未経験転職や、フリーター、非正規雇用から正社員転職のハードルの壁は30歳から一気に高くなるといわれています。
年齢も32歳になってしまったけどいまだに正社員経験のない女性の方に読んでいただきたい記事です。
経歴が、フリーラー、非正規雇用（派遣や契約社員）などの経験しかなく正社員歴がないけど、今の日本のご時世やっぱり正社員になりたいという方にお届けしたいです。
正社員経験なしの30代に勧める転職エージェント | 非正規・フリーターから正社員転職
気になるところから読む
正社員経験なしは30歳過ぎてからだときついのはほんと？
転職エージェントやハロワなどで相談し時に、一般常識のように言われたのが「30歳過ぎたら転職のパードルが格段に上がる。キャリアアップではなくフリーターや非正規雇用から正規で働きたいなら30歳になる前になっておくべきですよ。」と焦らされたこと。
年齢による転職活動の厳しさは、日本に生まれてきてしまった以上仕方がありません。
まだキャリアアップとしての転職活動であるなら能力次第で引くてまたであり、30代ならどんどんキャリアアップしていくべきでしょう。
しかし社会的に地位が低い評価を受けている非正規雇用の方の正社員転職は、世間的には白い目で見られがちです。
理由としては30歳になったら社会的にも一人前になっておかなければならない。経歴やスキルもそれなりに求められる年齢です。
未経験案件に至っては26歳（第二新卒者）前後の年齢までとしている求人も多いです。
言ってしまえば経歴はどうあれ、本来仕事において重視すべきなのは「仕事能力」と「コミュニケーション能力」そして「会社にとってどんな利益を生んでくれるかの将来性」です。
社会的な目で30歳以降からの正社員転職は難しいとされているけど、実際問題年齢で区切るのはおかしな採用の仕方であるのです。
30過ぎてから始めて正社員になれた人はいるけどその理由
私の周りでも30歳、32歳、36歳の時に未経験転職をされた方や、今までずっと契約社員だったけど正社員になれた方、音楽を続けたくてフリーターを続けていた方が30代になってから正社員として採用された経験者がたくさんいます。
ネットを少し探せば、「30代で今まで非正規雇用だったけど正社員転職に成功した！」という体験談もあります。
30代は世間的な目のせいで正社員転職が難しいといわれているだけで「無理」ではない。
じゃ自分とその正社員転職が成功した人の違いって何だろうってところです。
何歳になっても転職成功の秘訣は運とタイミング
20代でも30代でも40代でも転職成功されている方もいればそうでない方もいます。
その違いですが、ぶっちゃけ運とタイミングと言ってしまえばそれまでです。
日本経済の事情や、その時の求人の質などによって良い会社に入れるか、また正社員として採用してもらえるかの割合が変わってくるように思う。
ただこの運やタイミングをつかむために一番重要なのは「行動すること」です。
宝くじでも買わなければ当たりません。買ってない人は0%ですが、宝くじを購入した人は数％当たる確率を持っている。
ほんとに何に対してまず始めることと、これにつきますが行動してから悩んだり、また別の行動に変えてみても全然遅くはありません。
正社員になるための行動をまず始めないと運もタイミングもつかめないです。
ただ年齢的にも職場で腰を据えたいのに運やタイミングなんていう神頼みのような転職活動に身をささげられないですよね。
そこで効率的に転職を進めるために必須なのが転職活動を斡旋してくれるアドバイザーをつけることです。
女性でも30代となればできれば次の職場では長く働きたい方がほとんど。
安定した職場でしばらく働きたいのであれば、長く働きたいと思える企業と縁をつけないといけない。
無意味な転職活動や、相性が悪い企業に応募してしまいなかなか採用が決まらない努力を続けるよりも転職機関でプロに相談し企業との相性、希望する働き方や職業、収入や待遇などから採用率が高い企業を紹介してもらった方が効率よく転職できます。
39歳まで正社員経験がなくても転職活動を斡旋してくれるお勧めの転職エージェントについて正社員経験なしの30代に勧める転職エージェント | 非正規・フリーターから正社員転職でまとめています。
正社員経験なしの30代に勧める転職エージェント | 非正規・フリーターから正社員転職
30歳過ぎの女は偏見を持たれて男性よりも転職が難しい？
実際にあった話ですが、30歳を過ぎてから受けた面接で「今後結婚する気はありますか？」「子供を産んで産休・育休などとる予定は？」などと聞かれ、結婚や育児などにより会社をすぐに辞めるのではないかという理由で採用を見送られるケースがいまだにある。
もちろん既婚者や子持ちの方で正社員転職を目指されている方もいますが、すでに結婚や出産を終えた女性は今の生活が大きく変わることはあまりありません。
しかし今現在独身で子供がいないアラサー女性はそういったイベントごとで私生活が一変してしまいます。
その理由で採用を断られるということもあるのです。
本人からしたら結婚する予定もないし、そもそも相手がいない！と思っていて「今のところ結婚する予定はない」と説明しても「適齢期の女」というだけでお荷物扱いされて不採用になった知り合いがいました。
不採用の理由についてはもちろん詳しくは延べられませんが、面接対応からして自分が30歳を過ぎていて独身だからというのがヒシヒシと感じたといっていました。
その方はその後あきらめずに転職活動を続け女性も働きやすい休暇や福利厚生がある企業に無事転職でき働いています。
何が言いたいかというと「面接の時に女性差別をしてくるような会社はこっちから願い下げればいい」ということです。
結婚で辞めるんじゃないかとか、子供ができたら産休、育休で休職するんじゃないかとかそんなセコイ考えで人の採用基準を考えている会社に未来があるとは思えません。
今の時代古すぎます。
先のことなど女でなくてもわかりません。男性でも事故にあってしまったり、病気になってせっかく就職したけど働けなくなるケースだってある。自分が原因ではなく親や兄弟が病気をして看病するために辞めざるを得ないなど。
人にはいろんな未来があるのに女性に対して結婚してすぐ辞めるとか子供ができたら働けなくなるんだろと決めつけて採用を懸念している企業は時代がストップしています。
そんな会社で”運悪く”正社員として働いてしまったら、とても働きにくく肩身の狭い思いをしなければなりません。
会社で働きつつも自分の幸せを実現できるような会社に入るべきですので女で30歳を過ぎたから転職が難しいと考える必要はありません。
面接などで年齢や性別のせいで落としてきた会社は、差別的な会社だと気づけて良かったと安堵しておきましょう。
そもそも日本の今の雇用の表し方がおかしいだけ【能力はある】
雇用形態が違うけど、契約社員や派遣で働いていたのであれば正社員と同じような働き方を虐げられていた人も少なくない。
ただ雇用の違いのせいでボーナスや昇給がなかったり、更新月にはびくびくしないといけない。
能力的には正社員の方と何も劣っていないのに、ただ会社に入るときの契約の仕方の違いだけで不安な働き方をしてしまっている。
非正規雇用でも自分で選んだからと言われてしまえばそれまでですが、中には「ゆくゆくは正社員登録を考えている」と言われて待てど暮らせどその話が具体的に進まないという方もいます。
正社員にしてくれるといっているのになかなか正社員にしてくれない会社は質が悪すぎるので、そんなところで正社員を目指すよりも最初から、正社員として社員を迎えてくれる器の大きな企業に入るべきです。
その方が待遇も給料も幾分安心できる会社であることも多いからです。
話はそれてしまいましたが、労働契約が違うだけで働く能力は正社員の方とそんなに違いはありません。
自信がないと感じるかもいますが、正社員の方でも給料泥棒とよばれる会社にとって全く成果も収益も取らせず、むしろ損失を作ってしまっている方もいる。（そんな人クビ対象ですが、ずるい人ほど生き残るんですよね。）
正社員になるために自分の今ある能力を悲観する必要はないということです。
年齢・学歴・経歴フィルターはまだまだ根強いが無理ではない
学校を卒業、または中退しての新卒就活でもまだまだ多くの企業では「学歴」や「職歴」そして「年齢」フィルターで相手を測っているところも多いです。
30代になるまで正社員になったことがないけど正社員転職がしたいと行動しても、これらのフィルターが邪魔してうまくいかないこともあるかもしれません。
ただそんな状況下でも30歳とっくに過ぎたフリーターだったけど未経験転職に成功した方もいる。
少しでも正社員として働きたいと思っているのであればまずは転職活動を始めてみましょう。
転職エージェントを利用した転職活動を始めることで、自分がどんな社会に求められているのか、そのレベルも見極めるきっかけにもなります。
ただ多くのエージェントや転職サイトをみてもやはり35歳までが正社員転職に有利となるギリギリの年齢なようにも感じます。（35歳以降も無理ではないがかなり難しい）
その年齢に達していない年齢であるならば転職活動は急いだ方がいいでしょう。
2～3年後に35歳となってしまい、あの時転職していればもっと楽だったのかなと後悔するのが一番悔やまれますので。
早すぎる行動で損をすることはありません。
少しでも転職への行動を始めたい方はまずは自分に合う転職エージェントを見つけましょう。
