私自身が尖圭コンジローマになってしまい現在治療中です。
ベセルナクリームを処方してもらい劇薬のため1日置きに患部に塗っているがなんだか増えてるしでかくなっていると不安な気持ちになりました。
担当の婦人科の先生と相談しながら、なぜ増えてるのか、今後ずっと保菌者と聞いて不安なこととかを相談したら少し安心する答えが返ってきたので同じ尖圭コンジローマで悩んでいる人がいたらここで共有したいと思います。
尖圭コンジローマかもしれないけどまだ婦人科に行く勇気はないという方は誰にもばれずに自宅で検査ができる性感染症検査キットでまずは検査してください。
陽性であれば、適切な治療サポートや、検査機関によっては医療機関を紹介してもらえるので引継ぎで検査をしてもらえるので無駄なコストや時間を省くこともできます。
詳しくはこちらでお勧めの性感染症検査キットを説明しています。
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尖圭コンジローマとは
尖圭コンジローマとは性器疣贅(ゆうぜい)とも呼ばれる性感染症です。
症状としては性器にイボができます。
性行為(オーラスセックスを含む)で感染するヒトパピローマウイルス(HPV)によって腟、陰茎、直腸やその周囲に発生します。
また尖圭コンジローマのヒトパピローマウイルス(HPV)には良性の6型と11型と陰性の16型と18型があり、陰性の場合は癌のリスクも高まってきます。
ガンは主に子宮頸がん、腟がん、肛門がん、直腸がんなどがあげられます。
見た目の違いとしては良性は見える場所にイボができ陰性は見えにくい子宮頸部や肛門に小さく平らないぼができるのが特徴とされています。
尖圭コンジローマによく間違われやすい症状としてフォアダイスや真珠様陰茎小丘疹(しんじゅよういんけいしょうきゅうしん)があげられます。
フォアダイスや真珠様陰茎小丘疹は性病ではなく生理現象でできてしまうものなので基本的に放置で大丈夫です。
医者でも誤診してしまうケースがありますが尖圭コンジローマとの違いは尖圭コンジローマはイボの形状に統一性が無く、真珠様陰茎小丘疹はイボが1ミリほどから成長せずイボのような粒の大きさも均一性があり左右対称にできるのが特徴です。
性病尖圭コンジローマはほとんどの人が感染しているが発症するのは少数
ヒトパピローマウイルス(HPV)はいくつか種類がありその中でも尖圭コンジローマは約90%を占める人が発症したりもしくは保菌しています。
引用:Medical Note
珍しい性病ではありませんが1度感染すると一生保菌者ではあります。
根治したとしてもパートナーに移さない可能性は0%ではありませんが、医者曰く尖圭コンジローマを発症するHPVは本当にほとんどの人が持っているウィルスであり、普段はイボが出てきてコンジローマを発症することはないとのことです。
おたふく風邪や水疱瘡のように1度かかると体内にウイルスをみんな持ってしまっているが、免疫によって2回目の発症が極めて少ない。
これと同じように普段は免疫力によってコンジローマは発症しないとのことです。
逆に極端に免疫が落ちている時、女性だと妊娠や出産のときに発症または再発してしまう人が多いようです。
多くの人が持っているウイルスですので性感染してコンジローマを発症したとしても落ち込んだりせずに治療して根治させましょう。
尖圭コンジローマの疑いがある場合は女性は婦人科、男性は泌尿器科で診てもらえます。
尖圭コンジローマに感染していると分かるまで
平均2.8か月の3週間から8か月ほどの潜伏期間を経て(例外あり)陰部にイボを形成してくる。
その形はトサカ状、カリフラワー状で巨大化してくるもので、白、ピンク、褐色(黒っぽい茶色)と気に黒色のものもあります。
未治療でも40-60%は1年ほどで自然治癒することもある。
またはそのままか、あるいは増加する。
潜伏期間のため感染源を特定できないこともしばしばある。
一般に痛みや痒みのような自覚症状はないが一部ではこれがみられる。
短期間で次々と新しいイボを形成し増殖していく。
また治療しても他の部位への接触転移が多く再発を繰り返すことが多い。
まれにサウナや公衆浴場などからも感染することもあるがこの例は極めて珍しく、性行為が主である。
引用:Wikipediaを一部引用
上記の説明文にあるように長い潜伏期間の末に発症する場合もあり、または感染しても免疫力が高い人は体内にウイルスを保菌しているだけでコンジローマを発症しない人もいます。
この場合自分やパートナーが感染者だと分かることはほとんどありませんので知らない間に感染者になっているケースは多いです。
また性病の検査をしても尖圭コンジローマの場合は性器などのイボが出てくる症状がない限り見つけることはできません。
コンジローマの症状が出始めた初期の状態でまだイボが小さい場合は専門医でも尖圭コンジローマだとなかなか打診されないこともあります。
コンジローマの治療は副作用が大きいためむやみに処方できないことから曖昧な出方のイボに対してはかなり慎重に見られるようです。
自身で患部の様子を観察しイボの増殖が激しくなってきたらすぐに再診しましょう。
治療でベセルナクリームを使用
尖圭コンジローマの症状や規模にもよりますが大体がベセルナクリームを処方され週3回1日置きに患部に塗る治療を行います。
それ以外ですと、電子メスで焼くか、液体窒素で凍らせて取り除く方法です。
そんなに大きなものでなければベセルナクリームでの治療が一般的です。
ベセルナクリームで治療してもイボが増える原因は免疫力低下
ベセルナはコンジローマのイボの増殖を抑えて免疫力を高める薬ですがイボの勢いがある場合はベセルナクリームを塗っていても増殖したり大きくなることもあります。
塗り初めの2週間くらいたってもイボが増え続けまたはイボが大きくなる場合もあるのでひとまず様子見とベセルナクリームの治療を継続させられます。
4週を超えてもイボの増殖の勢いが落ち着かない場合は他の方法の電気メスで焼くか液体窒素で凍らすかの治療に変わります。
ベセルナクリームが利かない人は免疫力がかなり低下しているのが原因で増え続けてしまうことがありますので、食生活や運動を摂り入れて免疫力を高めてください。
またコンジローマは再発しやすい性病です。
見た目上根治したように見えても3ヶ月以内に再発するケースが多いので担当医に言われた通りの治療を続け通院を自己判断で辞めないでください。
尖圭コンジローマを治療しているのにもかかわらず増殖や肥大化する人は再発のリスクも高いので根治後も6ヶ月間ほどの通院が必要です。
と、こんなこと書いていますが、悪化しました。
ベセルナクリームで治療してたけど治らなかった続き