留学経験者が語る英語を英語のまま理解するってどういうことなのか

私はイギリス留学3ヶ月と続けてオーストラリア留学を1か月してきたのですが、日本で学んできた英語学習期間は何だったのかというくらい短期間でとても濃厚な英語学習をすることができました。

 

留学して語学学校で英語を習っていた期間は合計たったの4ヶ月ですが日常会話レベルならしっかりと英語を聞き取って話すことができるレベルにまでなっていてその効果は絶大です。

 

海外で道を聞いたり、レストランで料理を注文したり、携帯ショップで故障の相談をして来たり、外国の友達と話すくらいは普通にできるようになっていました。

 

英語学習において短期間で最も効果的に英語力を伸ばす方法は英語を英語で学ぶこと。

 

その方法で私が選んだ留学でしたが、そこで気づいた事や日本でもできる英語から学ぶ英語学習法について紹介していきたいと思います。

 




 

留学で感じた英語で英語を学ぶことは数週間で慣れる

やればなれていく

イギリス留学をしてまず苦痛だったのが周りが何を言っているのかが分からないという事。

語学学校の授業でも何を題材に授業が進んでいるのか分からない日もあり、かなり辛かった思い出があります。

 

しかし留学で英語を学び始めて3週間がたったあたりから、何となく周りが何を言っているのか分かるし、自分の意見も文法はめちゃくちゃではあったが発言できるようになった。

 

日本で義務教育機関に6年間英語を学んできたけど一切話せなかった私がたった数週間で英語が何となくわかり少し話せる程度にまで成長していました。

イギリス留学には3ヶ月間通学していましたが、この3ヶ月間ずっと英語環境で英語を英語で学んで来て感じたのは確かな英語への自信と明らかに話せるようになっていた自分でした。

 

日本で英語を学んできた6年間はほぼ無駄と言ってもいい。

日本人の学校で行われている『日本語で英語を教えるスタイル』は変えないと日本人は永遠に英語を話せないままなんだと思いました。

 

 

なぜ日本の英語学習には効果がないのか

英語を学ぶ目的が実用のためではない日本

日本語で英語を教えて何故効果が得られないのか。

手っ取り早く英単語を翻訳し、それらを英語として記憶して、文法を組む。

何も問題がないように感じますが、留学して英語のネイティブスピーカーから英語だけを話して英語学習をして感じた圧倒的におかしい日本の英語教育。

 

英語の教え方がおかしいと気づいた事

 

  1. 日本語で英語を教えている
  2. 話すための英語学習ではなくテストのスコアのための英語として教育している【実用しない】
  3. 英語を書く練習しかしない
  4. 英会話トレーニングが無い
  5. 日本でのみ通用する日本語英語が混雑してる
  6. 先生が日本人で発音が酷い【ネイティブレベルの発音ができない】
  7. そもそも先生が英語を話せない・テキスト通りの授業をしているだけ

 

気になる部分だけでもこれだけあげられます。

これらから言える事っ英語を実用的に使う目的ではないこと。

つまり話すための英語学習ではない、おかしな学習のやり方を日本では採用しているのです。

 

まず学校の先生も大学で教職免許を取得しただけで留学して英語環境で英語を学んできた先生はどれほどいるのだろうか。

ほとんどいないに等しいくらい極わずかでしょう。

 

英語に力を入れている学校では英語の授業ではアメリカ人などの講師を採用しているところもありますが、圧倒的に日本語で英語を教えている学校が未だに多いわけです。

 

日本語で英語を学ぶデメリットはたくさんありますが、逆にメリットなんてありませんでした。

本当に日本の英語を日本語で解説して学ぶスタイルは英語を学んでいるのではなくただ英語という物が存在しているんだという認識程度で終わっている。

 

日本語で英語を学んでも無駄な理由

日本語で英語を理解する。

例えば『theacher/先生』という単語を一度日本語の先生という文字に変換してteacherを理解するような教育をしている。

これってつまり英語そのものを覚えているんではなく、日本語で英語を記憶しているのでその日本語に変化する脳での処理時間で大きなロスタイムが生じます。

 

言葉ってほぼ反射的に出てこないといけないのに一度考え込んで英語を日本語に変換して理解して、発言するときは一度日本文で考えてそこから英文にグラマーや単語を組み立てていく。

こういった脳になってしまうんです。

 

完全に英語を話すための考えではないわけです。

 

英語を英語で学ぶってどういうことなのか

オーストラリア留学での授業風景

英語が全く話せない分からない人からしたら英語で何か言われても何も聞こえない伝わらないわけです。

そんな状態で果たして勉強なんて成り立つのかと疑問に思うかもしれませんが、私が身を持って体験してきたことを書いていきたいと思います。

留学当時私はほとんど英語が理解できない話せない、聞き取れない状態で案の定最初の授業は何も分かりませんでした。

 

しかし1週間・2週間と日を追うごとに英語の音に慣れてきて元々知っていた英単語くらいなら聞き取れるようになっていていました。

また知らなかったフレーズや単語でも聞き取れたらそれをその場で復唱していくようになっていき、知識を吸収しようという行動に変わっていきました。

 

3週間が過ぎたあたりからは英語を英語で学ぶスタイルに慣れていて分からない英語が出てきても他の英単語で推理したり、短い会話だったらもう一度質問したりして理解度を深めていきました。

 

聞き取れた分かる単語だけで会話をイメージする

例えば『I’ll join the party tomorrow./明日パーティーに参加するよ。』というフレーズを言われたときに『I’ll 〇〇 the party tomorrow.』と聞き逃した単語が出てきました。

しかし他の単語で明日パーティーがあるんだという事が理解でき、それに行くのかという話なのかなとイメージができます。

 

英語を最初から全部聞き取ろうとはせずに聞き取れた情報から『推理』して、こういったのかな、とイメージすることはとても重要です。

 

尚且つその発言した相手になんて言ったの?と聞きなおして繰り返し聞くことも重要ですが、そんなことが毎回会話で続けられませんのでとりあえず聞き取れる単語知識を増やして、得られる情報を増やすことはとても重要でした。

 

聞いた事も無い単語は他のフレーズから情景をイメージする

イギリス留学での授業で『environment/環境』をテーマにした単語や話を学ぶ授業があったのですが、私はこの『environment』の意味がさっぱり分かりませんでした。

授業中の決まりで辞書で英語を調べる事が禁止されていて、『environment』ってなにとモヤモヤして印象に残りました。

しかし授業でたくさんヒントが秘められていたんですね。

 

この回の授業で出てきた主な単語は『forest/森林』『river/川』『pollution/汚染』などの環境にまつわる単語ばかりです。

テキストにイラストがあったので『pollution/汚染』なんかは少し難しかったのですが、先生にこの意味は何かと聞いたら

“汚い空気や汚い水の事だ”

とテキストのイラストを見せられたので何となく理解できました。

 

この授業で汚染された川をイメージし、森林を切って紙を作る話、街には紙コップや空き缶などのゴミがあるなどの話をしていたのでその情景が頭に浮かびます。

潜在的に環境をテーマにした授業だという事は理解できていたんです。

 

もちろん後でちゃんとした『environment』の意味を調べましたが、答え合わせのような感覚で調べました。

分からないから調べるのではなく、この英語の意味はこうじゃないのかとある程度結論付けて単語の意味を知ると記憶に刻まれます。

 

簡単な英単語知識から難しい知らない英語が出てきたときは持っている英語力でできるだけイメージすること。

これが英語で英語を学ぶことなんだと感じました。

 

英英辞書なんかでいうともっとわかりやすいですね。

『environment』の単語を見た時説明のところの環境をイメージできる知っている単語があればその単語の情景が浮かんできます。

 

子供が新しいものを体験から覚えて成長していくような感覚そのものです。

 

英語学習に一番大切なのは前向きなこと 分からないことを恐れない

英語が分からない、話せないことを怖がったり諦めに入ったりすることはもったいない事だと留学で英語を学んで感じました。

分からないのは当たり前、だから学ぶんだという姿勢で英語学習を取り組むモチベーションは保っておくこと。

 

何においてもそうだが、スキルを身に付けるために最も重要なのは続けることです。

分からないからもういいや…諦めた。となってしまうのではなく、分からないのは当たり前だから理解しようと貪欲になること、前向きに勉強することが一番効果的です。

 

留学先で他の外国人留学生はまさに間違える事や分からないことを恥ずかしがったりしている人はほとんどいませんでした。

恥ずかしがらず自分が英語を学びたいからという気持ちが一心でした。

 

英語学習においてネガティブな感情になってしまうことは時間の無駄だと考えてください。

 

 

イギリス人の厳しい先生に言われた英語を毎日学ぶ意味

イギリス留学の担任の先生が宿題をやってこない不真面目な生徒に対して激怒したことがあったんです。

 

先生が起こりながらも何故宿題がこんなにも重要なのかというのをやや哲学的に語ってくれました。

 

“君たちは英語がちぐはぐに積まれたレンガの壁のようだ。

穴が開いているレンガの壁のような不安定な壁はいずれどうなる?”

 

穴だらけのレンガの壁をホワイトボードに書いて、説明する先生。

その質問に全員が

 

“倒れます”

 

と答えました。

先生はその解答に頷いて

 

“君たちの英語は毎日練習勉強しないとすぐ倒れてしまうような状態なんだよ。

僕は24時間君たちについて英語を教えてあげることはできない。

自分たちで学習する時間を作ってこの穴を埋めて倒れないようにしないといけないんだよ。”

 

宿題をしてくるなんて本当に当たり前の事ですがその本質的なことを改めて先生は私たちに説明してくれました。

留学して英語を学びに来ているという事、自己学習の重要さについて、このときハッとしたのを覚えています。

 

 

またイギリス留学での個の担任の先生は授業内での決まりが厳しく、分からない単語があっても辞書で調べる事を禁止していました。

それに疑問を持った生徒が

 

“この英語の意味が分からないのに授業がわかるわけがないじゃないか”

 

って先生に訴えたんですよね。

 

自分もそうだそうだ!と感じていた事を代弁してくれた。

 

それに対して先生は

 

“君たちはイギリスに来て学校の外に出て、お店の人と話すときわざわざ辞書を持って会話をするのかい?

スムーズにイギリスで英会話を実現させるために私はここで君たちに英語を教えています。

外に行けばもっと多くの分からない言葉であふれています。

だからここで分からない単語でもその前後の会話やシチュエーションなどでその英語の意味をイメージする力が必要です”

 

この先生が私たち対しての授業の取り組み方は『実践的』な英語をマスターするためのものなんだと気づきました。

この分からない英語については他の英語の情報から推理してイメージすること、それが英語で英語を学ぶことと上記でも書きましたがこの先生から教わりました。

 

英語がからないけど、この人はもしかしてこの話をしているのかという想像、推理して英語を学ぶ力。

留学前に受けた英語レッスンでも同じことを言われたことを思い出しました。

 

日本での英語学習ではあまりない学習方法ですが、私はこの方法のおかげでまず英会話に対する抵抗が減りました。

想像することでそれが合っている間違ってるではなく、一度その状況について考えることで分からなかった言葉が記憶に刻み込まれます。

 

その後にあの時分からなかった単語なんだっけって忘却の彼方に葬られることはなく、あの時の単語はやっぱりあの意味で合ってたんだ or 間違っていたんだと改めて振り返れます。

 

インプットとアウトプットがとても大事な英語。

そもそもインプットしたものを忘れてしまってはもったいない結果になるのですがゲビンはそうさせないようにイマジネーションをつけさせる授業をし、忘れがちな英語が記憶に残ることでふとした時に思い出せて英語がわからなくてもシチュエーションや他の言葉から推測するためのイマジネーション脳を作ってくれました。

 



初心者でも始められる留学しなくても英語を英語で学ぶ方法

 

まずは中学英単語を暗記する

 

ひとまず英語の最低限の単語を覚える必要があります。

最低限と言いますと中学で習う主な英単語を覚えましょう。

まずは基礎を固めてから英語で英語学習を入ることをおすすめします。

 

おすすめの中学英語100単語を抜粋した本です。

1つの単語でも複数の意味があるので100個覚えるだけでかなりの実力になります。

 

 

英会話のためのおすすめの教材についてはこちらから。

 

 

ここから英語で英語を学ぶ方法に突入していきます。

 

私がおすすめしたいのは4つです。

 

  1. ①英文の絵本から学ぶ(おすすめは子供向け絵本)
  2. ②洋画を見る『ただ見てるだけではだめ』
  3. ③アプリを使って外国人とチャットする
  4. ④インプットとアウトプットを日常化する

 

英文の絵本から学ぶ(おすすめは子供向け絵本

幼児向けの絵本で全て英文で書かれたものをおすすめします。

子供向けだと思って簡単だと考えられると思いますが、めちゃくちゃ基礎が詰まっていますし、絵本なので分からない単語やフレーズが出てきても絵から理解することができます。

絵本やイラストで英単語や英語フレーズを紹介している本は手始めにもってこいです。

 

そこから徐々にレベルを上げていけばいいので1冊は外国の子供向け絵本をおすすめします。

 

洋画を見る『ただ見てるだけではだめ』

よくある勉強法ですが、洋画を見るのはかなり効果的です。

ただしただ見て聞き逃しているのは力になりません。

BGMと同じになってしまうので、分からないフレーズが出てきたら繰り返し聞くようにして、その映像からどういう意味だったのかを理解していきましょう。

 

いきなり海外ドラマを見るのはハードルが高いのでこれも子供向けのアニメを吹き替え無しで見ることをおすすめします。

できれば英語字幕付きで。

アプリを使って外国人とチャットする

私が使っていた外国人と語学交流ができおすすめのアプリが『HelloTalk』です。

このアプリは英語だけでなくいろんな語学を学ぶことを目的としたさまざまな国の人が利用しています。

 

設定で自分が英語を勉強していることを選択し、そのアプリでTwitterのように英文を投稿すると誰からか英文の修正をしてもらえます。

ここで正しい文法を学んだり、英語を教えてくれる仲間ができたら英語でチャットをして外国人から英語に慣れていくのは重要です。

 

インプットとアウトプットを日常化する

書いてみて覚えているだけではいざ英会話をするときに全然英語が出てきません。

実際私が留学して感じたのは知っている英語や簡単なフレーズなのに言葉として全然出てこない体験をしました。

しゃべらないとせっかく収集できたことが身に付いていないんです。

 

英語で最も重要と言えることはインプットしたことをアウトプットしていくこと。

 

洋画を見ながら英語のフレーズを口ずさんだり、本を音読したりとにかく学んだことを超えに出して発音しましょう。

 

 

日本でしている英語の授業は無意味

いろんなカラーを持った先生がいて、その先生方がしっかりと考えて授業を構成しているので英語を学ぶという視点以外にも感じるものがたくさんありました。

 

また英語を学ぶ環境って私にとってはとても重要にも思えまた行きたいとも思います。

英語が中途半端な状態で帰ってきてしまったので…。

 

ただ日本で6年も習っていて伸びしろを全く感じなかったけど、このイギリスにいた数か月でメキメキ英語力が上がっていくのが自分でもわかりました。

 

それと同時にまだまだだめだもっと勉強しないとという危機感と向上心も付き辛かったけどほんとによかったです。

 

英語環境で英語を学ぶ場ないと英語が伸びないことも分かりました。

今の学生の英語の授業は分かりませんが私が学生だった頃の授業と比較してしまい、日本語で英語を教えている時点で日本は失敗していると思いました。

日本語で英語の授業をすると英語脳はできません。

 

説明全部を英語に置き換えることで、最初こそ抵抗と不安がありますが慣れてくると日本語を聞きたくなくなります。

英語を話す力をつけようと英語モードと日本語モードのスイッチを作ろうとしているのが自分で分かる時期がありました。

この期間がとても重要でとてもハードルが高い期間だと思います。

 

英語はテストでのスコアが取れればいいという人は日本語解説の英語授業でいいのかもしれませんが、英語を学ぶって本来は英語圏の人や英語が通じる国の人とコミュニケーションをとるために学んでいるはずなのにいつからか学歴のみ、資格のためと変わってしまったのか。

 

スピーキング能力をつけ実際に外国人と話すのはとても楽しいのでそういう目的のための授業が一番大事だと身に沁みました。