脳が英語に慣れてくるので、まず留学前に英語学習の準備をしたいなら英語漬けの時間を毎日どこかに作ることです。
留学したらこの英語漬け時間が起きている間ずっとになるので今から慣れておきましょう。
すでに街の英会話スクールに通っているなら通う頻度を増やすこと。
まだ何もしていない人や通学型スクールの他にも自由に英会話レッスンを受けたいならオンライン英会話を利用しましょう。
街の英会話スクールに比べてコストは10分の1程度ですので最後の1ヶ月くらいにサクッと利用しちゃいましょう。

月額費用 | 6,480円(税別) |
対象レベル | 初心から中級まで |
ここが良い | 予約なしでレッスン受け放題 24時間レッスン可能 100ヶ国以上の様々な国籍の講師が在籍 初回7日間無料体験がある |
公式サイト | https://nativecamp.net/ |
英語力が初級から中級レベルの人でたくさんレッスンを受けたい人はネイティブキャンプがおすすめです。
ネイティブキャンプはレッスンを何度も受けられるのでとにかく英会話の回数を重ねて話す力が付きますし講師の英語も訛りが無くきれいなのと性格が明るく楽しい人が多いので安いからと言って質の悪いスクールではないことは確かです。
子供向けの講師も多いので教え方もとても分かりやすいです。
またネイティブキャンプのオリジナルテキストやカランメソッドやSIDE BY SIDEも利用できます。
オンライン学習ですがSkypeではなくネイティブキャンプのホームページ上からアクセスしてレッスンを受けるシステムです。
またレッスン中にやり取りしたチャットの履歴(レッスン内容・レッスン回数・レッスン時間・講師の履歴なども)はレッスン後にも確認ができるので復習に役立ちますし、レッスン内容によったら講師が気になった部分をまとめたレポートで自分の復習ポイントや苦手ポイントを知ることができます。
デメリットがあるとすれば夜の8時~11時ごろはレッスンが集中するためレッスンを受けるのに待つこともあるますが、確実にレッスンを受けたいなら有料になりますが200円で予約を取ることも可能です。
講師は発音や文法について指摘をし修正しながら英会話で正しく英語を学ぶことに力を入れているので初級から中級の人で英語の発音や文法がとにかく苦手な人にとってはとても勉強になります。
ネイティブキャンプは予約なしでレッスンが受けられるので受けたい時にすぐに受講が開始できるのが最大のメリットです。
隙間時間に英語を学びたい人やとにかく1日に何回もレッスンしたい人に向けたシステムです。
また初回の7日間は無料トライアルとして24時間レッスンを予約なしで無制限で受けることができます。
とりあえずトライアルだけでも試す価値はあります。

月額費用 | 6,480円(税別) |
対象レベル | 初級以上 |
ここが良い | 24時間いつでもどこでもレッスン可能 多国籍な講師がそろっていて講師から国による価値観も知ることができる オリジナルテキストが追加料金なしで使えるので月会費以外にお金がかからない 初回25分レッスンが2回無料で受けられる |
公式サイト | https://eikaiwa.dmm.com/ |
DMM英会話の強みは講師の国籍の豊かさです。
ネイティブを含む121カ国以上の講師が在籍しているので出身国によって人種のタイプを英会話を通じて感じることができます。
テキストに沿ったレッスンとフリートークレッスンがあるので、英語が間違っていてもいいからとにかく会話を楽しみたいという人にはフリートークで外国人の友達と話すような感覚で授業が受けられます。
またDMM英会話のオリジナルの出版教材は全て無料なので月額の費用のみでテキストが見放題です。
有料会員になれば「iKnow!」という単語ボキャブラリーを強化する英語学習アプリが月額1.480円の有料サイトを無料で使うことがきます。
教材にお金をかけたくないし楽しく英語をどんどん話していきたい人にはDMM英会話がおすすめです。
英会話スクールでしっかりと留学前に英語のアウトプットをすると勝ち組になる
英会話スクールで、というよりも英会話になれる特訓をしっかりと留学前に準備してきた日本人留学生は飛ぶように英語がうまくなったし、発言能力も高いので問題が発生した時も解決能力がありました。
また自ら話そうとすることを楽しんでいる段階でもあるので 外国人留学生の友達ともすぐに打ち解けられていました。
そして一番と言っていいほど価値を見出したのは平均的に見て留学してレベルが1つ上がれる期間が3ヶ月が目安となっているのですが、アウトプットがうまい子は3ヶ月間で2つもクラスが上がっていました。
しかし英会話がなかなかできず自分が持っている英語力を発揮できないと本来あるべきレベルよりも下のクラスに割り当てられることもあり、実際にイギリス留学とオーストラリア留学の2カ国での学校でそんな日本人留学生を何人も見てきました。
英語は全然話せないけど知識は基礎的にある日本人留学生で、クラスのレベル分け面談でうまく英語を発言できずなんと割り当てられたクラスはABCの勉強から始めるクラスからスタートで毎日つまらないとぼやいていました。
英会話でのアウトプット能力がないだけで勘違いされて、高額な留学費用がもったいないことになってしまう事もよくあるのです。
これを踏まえて残り1ヶ月前にすべき事が見えてくると思います。
とにかく知っている英語や聞き取れる英語フレーズをどんどん話す練習に切り替えてアウトプット期間を作りましょう。
- ネイティブキャンプ
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