語学留学やワーキングホリデーをしたいけどどの留学エージェントがいいのか分からない。
ウィンテック留学センターってネットの広告や街でもよく見かけるし、英会話スクールも実施しているみたいだからこれから留学行くのによさそうだな。
とはいえ、他にも多くの留学支援サービスがあるから本当にここでいいのか利用経験者の話を聞いてみたい。
こういった疑問に答えする記事となっています。
私はイギリスとオーストラリアへ2カ国留学をしたのですがその時に利用したエージェントがウィンテック留学センターになります。
結論を先に言いますと、あんまりおすすめしません。
ウィンテックは手数料やサポート料が有料となっているのですが、他の有名で実績のある留学エージェントはこれらすべてのサポート料が無料です。
ただサポート量をしっかり払っているからと言って留学先でのトラブル時にしっかり対応してくれるのかというとそうではなかったので、損した気分、ぼったくられた気分になりました。
私だけでなく留学先でもウィンテック経由で留学しに来ていた日本人が5名(私含めて6名)とワーホリでも1人ウィンテックを介して来ていた人の訴えを聞いていたので、この身近な利用者に対してもトラブルに関する対応も酷いものでした。
ウィンテック留学サービスが気になるけど実際どうなのか知りたい、個人面談に申し込んでしまったけどどうなんだろうという方は、是非参考にしてください。
ウィンテックってどんな人におすすめなの?営業がしつこいっていう話についてはコチラでも解説しています。
気になるところから読む
手続きの書類管理が適当だった
海外留学やワーキングホリデーに行ってみたいけどそのためにどんな準備が必要なのか分からないならエージェント利用した方が早いし確実です。
どの国にするか、学校はどこがいいのか、VISAの申請の仕方、必要書類、保険などやることがいっぱいありそうだけど、何をしたらいいのか分からない時の窓口が留学エージェントです。
私の場合3か月イギリス留学とその引き続きでオーストラリアに留学兼ワーキングホリデーをしました。
2カ国分の学校の申請や、イギリスでは学生VISA、オーストラリアではワーキングVISA。
全然わからなかったけど、留学エージェントにお金を払って任せました。
しかし私が選んだウィンテックの対応は終始不安なものでした。
そのエージェントとの書類の作成の段階での話。
“あれ、あなたこの書類作ったっけ?
そういえば保険の申請ってしてたっけ?”
と任せていることなのにこちらに確認が来たりし、結果的にはしっかりやっていたのだけど書類作成の段階でずぼらな部分が見えていました。
またやり取りは全部ため口でした。
管理も適当なのがみえ
“ここ利用して本当に大丈夫なのか”
と何度も思いました。
担当が悪いとかではなく会社的に少しおかしな接客対応(?)だと思いました。
その理由は私以外のウィンテックを利用して留学に来ていた数名の日本人も同じようなことを言っていたし、実際にトラブルが起こった時はかなりひどい対応でみんな怒っていましたね。担当にもよるかもしれませんがちょっとウィンテックの社風的に適当なところはあります。
有料だから仕方ないかと費用の面は考えていたのですが同じサービスをしてくれる留学エージェンシで無料のエージェントも複数あります。これは留学してから他のエージェント経由で来てた日本人からしりました。
ただそれぞれのエージェントにもそれなりにメリットデメリットはあるので実際にいくつかエージェントに相談して比較するのが一番です。
見積もりなどのお金の話がかなり適当 支払額が繰り返し変更される
それを踏まえても最初に見積もってくれてた金額が140万円ほど。(宿泊、学費、保険、航空券etc…)
ですが実際に請求されたのが170万ほどで30万円も値段が変わってきました。
また最初のイギリス留学兼ワーホリの話の時は100万あれば行けるという説明を行けました。
が、実際にはイギリスのみでも140万ほどでしたのすでに40万ほど超えていて、こちらの計算がかなり狂いました。
多く見積もって少なくなるのはありがたいが少なく見積もられて数十万単位で差が出てくる。
しかもこちらが留学の手続きなどをお願いして、私が作成しないといけない書類などを集めたりと準備に取り掛かり、プログラム申請金とかの前金などを支払って身動きが取れなくなってから価格変更を受けました。
正直数万円ではなく数十万と0が一つ違っているのはこちらが計画しているどれくらいお金を貯めないといけないかのという貯金事情、そしてそのために生活をどう切り詰めるかというプランがなし崩しにされかなりきつい節約をしました。
実際にあった悪対応
海外でやはりトラブルにあった際に不安です。
だからエージェントに高いお金を払って契約し助けが必要な時に助けてもらう機関を設けたのですが一番重要で助けが欲しいときには非対応でした。
トラブルの内容いくつかまとめます。
- 留学中の学校生活でトラブルが起こったが数日放置
- クレジットカード紛失
- 途中で学生ビザからワーホリビザに切り替え
クレジットに関しては死活問題です。
すべて私が抱えたトラブルではありませんが、同じ学校で出会った日本人が同じ店舗でのウィンテックのエージェントを使っていたのでいろいろ話を聞きました。
学校でのルームメイトが同部屋で異性を連れ込みラブホ代わり
まず学校の話はかなりひどいです。
ルームメイトの不祥事に対し、どうしたらいいのか何とかしてほしいと訴えたところ、連絡が3日ほど来ず…。
やっとこ返ってきた返事が
“海外なのでそんなこともありますよと返ってきました。”
またこれらのメールのやり取りは全てため口で行われましたが、正直これに関しては好みですね。
タメ口で負担苦な対応が好き、相談しやすいというか方もいますので。ただタメ口と言っても私の担当はちゃんと大人な対応はわきまえていた感じでお姉さんが下の子を面倒見るって感じのタメ口でした。
話は戻しましてこの事件が起き私はお金を払って不快な生活を送り続けている状況でした。
事件の内容は私の英語レベルではとても説明できるものではなく、ややこしい話を英語でイギリスの学校にうまく伝えられる自信はもちろんありませんでした。
ネイティブレベルでも難しいと言われましたね。
なので契約しているエージェントに相談をすることにしました。
英語がうまくできないしどう説明したらいいのかもわからないから学校にこの出来事を伝えてほしいとエージェントに連絡しても取り合ってもくれず、やっと来た返信はめんどくさいのでスルーしたい気持ちがありありと感じる内容の返信メールでした。
私の他に同じウィンテックを利用していた日本人留学生が周りに数名いたためこの事態を団体で訴えたら会社も動くんじゃないかと協力してくれました。
みんなそれぞれの担当にその事件の事を訴えてくれました。
大勢で動かないと動いてくれないんだなってこの時学びました。
幸運にも同じエージェント仲間が訴えをみんなで伝えてくれて、やっと学校に取り合ってくれましたが、何も変わりませんでした。
変わらなかったのは学校側の理解がなかったからだと思うのでエージェントに対しての非はないのですが、その前の動きがあまりにも遅いなと感じました。
周りのウィンテックを利用している留学生も不信がっていました。
その時の事件の詳細について
クレジットカード紛失して困っているのに問題解決は自分でして
クレジットカード紛失はかなりつらい、死活問題です。
海外ではクレカはとても主流で現金をあまり持ち歩きません。
なので我々留学生の多くはクレカが盗難や紛失にあった時も別のカードでしのぐためにキャッシュパスポートというクレカの保険カードを作りお金を分散して管理します。
しかし主となるクレカが紛失や盗難にあった際は結構手間がかかります。
紛失の件をまず保険会社に連絡しどう行動したらいいのかは分からないため、やはりここでもエージェントを使いたいですよね。
ですが返ってきた対応は
“メールに添付した書類のデータをもとに自身で申請してください。”
この書類はすべて英語で作成しなければなりません。
イギリスで起こったことなので。
あまりにも丸投げでした。
語学を学びに来ているのでそんな特殊な書類を解読するだけでも大変苦労しますし、これでいいのかという不安もあります。
どうやら個人情報などを含む者に対しては手を付けれないので自分でやってということらしいのです。
被害に遭った日本人留学生は学校の担任の先生と事務員の方の協力をえて書類を作成しておりましたね。
本来はエージェントがするようなサポートを留学先の職員の人たちに助けてもらうとは。
クレジットカードに関するトラブルは最もよくあることであり、そして重大な事件でもある。
エージェントが対応できないなら他の日本語がわかる期間に繋げて専門的に対応してくれる部門などもあるはずなのにそのアドバイスすらなかったそうです。
本当にこんな対応が一般的なんでしょか。
新しいクレジットカードを再発行するためにパスポートと学生証などの身分証明書が回収されるためその期間は身動きは取りずらいのでお気を付けください。
イギリスではお酒を飲む場(hubなど)ではパスポートの提示または身分を証明する学生証が必須になりますのでこの期間は飲みに行くことが困難です。
途中で学生ビザからワーホリビザに切り替えの相談も無理の一点張り
こちらは学生ビザでイギリス留学に来ていた日本人が滞在中ににワーホリの抽選に当たり、就労用のビザに切り替えたく相談した際に返ってきた返事が
“そういうのは聞いたことないのでできるかわかりません。”
こちらも分からないからプロの機関を頼って聞いているのにまさかの返事でこの日本人もあきれていました。
もうエージェントとは関わることを諦めて
“もういい、自分で調べて先生とかの力借りて何とかやってみる。”
と自分で調べたり詳しい人を探して聞いてみたりして何とか作成していました。
そしてイギリスのワーキングVISAの作成はもちろんすべて英語です。
こういう書類の作成はかなり難しく、英語がまだまだ未熟なものからするとかなり不安であり分からないことだらけです。
いざという時に何の助けにもならなかった。
対応からラフすぎる、不適切、遅い、いろいろ言い方はありますが多額なお金を払ってこの対応は詐欺に近いと思いました。
有料だった意味がまるでない
留学のエージェンシは有料しかないと思い込んでいたのですが留学エージェンシーは無料の機関もあります。
もちろんトラブルに巻き込まれた際にしっかりと対応のあるものです。
同じイギリスの学校で別のエージェンシを利用していた日本人がいたのですが、その人はエージェント利用料などは無料だったと言っていました。
そしてイギリスにも支店があり何かトラブルがあったりしたらリアルタイムで連絡ができるからメリットも大きい。
ウィンテックは日本にしか会社がありませんので、何かあった時は9時間の時差を待たなければなりません。
トラブルが起こった時はずっと不安で仕方がありませんが大きな時差の時間を待ってやり取りをするためスムーズにことが進みません。
日本時間の営業時間になればすぐ連絡が来ると思っていたが数日連絡が空くことがあってあまりにも遅すぎました。
有料のエージェントだから何か特別な対応で守ってくれたり、迅速だったり、融通が来たりという事は一切なかったことが身に沁みました。
こんなことなら手続きやサービスなどが無料で、留学先に支店があるところを利用するのがまだましかと思います。
留学・ワーホリの満足度はエージェントで大きく変わる
海外に行ってトラブルにあってしまうのは仕方がない事です。
しかし問題はその対応をどうすべきか、納得のいく解決ができれば別にトラブルって怖いものでも嫌な思い出でもありません。
自分が安心する結果になれば経験値としてこんなこともあったなと海外での常識を知るきっかけになるからです。
ただ今回感じたのは留学先ではエージェントを介してトラブルの相談をしても、結局は遠隔地なので直接的に何か助けてくれるわけではない可能性もあるということ。
ウィンテックの場合は担当によりけりかもしれないが大事にしないとトラブル対応に動いてくれない場合もあるってことです。
もちろん金銭的にかかわることやクレカやパスポート紛失の場合は必要最低限の書類発行とか段取りは教えてくれますが中身まではしてくれないので自分でどうぞって感じなんでしょうね。
ウィンテックは留学利用者が多いのでいろんな情報を知れる点はかなり良かったですが、他にももっといいところはあるかなという感想です。
こんな最後に持ち上げるのもアレですが、ウィンテックにもメリットはありました。その件についてはコチラで解説しています。