新卒で会社に入ったはいいけど休みが少なすぎてプライベートがほとんどない。
体力的にも精神的にも疲れてしまいもうこの会社辞めたいけどまだ社会人1年目。
一般的にどこの会社でも3年は勤めるべきだというけど、そんなの体持たない。
同期で辞めた人もいるし自分もそろそろやめようかな。でも職歴1年目からの転職って厳しいのかな。
こういった悩みをお持ちの方に読んでいただきたい記事となっています。
- 初めての会社に入社して1年目くらい
- 新卒・既卒入社の若者
- 休みが少なすぎて会社を辞める事を考えている
- 転職したいけど職歴が浅いので不安
気になるところから読む
休みがない・勤務時間が長くて辞めたいなら早めの決断を!
まず休みが少ないと思われる年間休日日数ですが、平均的な年間休日は108日、一般的な年間休日は120~125日と言われています。
1日8時間勤務で毎日働いて体力的にきついと感じるのは108日以下の会社だと想定します。
とはいえ、100日切ってても元気な人もいれば、110日でもちょっとしんどいなという人がいます。
ぶっちゃけた話休みが少ないと思う日数は主観でOKです。
ひとまずここでは105日程度の年間休日の会社で働いていることを想定して書きますが、今の休みだけでは体力的にもきつく辞めたいと考えているのであれば早めに退職するための準備をしないと危険です。
ましてや自分のプライベートが持てないレベルの年間休日は働いてても生きてても楽しくありません。
長期労働はブラック企業である可能性も高いですが、そもそも自分の体力に合わない働き方をしているから休みが少なすぎると感じるわけです。
体力や精神的にもきついのであればそれは過重労働であり、それが長続きしますと体調を崩したり中にはうつ病になってしまう方もいます。
休日が少なくほとんどの日数を働かされている結果、健康状態や気持ちが憂鬱になっており悪くなっているのであれば、最悪健康被害となり仕事を辞めざるを得ない状況になってしまう可能性もあります。
一度体を壊してしまいますと社会復帰するために年単位で時間を要する場合があります。
辞めたいという気持ちはそうならないための危険信号だと認識してください。
休みが120日以上のちゃんと土日、祝日、その他の休暇をしっかり貰いたいのであれば転職をしてリセットするのも一つの方法です。
休みが少ない理由で退職する早期転職者は多い
休みが少なくてつらいという事はその働き方が自分にとって『過重労働』である証拠です。
入社して1年目で会社を退職したアンケート結果で休みが少ないなどの理由に当たる『仕事がきつい』は第2位に当たります。
- 1.成長できる環境でない
- 2.仕事がきつい(精神的・拘束時間的に)←コレ
- 3.仕事がつまらない
- 4.給料が安い
- 5.社風が合わない
- 6.人間関係が上手くいかない
- 7.会社で嫌なことがあった
- 8.入社時に妥協した
- 9.結婚したい
若者の退職理由のアンケートは様々な転職エージェントやキャリア研究団体などが行っていますが、休みが少ない事や夜遅くまでの残業により拘束時間が長いなど労働時間が多すぎる理由で辞められることは常に上位を占めています。
これは特に若者に至ってではなくどの年代にも言える事ですが、見切りをつける判断にはなります。
ただ入社してまだ1年(もしくはそれ以下)や3年も職歴のない第二新卒に当たる期間に早期退職して転職をするのは大きなデメリットもあります。
まずは転職への行動を移す前にそのデメリットを把握しておきましょう。
新入社員が早期に転職するデメリット
普通であれば1度はいった会社には長く勤めたいものですし、ステップアップのためだとしても3年は働いてキャリアアップしていきます。
1年程度の職務経歴で転職することはリスクはつきものです。
- 経験が乏しいので戦力にならない
- ストレス耐性・忍耐力が無いと思われる
- 転職理由が曖昧になりがち
入社して1年目くらいだとまたすぐに辞めるのではないかと懸念されたり、スキルが乏しいので戦力としての採用はまず難しいです。
早期退職して転職をする若者のリスクは主に経験値の低さや忍耐力の低さにありますので社会人として説得力のある職務機関である3年は働いて欲しいわけです。
が、これは会社がホワイト企業である場合です。
休日が少なくしんどい・辛いと体に限界が来ている場合は明らかに過剰労働です。
転職へのリスクよりも今ある体を守るために会社を辞める決断をするのは必須です。
何故会社の休みが少ないのか?
そもそも休みが少ない会社って理由は何なのか?
本当にシンプルなもので儲かっていない会社か、トップだけがお金を囲っていて労働者に対しては働きゴマとして見ているような会社である可能性が高いです。
主に3つ理由をまとめます。
- 経営・事業がうまく行っていない
- 忙しいのに人材不足
- 人を雇えないのでコスト削減
忙しいから働く日数や残業時間が増えるわけです。
しかしこれらは人材が十分に足りているのであれば仕事を分配して終わらせることが可能ですが、人1人雇うだけでもそれなりのコストがかかります。
ざっと世に言われている平均ですが採用段階で求人サイトやエージェントでの紹介料などで46万円程、そこから教育費が23万円と言われているので新人を1人雇うのに70万円近くかかっています。
人材にお金をかけられないので不十分な労働メンバーに無理してもらえれば人が足りない分回せるという事です。
こんなずるい会社は長居はできないです。
休みが少なくて転職準備ができない人に勧めること
新卒で初めての会社に入ったとして、1年目で辞めるのは転職するのに不利となります。
多くの転職活動者は在職しつつ転職活動しますが、休日が少ない、労働時間が長いなどで会社への拘束時間が多い方はなかなか転職活動へ移ることができません。
転職は不安ではありますが、1度退職してから就職活動を進める事を推奨します。
理由は自分の体や精神状態をまず正常にしてから1つの行動に集中した方が絶対にいい結果が得られます。
ただ会社を辞めるのは本当に不安です。
実際に私が年間休日104日(完全土日のみの休み)しかなかった会社で働きながら転職活動をしていた話をしたいと思います。
休みが少ない会社で転職活動を両立する方法
転職活動を両立させるにはそれなりの時間を確保するほかありません。
可能な方法は主にこの3つです。
- 有給をうまく使う
- 病欠を利用する
- 昼休みを利用する
有給をすでに取得できるのであれば半休などにして午後から転職エージェントに相談するなり、すでに会社に応募をしていて面接があるのであれば自分で取得した休みを使う。
1日丸々休むのは有給を転職に使うためであるなら少しもったいないので半休にして、得た時間を就活に当ててください。
そして病欠といいつつ仮病ですね。
会社によれば病院での診断書がないと病欠と認めないところもあったり、休めば給料が減ってしまう会社もありますが有休を使えないのであれば病欠を理由に時間を作るのが現実的です。
別に丸々1日病欠でなくとも、体調がよくなったことにして午後から出社するなどしてバランスをとってください。
休むとめんどくさい会社や給料が減る会社って大体が休日の少ない会社にありがちなので、自分が居心地が悪くならないようにしましょう。
やめる前提でもこれは重要です。
ただ病欠の場合はめったに使うべきではありません。3ヶ月に1回でも多いと言われているので病欠を理由にして転職活動する場合はガッツリと情報を得られるようにいくつかのエージェントに一気に相談しましょう。
そのために予約は前もってしておくことです。
最後は有給も減らさず、また会社にも目を付けられないのがお昼休みの時間を利用することです。
が、何も1時間で会社から転職エージェント行くわけではありません。主にこの短い時間ではエージェントに相談することくらいでしょう。
ただ営業とか個人で外に行って仕事をしている方でしたら割と行けるやり方ではあります。
私は昼食はコンビニなどで買い10分程度で終わらせて、残った時間は社外に出てからスマホで転職エージェントに電話相談をしていました。
ただいずれは来社しなければなりませんし、来社できないのであれば具体的な相談や求人の紹介は不可能です。
この昼休みを利用して電話でエージェントに相談できたことは『職歴1年以内ですが仕事は探せるのか』『平日は休みがないので土日で相談はできないのか』の2つくらいでしたね。
私が電話をかけた転職エージェントは残念ながら職歴1年未満の求職者は対象外として別のエージェントにたらい回しにされました。
結果的に休み時間を利用して転職エージェントに電話をかけても具体的な話にはなりませんので、私がおすすめするのは有給を活用することです。
しっかりと時間を作って転職エージェントに相談で切るのであれば、その日に気になる会社や相性の良い会社を見立てて紹介してくれ、そのまま応募することも可能です。
1度エージェントに行けさえすれば話はどんどん進みますので次に決まるのは面接日です。
面接がいくつかできれば会社を辞める勇気にも繋がってきますし、内定が出ればさっさと出ていけます。
在職しながらの転職活動はまさに二足のわらじ状態ですので大変ではありますが、別の会社に入れば休みが少なすぎる事で辛い思いをすることがなくなります。
休みの多い会社に移るために少しの踏ん張りところです。
今すぐ辞めたいならリスクは覚悟しておくべき
過重労働で毎日出勤で体が持たず限界だ。
自分の体の限界は自分にしか分かりません。
ぎりぎりまで耐えるのではなくしっかりと健康な状態で退職してください。
体を壊しそうな程辛いのであればその会社は辞めましょう。
ただ辞めるとなっても有給などをしっかり使ってから辞めるのは重要です。
初めて入った会社が休みが少なすぎて早期離職してしまうのは転職で不利になることも多いですが第二新卒に当たる年齢(25~6歳以下)なら転職はそこまで難しくはありません。
ただリスクとしては仕事を辞めれば給料も入ってこなくなります。
お金の心配をしつつ転職活動をすることになりますが、会社を辞めた分すべての時間を転職に集中させることができますので早期に仕事が決まることも珍しくありません。
とにかく今の会社が休みが少なくて辞める事を考えているのであればどちらにせよ転職エージェントには登録し、相談へ行きましょう。
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