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年間休日104日の休日の少ない会社に勤めたらブラック企業だった しんどい・きついだけで終わらない

就職・転職体験
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一般企業で年間休日104日の会社ってどうなの?

⇒きつい・しんどい・休み少なすぎ!

と言うのが実際に年間休日104日の会社に勤めた私の感想です。結局1年経たずに転職しました。

 

仕事も大事ですが休みも重要です。

人生を楽しみたい、プライベートも充実させたい、そして仕事でもパフォーマンスを向上させたいという人にはお勧めしないです。

 

住み込みの仕事とか日雇い系の仕事など特殊な勤務形態を除く一般企業での年間休日が104日や105日のところってブラック企業なんじゃないかと言う見解。

というのも私が実際勤めたに年間休日104日の会社がガッツリなブラック企業だったのですが、何故休みが少ないのか社内状況などから分析して感じたのが『休みが少ない会社=余裕もゆとりもない会社=ブラック企業化』だと思ったこと。

 

内定貰ったけど年間休日104日のところだけど大丈夫?今まさに年間休日104日のところで働いてるけどきついという人に読んでいただきたい内容です。

 

ひとまず今の会社が休みが少なすぎてやってられない。転職を考えている20代の方であるなら、年間休日104日などのブラック企業を徹底排除している企業のみを保有している転職エージェントの利用をお勧めします。(20代~30代の若者向けの転職エージェントです。)

 

関連記事:ブラック企業徹底排除!第二新卒の転職に強いおススメ転職エージェント【職歴なしOK】

 

年間休日104日ってそもそもどういう出勤形態なのか

知らないと損している働き方

年間休日とは会社が1年間に設けている休日の事です。

1年間は52週間あり、1週間に2日間休みだとすれば104日休みになります。

 

シフト制のところもありますが、だいたいが土日のみの休みの形態でしょう。

 

完全週休2日制と週休2日制の違い

余談情報ですが『週休2日制』と『完全週休2日制』との違いについて。

 

  1. 週休2日制⇒月に1回以上2日の休みがある週があり、他の週は1日以上の休みがあること
  2. 完全週休2日制⇒毎週2日の休日があること

 

『週休2日制』と『完全週休2日制』との違いで混同してしまっていますが、『週休2日制』は月のどこかの週が2日休みならこの表記になります。

つまり今週2日休みだったら後は全部週1休みになる可能性もあります。

完全週休2日制はこれは1年を通して1週間に必ず2日間休みがあるという事です。例えば土日が必ず休みなど一般的なカレンダー通りなお休みですね。

 

年間休日104日の会社は『完全週休2日制』になりますがその他の祝日が一切ありません。

なので『完全週休2日制』と書いてあってもしっかりとその他の祝日や夏季休暇・年末年始の休みなどもあるのか確認しましょう。

 

年間休日104日って法律的にどうなのか

法をかいくぐっている可能性

労働基準法では年間休日105日が最低限の休日の日数です。

ですので年間休日104日はガッツリ違法になります。

 

しかし労基も最近では厳しくなってきており改善が勧められているが104日と表記がないのに実際入社してみたら年間休日104日だった会社に勤めてしまいました。

それが休暇項目で『完全週休2日制』の罠でした。

これ以外に休暇について書いていなければ年間休日で104日と書かなくてもバレないのかなと。

 

なので完全週休2日制の表記のみには気を付けましょう。

 

そして年間休日104日や105日が如何に休みが少なくてヤバいのかを以下で比較しております。

 

年間休日が104日は年間休日100日以下とほぼ同じ労働時間

1日の労働時間は年間休日数で若干変わってきます。

100日超えているところは1日8時間労働ですがそれ以下は1日の労働時間が8時間以下と定められています。

 

年間休日100日以下の1日の労働時間

 

年間休日96日:7時間45分

年間休日87日:7時間30分

年間休日78日:7時間15分

 

 

年間休日104日のところは残業などいらないものを省いて純粋に1日8時間勤務したとして年間労働時間が2,088時間になるのですが、なんと年間休日78日のところと7時間しか年間労働時間が変わりませんでした。

 

休日日数は26日と1カ月近く違うのに年間労働時間はたった1日分の労働にも満たない時間の差です。

如何に年間休日104日のところが働かされているのに休みが無いのかが伺える。

 

年間労働時間を比較

年間休日120日の場合:245日 × 8時間 = 1960時間年間休日104の場合:261日 × 8時間 = 2088時間

年間休日78日の場合:287日 × 7時間15分 = 2081時間

 

これを見てそれでも休みは休みだろ!と捉えるのか、休日が最低レベルのところ並みに働かされている過酷な勤務時間と捉えるのかはお任せしますが、求人票で年間休日78日のところに勤めたくないですよね。

それが答えです。

 

 

ちなみに87日の年間休日だと1日の勤務時間は7時間30分ですので単純計算で年間労働時間が2,085時間。

104日の年間休日2,088時間と比べるとたった3時間の差しかありません。

大差がほぼないのです。

 

年間休日が104日の会社は年間休日100日を切る87日や78日の年間休日の会社で働いているのと実質変わりがないと考えると労働はたくさんさせられている割に休みが少なすぎるという数字が見えてきます。

 

週2日のみの休みだけなのが辛いししんどい理由

人としての健康的な働き方ではない

働いてみて感じたのは週2日の休みは何とかやっていけるのではないかと1~2ヶ月働いて感じてきたが、3ヶ月が過ぎるころから辛さが募ってきました。

2日も休みがあるという考えから2日しかないという考えに…。

 

休日を楽しめない・遊べない

 

3連休や大型連休がどれほど仕事へのモチベーションに繋がっていたのかを目の当たりにしました。

この時私は休みがあるから仕事も頑張ろうって気持ちにもなれることを知りました。

 

毎週金曜日のお昼を過ぎてからやっと明日から休みなんだと解放感が出てきたけど日曜日の朝になると明日からまた5日も働きづくめなのか…。

これを何年も続けるのは辛い。

 

大型連休がないので旅行なども行けない。

地元が離れていたので実家にも帰れないし、思い切って遊ぶこともできませんでした。

ただ働くためだけに多違勅をチャージする休日2日間でした。

 

疲れが取れない

 

たった週2日の休みだけでできる事は週5日働いた疲れをいやすのでも足りなかったくらいでした。

 

毎日遅くまで働いて金曜日の夜遅くに家に着き、寝て起きたら土曜日の15時を過ぎていて夕方前なんてのはよくありました。

起きたら休日初日の半分が終わっていたらあと1日しか休みないじゃんと絶望します。

 

起きてから活動できる事を思うと土曜日の後半と日曜日のみの1.5日分くらいしか休みの日を感じることができませんでしたね。

 

本当に全くといっていいほど疲れは取れないです。

 

会社の事を忘れられない

 

せっかくの休みなので会社の事なんて忘れて遊んだり趣味に没頭したいものです。

が、毎週毎週2日のみの休みに慣れてくると3連休とか大型連休で旅行に行っている人がうらやましくなります。

2日だけの休みってどこかで会社の事、月曜日から出勤だという事がよぎって抜け出せないんです。

 

マジでご褒美で3連休やゴールデンウイークが欲しいものです。

 



104日しか休日がないからだけでこんなに辛いわけではない【ブラック企業×104日のコンボきつ過ぎ】

年間休日が少ない本音

そもそも何故104日だけの休日設定にしているかその本質をもっと追求すべきでした。

 

『休みが少ない会社=余裕もゆとりもない会社』

 

私はこう感じました。

 

あくまで私がいた会社で感じたことではありますが、休みが少ないってそれだけやることが詰まっている会社であることは間違いないとは思います。

 

こんな工程式が出来上がります。

 

会社にお金がない⇒そうだ!人件費削ろう!⇒働き手が不足して仕事が回らない…そうだ!休みを減らそう!

 

人材不足って仕事の量に対して人員が不足している状態です。解決できないのは会社の経営者が社員や会社、そして働き方に対して資金を使わない(使えない)からでしょう。

労働者一人が1日にできる仕事の量にも限界があるので休みを減らして働いてもらおうという事ではないかと感じました。

 

また人材不足な会社は1日にたくさん働いても欲しいので、私がいた会社はほぼ強制で残業があり1日13~15時間働いて終電で帰る日が多かったです。

年間休日が少ない会社=残業が多い会社である可能性も高いです。

なので実質2日の休みどころか休みなく働かされているような粗悪な社会人生活がスタートします。

 

ハロワで探す求人情報に記載されている『月の残業時間』は当てになりません。

 

休みが少ないと体調を壊し始めるが治す時間も無い

蓄積する疲労

同じように職場では体調を良く崩す人が多かったです。

年間休日104日と残業により長時間労働のコンボでどんどん体力奪われていきました。

 

デスクワークだったのですが座りっぱなしでヘルニアになった人、過労のストレスで逆流性食道炎になった人、酷い人は血便を出して休職せざるを得ない人までいました。

血便の人は体調を崩したこの人は辞めましたね。

 

本来だったら少し体調が変だなと思ったときに休養を取るか、病院にでも行きたいところですがそういった時間が取れないので悪化しやすい。

症状が悪化しきってから会社を休んで病院に行く人や辞めて行かれるパターンが蔓延してました。

 

体を壊すために働いているわけではないが、自己管理がなかなかしづらいのは確かです。

 

うつ病になるリスクもある

休みが少ないからうつ病になるというわけではないけど、ワークライフバランスが保てなかったり働く以外で何もできず生きてても楽しくないと感じ始めると自然と精神が病んでいきます。

 

会社でもうつ病になって辞職した人もいましたし、抗うつ状態で働いている人もいました。

仕事をまじめにする人はとくに心が病んでいっていましたがそれでも働かないといけないと社畜の精神を貫いていました。

 

うつ病だった人はその仕事を辞めてから少し気持ちが落ち着いた人もいましたが、体を壊すほど働くって本来の働き方ではありませんよね。

 

会社は社員の健康面も管理する義務がありますが体調を崩してしまった人のほとんどは自然と消えるように辞めていきます。

体を壊すと何もできなくなりますが会社は自分がもし働けなくなった時は何もしてはくれないんです。

 

休日がしっかりあるって社員の健康を保証していることにも繋がると感じました。

 

休みを楽しめないと仕事へのモチベーションもパフォーマンスも低下

ワークライフバランス

休みって何のためにあるのか。

仕事で疲れたから体を休めるもよしですが、やっぱり遊びたい!プライベートを充実させる時間でもあります。

 

そんな休日がただ体力チャージするためだけの2日間となってしまって仕事するために休んでいる生活でした。

 

楽しみがあるから仕事頑張ろうと思えるし、リフレッシュできたら仕事のパフォーマンスも上がります。

ワークライフバランスが保てなくなってしまうと結果的に仕事がはかどらない、生産性の低下につながります。

 

何でも海外と比べるのは良くないかもしれないが、世界でも働き方の見直しがされて週休3日の制度を実施している企業は社員のメンタルが向上し仕事へのパフォーマンスも上がったという事でなんと週5日勤務と同じ仕事量をこなせたという結果が出ました。

 

働く日数が多ければ仕事がたくさんできるというわけではないんですよね。

働いてても疲れてぼーっとしてしまう無の時間が割とありましたので。

 

年間休日104日は少なすぎます!自分が辛いならそれは過重労働です

年間休日だけの数字だけで見ると104日程度でもピンピンして働いている人や110日あるけどちょっときついなと感じる人など様々です。

その理由が上記で書いたように残業が多いとかも関係して、年間休日=実際に休めている日数か分からないからです。

 

また個人によって体力の違いやストレス耐性の違いなど様々です。

あの人は少ない休日で働けているのに自分はできないと考える必要はないといいたいですね。

 

個人の体力の他にも会社自体の職場環境が良かったり、仕事内容がそこまで重労働ではない、また残業が少ないなどの会社で100日程度だったとして全然耐えられるという人もいますが、激務過ぎて残業も多いし仕事への責任感とノルマで精神的に押しつぶされそうという人で120日の年間休日があってもつらいわけです。

 

今の年間休日でやってられない、辛いというなら働き方を見直すか思い切って別の会社への転職を考えた方が自分の体と将来のためにつながります。

 

年間休日が少ないからと愚痴っていたけど結局は自分が悪かった

入社当時は104日もある。100日超えてるからいけるよね。

週休は完全2日制だし。

と考えていたけど実際働いてみたら1日の労働時間が長いし、一人暮らしと言うのもあって土日だけの休みでは家事に追われるし、ベースとして仕事の疲れは残ったまま。

体力チャージと家事だけするつまらない休日でした。

 

人によって仕事が好きだから休日は少ない方が良いとか時給で働いているからたくさん働きたいとか、体力に自信があるから休日が少なくてもやっていけるという人ももちろんいますが私には無理でした。

 

そんなことを言っても会社の規定は変えることなんてできません。

もっと言うとそんな会社を選んだ自分が悪いのです。

 

現在年間休日104日のところに勤めて辛い、ぎりぎりの状態だという人に言いたいことは、その生活を変えるなら自分が変わるか環境を変えるしかない

嫌なら自分から何か行動しないと、ほんとなんにも変わりません。

 

自分を変えるならもっと仕事の効率を上げて定時で帰れるようにして体力を温存したり、生活を見直してみたり、筋トレをして体力を付けたりなどいろいろできます。

もう一つは環境をスパッと変えること。

 

ずっとこのままこの生活は無理。できない。

他にもたくさん会社はあるし、違う働き方だってあるかもしれない。

環境を変えるだけで全く違った生活ができるのにそれが怖くてなかなかできなかったけど、むしろこの生活を続けて辛いしんどい、もう嫌だと疲れる毎日を送っていく未来の方が嫌だと気づき重い腰を上げました。

 

年間休日104日の会社に入りたくないならハローワークは絶対にやめておけ!

そもそも何故私は年間休日104日という会社に就職してしまったのか。

私はハローワークで見つけました。

 

ハロワでの就活を否定しませんが質が悪いしハロワの職員の方もただ仕事を紹介するだけでその他のバックアップは一切ありません。

他にも無料でちゃんとした仕事を紹介してくれる転職期間があるのでわざわざハロワで仕事を探すのはお勧めしないです。

 

ハローワークって求人掲載が無料で会社の審査などもハロワ側は一切行わないのでブラック企業の巣窟でもあります。

利用したとしても慎重に求人を見定めましょう。

 

とはいえハロワの求人って求人票が嘘だったという事例も少なくありません。それだけハローワークは掲載している会社の情報を把握していないんです。

 

年間休日が120日以上あり残業も少なめの会社がいいな、と労働時間やその他の待遇面を充実させたいならハロワで就活は遠回りにもなりかねないのでやめておきましょう。

 

祝日も休めるかは自分で決められる

会社を選ぶのは自分です

私は祝日がなかった会社で働き続けるのは無理でした。

しんどかったです。

 

結果的に転職をしましたが、行動するなら早く動き出すべきだったと少し後悔しています。

転職活動はやると決めた人は本当に行動が早いしすぐに自分が求めている会社へ入っていきます。

 

私がなかなか転職に踏み出せなかった理由は会社での人間関係もできているし請け負っているプロジェクトもある、新人から入社した時はできないことが多かったけど今では任されることが増えてきて仕事にはやりがいを感じてはいる。

 

ただ、疲れは積もりに積もっていたのと、正直なところ会社行きたくないってはっきりと思いながら出社していました。

こんな状態で仕事しても効率は下がっていく一方です。楽しさよりも不満と疲れの方がどんどん大きくなっていきました。

 

祝日がない会社で働き続けるのが嫌だ、疲れたと感じているならその時が行動すべきタイミングです。

少なくとも今からでも行動へ移せば今の会社以外で働ける選択肢が出てきます。

行動することは自分の人生を変える事でもあります。

 

働き方を変えたいのであればそのための行動を始めましょう。

 

現状維持よりも環境を変える方が楽なのに気づくべき

現状維持より行動の方が遥かに楽

外国人とも一緒に仕事をしたことがあるのですが、日本人は彼らと比べてチャンスを逃し、苦行を美徳として考えている崇拝心が強いなと思いました。

辛くても今の会社を辞めたら後がない、他にも自分よりももっと休みのないきつい仕事をしている人がいる。まだ自分はマシだ。

もしくは今の環境がよくないからと別の環境に行くなんて怖い。辛いけどその辛さに慣れていく方が楽と考えている。

 

はっきり言って奴隷精神です。今はもうそんな時代ではありません。

 

確かに辛いのに慣れてしまえば別の環境へ行くための行動をする気力を使わなくていいので、新しい事を始める勇気がいらないです。

転職しても失敗するかもしれない、こっちの会社の方がよかったと思えるかもしれないと日本人の考え方って失敗した場合の事しか考えていないんです。

 

環境を変えてしまえば休みが増えた、給料も上がった、職場環境も良くなった、プライベートが充実したなどの事もあるんです。

 

失敗するのは理由があります。ちゃんと調べていなかった、情報収集が足りなかった、妥協で決めたなどです。

ちゃんと行動すればそんなことにはならないといいたいです。

 

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