本記事は尖圭コンジローマの治療体験についての記事になります。
まずコンジローマは婦人科でも誤診されてしまい放置されたり、違う処方をされ結果的に悪化してしまうケースがあります。
私は実際に最初に行った婦人科では性病ではないといわれて放置された結果最初は表面に少しイボイボがある程度だったのに膣の中まで症状が広がり本当に大変でした。
なのでまだ検査を受けていない方でコンジローマかもしれないと疑いがある方は病院で誤診されないように自分で性病検査をしてみるのを強くお勧めします。
陽性の場合は適切な対応を検査機関から適切な治療サポートや、医療機関を紹介してもらえるところもあるので、引継ぎで検査をしてもらえるので無駄なコストや時間を省くこともできます。
私は誤診されて数万円無駄にしましたので。
詳しくはこちらでお勧めの性感染症検査キットを説明しています。
自宅で誰にも知られず簡単にできるおすすめ性病検査キットを紹介
電気メスで切除まで1か月以上かかった理由
性感染症の一種『尖圭コンジローマ』になってベセルナクリームでの治療を6週間続けていましたが、結果的に治療前よりひどい状態になってしまい電気メスで切除しようという判断に至りました。
最初はゴマ粒程度の大きさが粒粒ある程度だったのですがベセルナクリームを塗り始めて2週間経っても治るどころか増殖してイボの範囲が広がり、またもともとあったイボも大きく成長していたのでその時点で電気メスで焼いて取り除く方に乗り換えたかったです。
免疫がウイルスの増殖を抑えているのですが、その免疫力が低下していてコンジローマの勢いが強いとベセルナクリームで治療しても増え続けることがあると言われました。
ベセルナクリームの治療も2週目の段階ではまだ何とも言えないので4週目まで様子を見ようと治療を続け、3~4週目に入りイボの成長が後退してきたので、その後も5~6週目とベセルナクリームを処方されたのですが、5~6週目で一気に拡大してしまいました。
3~4週目で成長が一旦落ち着いたため電気メスでの治療に入ることをしなかったんです。
3週目以降からかなりイボの分布地が広がり大きい物もいくつもある状態で精神的にかなり参っていましたし、電気メスで切除しますと言われたときは病院から家まで約30分で帰れるのですがその倍以上時間をかけて帰りました。
ショックすぎて歩くのが本当に苦痛でした。
ベセルナクリームの副作用で患部がかなり痒くて掻いてしまい血が出ることも多く、しかもベセルナクリームは保険適応の薬であるが高額で6週分と診察代で1万円以上使ったのに結果的に悪化したことで怒りさえも出ましたね。
でも結果的に電気メスでしっかり焼いてくれたし私が不安がっていたので病院の看護婦さんが優しく対応してくれて感謝でした。
性病であるので誰にも相談できないし、怖さと絶望と不安を一人で耐えていたので病院のメンタルケアはちょっと感動しました。
尖圭コンジローマは再発率が高い事と治療費が結構高いこと、そして性病で見た目がグロテスクな出方をするので私にとっては精神的な部分が一番つらかったです。
電気メスでの治療過程
私は電気メスで切除すると婦人科の先生に言われたその日にできるのかと思ったら外来で予約を取って後日になると言われ一番早くできる日に予約を入れました。
それまでの日数は何もする気が起こらなかったし、手術は痛いし出血もすると聞かされていたので恐怖でしかなった。
患部である性器を電気メスで焼くんですからね…。
怖さしかありません。
当日の手術というには小さな規模ですが、眠るまで行かない精神を安定させる麻酔を打ち、そして患部にも複数麻酔を打ち込むので手術の4時間前までにご飯は済ませておくことと言われました。
飲み物もできるだけやめるようにと言われました。
手術までの4時間は飲まず食わずです。
理由は麻酔の効きを良くするためかと思います。
そこから病院で入院患者が来ているような薄い浴衣みたいなのに着替えました。
全裸になって何も身に付けずそれに着替えます。
その後手術台のある部屋に移動して右腕に気持ちを落ち着かせる程度の麻酔を打ちました。
麻酔を打ってすぐにぐらぁ~と視界がぼやけて眠いというより感覚が遠くなる感じになりました。
その後の展開は結構早かったです。
開脚して足を固定する寝台に寝ているのですが、患部に何本かの麻酔を打たれました。
電気メスで焼かれることが痛いと思っていたけど麻酔が痛かったです。
全身に軽い麻酔を打っているのにもかかわらずその患部への麻酔は激痛が走ってかなり叫びました。
問題の電気メスですがほぼ感覚はなかったです。
なんかジョリジョリと削っているのか焼いているのか、そんな感じしかなく電気メスでの治療自体は全く痛くなかったです。
所要時間として私は20~25分程で終わりました。
終わってすぐナプキンをセットしておいた自分の下着に看護婦さんの助けを貰いながら履き替えて30分程度別室のベッドで安定のための麻酔が切れるまで横になっていました。
患部の方はほぼ感覚ゼロで、歯の治療で麻酔を打った経験があると思いますがそれが性器でも起こっているという感じでしょうか。
焼いた後を見ましたがイボが溶けているって感じでねばぁっとなっているように見えました。
気持ち悪かったけど終わって一安心でした。
出血もそこまで多くはなかったし手術後はちょっと歩くのが困難で座ると痛いのが少し辛かった程度でした。
お風呂で沁みると聞いていたけど、私は沁みませんでしたし翌日からは普通に歩けます。
焼いた患部を抑えたら痛いけど触れなければ特に何も感じません。
たまに痛痒い感覚が来ますが我慢できないこともないです。
再発の不安が付いて回る
担当の先生に言われたことが、初期状態からベセルナクリームで治療をし続けていたのに悪化した経緯を見ると電気メスで焼いてもまた新しいイボが出てきて再発することもあると真剣な顔で言われました。
電気メスで切除できるのは表面上に現れているイボだけなので、また新しく出てきたらその都度治療に当たらないといけないと人によったら長期的な治療になるみたいです。
正直それっぽい小さいのがまだあるのでまたあの痛みを経験するのかと思うと萎えますが、1度経験すると程度が分かるので初めの頃よりは気持ちは幾分マシです。
小さいイボでしたら自分が持っている免疫力で押さえつけて自然に消えることもあるといわれたので、何とかして免疫力を高めたい…。
高め方はよくわからないけど。
処方箋で患部に塗る『アズノール』という炎症を抑える塗り薬を処方してもらって終わりました。
値段にして電気メスでの手術代:3,610円
塗り薬:400円
トータル4,000円程度で済みました。
これで治るならベセルナクリームで治療を何週間も続けるより絶対いいですが再発には怯えています。
追記:2019年8月23日
その後案の定再発し悪化したため病院を変えてレーザー治療をしてきました。続き
自宅で誰にも知られず簡単にできるおすすめ性病検査キットを紹介