年間休日104日と土日のみが休みで祝日は一切なかった会社で働いてときの話です。
結局休みがなさ過ぎて体は休めないし、大型連休がないので旅行などの遊びにも行けないし、それに加えて残業が多くて仕事量も半端なかったので割に合わないと思い1年足らずで会社を辞めてから転職しました。
よく過重労働にあたいする労働時間とか日数とかの統計を取っているところもありますが、自分の体が常に疲れていて辛いならもう過重労働です。
その会社に勤めている限り規定は変わらないので休日日数も変わりません。
私は休みが少なすぎると感じたこの会社を辞め、年間休日120日は絶対に確保されている会社のみを選んで転職しました。
結論になりますが休みが少なすぎる会社で働いててツラいなら転職して休みが取れる会社に移るしかないです。
転職を考えている、休みがちゃんとある会社に移りたいと考えているならまずは転職の準備を少しでも始めることをお勧めします。
転職経験からお勧めする転職エージェントや転職サイトについては転職4回経験して本当に役に立ったおすすめ転職サイトと転職エージェント【保存版】を参考にしてください。
- 祝日がない会社で年間休日も少ない会社に勤めている
- 休みが少ないので体力的に限界がきていて転職したいと考えている
気になるところから読む
祝日が休みではない会社で働いている意味【会社の餌食】
私が祝日も働いていて感じたことですがそもそもその仕事は祝日まで働く程価値のある仕事なのかどうかということ。
会社に雇われている身なのでその組織の規定通りに働かないとお給料もらえないので四の五の言ってられないというのはごもっともだけど、世の中には自分と同じ職種で同じような能力や仕事をしているのに自分よりも高給で休みもしっかりある会社で働けている人がいます。
何が違うのか…?
会社選びです。
当たり前のことを言いますが、ほんとにこれだけです。
業界によっては祝日がないシフトで働く会社もありますが、それでも選ぶ会社ってめちゃくちゃ大きい。
休みが少ない分たくさん働いてて偉い!なんていう時代はとっくに終わっています。
むしろ休みの充実している会社で働く人ほど仕事へのパフォーマンスが高く、高収入です。
転職の仕方でちゃんと休みが充実している会社を見つけることは可能ですし、今のスキルや経験が実はほかの会社ではかなり銃砲されることだってありました。
実際私は転職で休みが増えて年収も増えました。
転職活動ってめんどくさいし、タイミングや職種などによってなかなか決まらないということもあるかもしれませんが、行動しないなら今の休日日数から解放されることはありません。自分だけが現状を変えられるのです。
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働くために休んでる?休むために働いている?どっちなのか
働いて得た給料を何に使いたいのか?
休みがなさすぎる会社で働いていた時はお金を使う余裕はなかったけど、定収入で東京の23区内に住んでいたのでそれなりにお金は出て行ったし会社の飲み会に参加させられた時は月に2~5万は飛んでいきました。
正直自分の娯楽や趣味には使えなかったです。
使えたとしても身だしなみのために美容院に行ったり、おしゃれでも何でもない消耗品の服をユニクロで買うだけでもお金がどんどんなくなっていく。
これ全部自分の楽しみのためじゃなくて、働くため、働いているうえでの付き合いのためにお金を使っていました。
本当だったら連休があれば旅行に行きたいし、興味のあるイベントとかに参加してみたいし、語学を学びたかったので英会話レッスンとかに週1でもいける時間とお金に使いたかったけどそういうのが一切なかった。
最低限の身だしなみと会社のため、会社の人たちとの交流のためにお金を使っていました。
もちろん仕事の内容は好きではあったのですが、それでも所詮は仕事です。
会社で働くためにお金を稼いでるみたいな感じになっていて、かなりつまらない社会人生活でした。
自分で稼いだお金を自分の楽しみや幸せのために使えないなら何のために働いてお金を稼いでいるんだろうとずっとモヤモヤしていたのも大きな要因となり会社を辞めるきっかけにつながりました。
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祝日休みじゃない会社は1年の5分の1しか体感的に休めてない
祝日がない会社とちゃんと祝日も休みとしている会社とでは約26日~30日も休日日数が違ってきます。
1ヶ月も休みが違うと思うと相当きつい働き方をしていると気づくはずです。1年が13か月ってヤバいです。
仮に完全週休2日制で土日のみが休みの会社であればせいぜい年間休日は104~105日程度です。
休みはまぁ100日超えてるから年間休日80~70日程度のところに比べたらマシだと思っていたらそんなことはありません。
1年の労働時間を104日・78日のところとで比較してみたら休日は26日も違うのに年間労働時間が7時間しか変わらなかった。
たった1日で埋まる差です。
【年間休日120日の場合】
(勤務日数)245日 × (1日の労働時間)8時間 = (年間労働時間)1960時間
【年間休日104の場合】
(勤務日数)261日 × (1日の労働時間)8時間 = (年間労働時間)2088時間
【年間休日78日の場合】
(勤務日数)287日 × (1日の労働時間)7時間15分 = (年間労働時間)2081時間
休日100日の壁に騙されてはいけませんね。
年間休日100日切ると1日の労働時間が8時間を切ります。それを積み重ねると年間休日78日のところで働いている人たちと年間休日104日で働いている人たちの労働時間はそんなに差がない事が分かりました。
年間休日78日って1年の4.6分の1程度の休み。
少しざっくり見ると1年の5分の1しか休めていない。(かなりざっくりですが)
この休みが少なすぎる働き方をしている方たちと同等の働きを虐げられているのが祝日関係なく働かされている会社です。
休みは日数で考えるよりもどれだけ働かされているかを見るべきです。
120日以上なら年間労働時間も短く、1年の3分の1は休めている。
これが通常なんです。
自分と同じ能力で同じような仕事をしている人でも会社が違うだけで自分が自由に使える時間が大幅カットされています。
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そもそも祝日を休暇にしていない会社はろくな会社ではない?
これは私が勤めていた祝日も関係なく出勤していた会社に居て感じたことですが、休みが少ない会社って碌な会社じゃない。
本質的に考えて祝日も働かせるメリットってどう考えても会社都合でしかなく、社員の事なんて何も考えていないようなところでした。
会社に自分の時間を搾取されていると考えても過言ではない。
職人や祝日が設け時などの特殊な仕事の世界は分からないが、一般企業で会社勤めの人で祝日がない働き方を規定にしている会社について感じたことをまとめています。
祝日を儲けていないっていう事はそれだけ社員を働けせているわけです。
祝日がしっかり貰える会社の年間休日120日前後といわれているのでそれと比べで祝日のない年間休日の104日の会社でだと1年間の労働時間は128時間の差が出てきます。
計算は以下の通り。
【年間休日120日と104の1年間の労働時間の差】
120日 - 104日 = 16日
16日 × 8時間/日 = 128時間
普通に考えて年間休日が120日のところと祝日が一切なく週休2日のみの年間休日の104日のところでは16日もの休みの差が出てきます。
これだけの時間を休みを削ることで1人の人間で賄えるので職場では最低限の人数しか雇っていないのに仕事の量が半端なく多い。
労働者と仕事量の割合が合っていないのに祝日を削ることで何とか仕事を回していたといった感じに働いていて感じました。
上記で書いたように忙しいけど人を雇う事に投資をしたくないというセコイ会社は人材不足で忙しいです。
人材不足な部分を本来なら休日な日でも労働させることで仕事を回しているが、人材不足なことには変わりありません。
いくら祝日を減らして出勤数を増やしても1人が1日にできる仕事の量と16人が1日にできる量とはでは仕事のスピードも出来上がりのクオリティの質も変わってきます。
働く側にゆとりがなく体力もぎりぎりな状態で働かせているので、働く時間を増やしても忙しいのは変わりないと感じました。
祝日関係ない会社だけに当てはまるとは言いませんが、休みが少ない会社は休む者への評価がとにかく厳しい。
これは1日休むというだけでなく、昼食時間を早めに切り上げているかとか、残業は1日何時間しているかとか、仕事のできよりもとにかく労働時間の長さを重視しているなと感じました。
今の時代からすると古風な評価の仕方です。
休みがない・少ない=仕事をしている(できている)
と考えている人がまだまだ多いんです。
仕事を早く終わらせて残業せずに帰ろうとすると
“仕事終わったんならこれも手伝ってよ。”
と他人の仕事に巻き込まれるし、仮に逃れて帰れたとしても次の日に
“残業せずに帰られると部署の評価が下がるからやめてくれ。”
と言われました。
いったい働くって何なのって思いました。成果や利益ではなく労働時間で査定される。
働いているふりをして給料もらうより無駄な時間を省いてしっかりと休むべきではないでしょうか。
年始からいきなり出勤したは良いが取引先の会社は年末年始はもちろん休み。
仕事を貰える期間が休んでいるのではっきり言って祝日に出勤しても仕事がない・暇だったという事も多かったです。
そこの会社に勤めてもうベテランとなっている人なんかは怒り爆発でタイムカードを切る時に
“正月早々から仕事なんかやってられっか!”
と言って定時ぴったりに打刻して帰っていきました。
他の若い社員も大きな声では言えないが国民のみならず世界的な休みの時でさえ会社に来て、結局仕事がそんなになくだた出勤しただけという行為にいらだっていました。
- 人件費をケチっている
- 人材不足で忙しい
- 業績よりも残業や勤務態度で評価する
- 仕事がなくても出勤させられ職場の雰囲気が悪くなる
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祝日が休みじゃない会社に居続けるのは無理
そもそも1週間7日間の内5日も働いてずっと休みが2日だけってどこかで気が狂いそうなときが何度かありました。
入社したての時は良いですよ、頑張ろう!って思えてましたから。
しかし入社して試用期間が終わり、仕事に慣れてきた3ヶ月目あたりから辛い、休み欲しい、辞めたいと頭の中でぐるぐる考えていました。
とりあえず普通にカレンダーの赤の日は休みたい、3連休欲しい…。
とにかく大型連休や祝日での3連休を羨ましく思ったし、この当然ともいえる休日がもらえないことっておかしいんじゃないかと思い始めました。
そして勤務日数が増えたとて仕事のパフォーマンスが上がるどころかむしろ下がっていった。
何より不服だったのが祝日がないせいで出勤する日数も増えるのでまるで仕事のために人生ささげているような働き方で、自分が楽しむための時間が取れないって何のために生きていて働いているのかと疑問を持ち始めたことでした。
友達や家族でもGWや年末年始・夏季休暇など長期休暇で国内や海外旅行へ行ったりと遠出をできる人がとにかく羨ましかったです。
大型連休はニュースでも騒がれるだけあって国民みんなの楽しみです。
それが無い。
ちゃんと遊ぶことやちゃんと休暇をとることや何かに没頭するプライぺーとな時間を過ごすには毎週2日だけの休日には限界がありました。
大型連休になると世間が少しざわざわっとした感じになりますし、運行のダイヤ変更やニュースでも大型連休についてどのように過ごすのかの記事が出始めます。
まとまった休暇があるなら普段なかなかできないようなリフレッシュの仕方で海外旅行へ行かれる人や、思い切って超短期で行ける1週間留学に行く人もいました。
登山やシュノーケリングしに沖縄へ行ったりとアウトドア系の遊びはかなり自由に行えます。
あぁー羨ましいと思いつつ、連休に旅行なんて混むだけだ!と皮肉っていました。
皮肉に見つつも本心では絶対に会社ではない外へプライベートで時間を過ごした方が楽しいのは知っていました。
私が今日祝日だったのかと気づくのはランチ時のお店の込み具合とか、行きつけの店が祝日なのでお休みだった時でした。
店の前で
“あぁまじかぁ、そっか今日祝日だったかぁ。”
ととぼとぼ別の店を探してとくに大型連休のゴールデンウイークとか正月などの休日は特に飲食店はこぞって休みにしているところも多かったので昼食難民になりました。
他にも祝日出勤して昼休みに外へ出て街を歩くと歩行者天国になっていたり、ビアガーデンが昼間からオープンガーデンのようになっていたり、ちょっとしたお祭りになっている時もありました。
大衆の浮足立った雰囲気って本当に影響力があります。
別にニュースを見なくても出勤での公共機関や少し外を歩いたり、お昼にお店に行ったりするだけで今日は休日だったんだと嫌でも感じてしまう。
普通に考えて本来みんな休んで遊んだりリフレッシュしたり、何かしら自分のために時間を使える日に働いていると思うと嫌ですよね。
その祝日が無い会社では祝日がない事が常識的な世間になっていたけど、普通に考えてこんな世間モチベーションが保てないって思いました。
会社で社内改善調査のようなアンケートが来たときに祝日も休みにしてくださいと書いたのはいい思い出でした。
上司には苦笑いされて
“気持ちはわかるけど、無理だろうなぁ。”
でしたね。
まとめるとこんな感じです。
- 連休がないので遊ぶ楽しみがない
- 大型連休に嫉妬する・国民の休日とはと不満に感じる
- 祝日出勤の日の昼休みで世間の休みを知り異常だと感じる
- 貰うべき休日が減る分仕事へのモチベーションがなくなる
結果的に休みが少ない会社に働いてて企業にとっても生産性のない人材に追い詰めているような状況になっています。
自分自身も休みが少ないせいで常に疲れていてとにかく仕事のパフォーマンスは下がったし、そのせいで会社の人間関係も不穏になったり、周りもピリピリしてたり、それがプライベートにまで影響してて働いてお金ももらってはいるけど不幸も一緒にもらってましたね。
転職しようにも休みが少ないのでなかなか始められなかったけど、最初は転職サイトに登録するだけというところから始めてみました。
結果的にエージェントが付いてくれていざという時の転職活動がスムーズに進んだので、今の会社の休日日数を考えると長くは働けないと悟っているのなら今からでも転職活動の準備くらいは始めておきましょう。
エージェント利用まで行かなくてもサイトで求人情報を見るだけで、転職できるチャンスを見逃さないので次に進むためのアンテナを張るのは必要です。
転職4回経験して本当に役に立ったおすすめ転職サイトと転職エージェント【保存版】
会社を辞めたいけど辞められない
私は祝日なしの年間休日104日の会社に勤めていたのですが、平日はフルで仕事だったのでなかなか就活が難しかったです。
半休をとって転職エージェントに相談しいくつか会社を紹介してもらえましたが面接日の調整が難しかったり、働きながらだとなかなか転職活動にフォーカスできなかった。
結果的に私は会社を辞めてからいくつかの転職エージェントをフル活用して就職先が決まりました。
内定を貰えた期間は2週間ほどで決まりましたね。一般的には大体転職活動には1~3か月くらいかかると言われています。
私は早期で決まりましたが、会社を辞めてゆっくり腰を据えて2か月くらいで次の場所を決めるというやり方の方がお勧めです。
会社に辞めることを言うのが怖い、辞めたいけど引き留められて今までズルズル働いてしまっているなら弁護士が対応している退職代行サービスを利用してみましょう。
弁護士が代行してくれるので法に基づいて会社を辞める手続きをしてくれますし、有給消化や残業代の請求などの申請もすべてやってくれます。
辞められないなら専門家に相談することも重要です。
弁護士が対応の退職代行サービスについては会社を辞めたいなら弁護士に相談できる退職代行サービスを利用すべき理由【無料あり】でまとめています。(※相談は無料です)
休みがなくて就活に時間がさけないなら本末転倒です。
こんなことなら先に会社を辞めてしまって転職活動に集中する方が本来正しい転職なように思います。
器用な方は在職しつつ転職活動ができるかもしれませんが、休みが少ない会社でそれをするとキャパオーバーになってしまいます。
動けるうちに動くべきですが、それが無理ならすっぱり辞めて転職の時間を作って行動するというのも一つの手です。
ただこのご時世、転職活動をしてもすぐに決まるかは分からないと不安になって動けない方も多いです。
だからこその転職エージェントであり、サポートが必要なのかなと思います。
ぶっちゃけ求人がなくならない限り転職は可能ですので、まずは自分が行ける可能性を見てみるだけでもやるべきです。
転職4回経験して本当に役に立ったおすすめ転職サイトと転職エージェント【保存版】
祝日はやっぱり重要です
私は祝日がなかった会社で働き続けるのは無理でした。
しんどかったです。
結果的に転職をしましたが、行動するなら早く動き出すべきだったと少し後悔しています。
転職活動はやると決めた人は本当に行動が早いしすぐに自分が求めている会社へ入っていきます。
私がなかなか転職に踏み出せなかった理由は会社での人間関係もできているし請け負っているプロジェクトもある、新人から入社した時はできないことが多かったけど今では任されることが増えてきて仕事にはやりがいを感じてはいる。
ただ、疲れで何もかも嫌になっていきました。
人間健康でないとうまくいきません。自分に合わない出勤日数であるなら会社を変えることが先決です。
祝日って大事なんだなって思いました。
休日がちゃんととれる会社に転職するために少しでも転職活動に足を踏み入れるなり、会社を辞める準備を始めるなりで行動を始めましょう。
今からやるやらないかで少し先の未来が変わってきます。
何もしないなら来年も3年後も祝日がないことにモヤモヤしながら働くことになっていますが、今行動にシフトできていれば数か月後には休みが充実していて仕事もその分メリハリがついて健康的に働ける職場で働いているかもしれません。
ほんとに今できるかできないかって少し先の未来がどうなるかに繋がるので、祝日がある会社、休みがあって人生にゆとりある生活にしたいなら行動しましょう。
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