検索欠けてみると「未経験からエンジニアになるのにポートフォリオなしでも転職できる!」みたいな記事がちらほら見かけますが正直なところ厳しいです。未経験に加え全くのスキル無しであるならいきなりのエンジニア転職はやめておけという話です。
私自身今はWebエンジニア(フロントエンドエンジニア)ではありますが経歴は挫折の繰り返しでした。
大学在学中に1社も採用されず卒業。既卒でフリーターを2年ほどしてそこから就活してWeb業界を当たりましたが一網打尽ですべて不採用。
そのあとプログラミングスクールである程度の言語スキルをつけて何とか入れた感じでした。もちろんスクールで制作した成果物がポートフォリオとなり就活にかなり役立ったのは覚えています。
エンジニアでもIT・インフラ・Webなど大きく分かれていますがいずれにせよプログラミング言語を学んでいく姿勢があるのかという点はエンジニアにとってかなり重要視されます。私自身がWeb業界に未経験から入った過去があるのと採用者側の事情も知っているので今ある未経験からWebエンジニアになるのに覚悟しておくべき転職のアレコレを書いています。
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Web会社によってはポートフォリオなしでも受かる?
冒頭でも述べましたが、業界から見ても新卒でもない限りポートフォリオがないとWebエンジニアでの就職はかなり厳しいのが現実です。
ポートフォリオ無しでもWeb制作会社に応募できる人は新卒か、中途採用だとプログラミングのスキルがある程度ある20代の方に限ります。
とはいえ私が働いていた1社目のWeb制作会社ではポートフォリオなし&勉強もしたことないスキルゼロの未経験の方で30代の方を採用した過去があります。
なんだやっぱり行けるんじゃないか!と言う方はこれを楽観的にとらえずに少しお付き合いいただけたらと思います。
未経験でもポートフォリオなしでも受かる人の条件
新卒とかそういうチートを除いた条件になります。
- 基礎的なHTML・CSSによるWebサイトコーディングができる
- アルバイト採用から1年かけて正社登用による入社
- 29歳以下の異業種転職(若くて社会人経験がある)
- そもそもWeb業界でエンジニアではないが働いていた(営業やコンサルなど)
- コミュニケーション能力が高い(会社のカラーに合うコミュ力であるか)
他にもあるとは思いますがポートフォリオがなくてもWebエンジニアとして採用されやすい条件です。
この条件を満たしていなくてもWeb制作会社によったら採用する場合もありますが、これに至っては人柄がよっぽどその会社に気に入られたか何らかのコネがあるなど、それなりにスキルよりも魅力な部分や強いバックがないと難しい。
これに至ってはエンジニア転職に限らず中途採用であるなら業種関係なく重要視するポイントばかりです。
24歳でスキル無し・ポートフォリオなしでWeb業界への転職活動をして全滅した話
実際に私が24歳の時にバイトをしながらWeb業界への就活をしていた時の話です。
ちなみに転職活動プログラミングスクールを通っていた時も続けていたので1年程かかりました。
スクールに通う前まったくのスキルなし、コーディング?なにそれって感じでした。
その時にハローワークを利用していた時に無料で3~4回相談できるキャリアコンサルタント相談も利用していました。
その担当さんが「Web制作会社などの会社の営業している社員がいるから話聞いてみる?」と聞いてくれ、もちろん「はい!」の返事。
そしたらタイミングよくその営業さんが戻ってきてて、そのまま話を繋いでくれたのですが会話は以下の通りでした。
営業「君はWeb系の何らかのスキルあるの?」
私「え、いや全くないですけど、、、」
営業「あのねぇ、年齢がいくら20代で若くてもうちらみたいな業界は50代60代の経験者雇うから」
これで会話が終わりました。まさに門前払いで目の前で聞いてたキャリアコンサルタントの人も苦笑いしてました。
ホントに腹が立つことを言われましたが実際地元関西ではなかなか決まらず、上京してからハロワ経由でWeb業界の求人を漁って未経験OKの会社に応募しましたが書類選考の時点で全く通りませんでした。
ただなん十社も受けたわけではなかったので場数踏んでなんぼ!と何社も繰り返し根気よく受けていれば未経験でポートフォリオなしの状態でもとりあえず面接だけでもという会社もあったとは思います。
未経験からWeb業界に入りたいならハローワークは絶対使うな!
ただ経験したから言えることですがWeb系のような専門職への就職・転職にハローワークは使うべきではないと言いたいです。
全くと言っていいほどWeb業界に精通していないためそもそもの企業との相性を測れないので無意味にいろんな会社受けさせられて時間と労力を奪われ、そして精神をおられるのでWebエンジニアを目指すならこちらのちゃんとWebやIT業界を分かっているエージェントを利用してください。
ゼロスタートで転職するなら少なくとも別ページでまとめているエージェントを利用した方が可能性はかなり高くなり、受けられる会社の質もブラックとかパワハラ会社でないか調査もしっかりしているので安心できます。
【未経験OK】IT・Web業界に特化しているお勧めの転職エージェント
若くない・スキル無し・ポートフォリオなしでも受かる会社は本質を考えるべき
業界に精通しているもしくはそれなりの未経験転職者の輩出をしているエージェントを利用する若者であるならスキル無し、ポートフォリオなしでも割と決まるケースもありますが、これに至っては東京や大阪と言ったなるべく都会で就活している人に限ります。
まず地方であるなら未経験求人があっても採用はほぼ無理です。
若くない、スキルない、ポートフォリオももちろんない。でもWebエンジニアになりたいのであればプログラミングスクールである程度スキルを学ぶ方が早いです。
若くないってざっくりですが会社によっては第二新卒転職までという感じで25,6歳までなら未経験でも採用してくれるところはありますが、20代後半となってくると厳しい場合もあります。
それに自分よりまだまだ若い学生でもオンラインなんかでプログラミングスクールで言語を学んでいる人は多くいます。
若いしプログラミングスクールで言語を学んでスキルを積んでいる、そしてもちろんスキルを学べばそれなりの成果物も出てくるのでポートフォリオも作ることができます。
こういった人たちと闘わなければならなくなるので、それなら自己投資としてWebのスキルを現役エンジニアなどから学べるスクールで学んだ方がほんとに話が早い。
プログラミングスクールで学ぶ方が実は近道だった話
これは私の体験でもあるのですが、プログラミングスクールでWeb言語を学んでから転職活動した方が話が早かった。
今まではWeb会社の営業の人には馬鹿にされ、書類選考は通らないでかなり心が折れる時間を過ごしたのですがプログラミングスクールに通ってからゼロから言語を学び、学生に戻った気分で楽しめたしWebサイトを一人で作れるようになったころにはそれなりに内容の詰まったポートフォリオが完成してて面接にも呼ばれるようになっていました。
それとスクールに通って良かったもう一つの点は適正度が分かることと、会社に入ってからも未経験でありながら早い段階で即戦力として前に出れたことです。
まずエンジニアにはあこがれるけどいざコードを触ってみたら全く向いていなかったっていう場合もあります。
入ったWeb制作会社でも10代20代でコーディングもできないのにとりあえず採用させた若者もいたのですが、コーディングが肌に合っていなかったのか試用期間中に辞めた人もいました。
逆に30代になってくるといくらゼロスタートでももう次がないって感じで必死にしがみついてはいましたが、基本的なWeb制作スキルがないとこんなのも分かってないのかぁ、、、って冷たい対応をされてしまいます。
ホントに基本的なスキルがあると入社してからの今日行く期間中も割とイージーな感じですぐに終わってしまい、期待の新人として受け入れられるので入社後の自分の質位置もかなり優遇された経験からプログラミングスクールに通ってから業界に入って良かったと今でも感じてます。
スクールの条件によっては無料で学べるところもあり、また近年のコロナウイルスのため完全オンラインで学べるスクールがほとんどになっているので場所や時間を選ぶことなくプログラミング言語を習得できます。
ちなみに就職支援もしてもらえるIT・Web系に特化したプログラミングスクールについてはこちらを参考にしてください。
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